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チャイさんのお家で わいわい
5月24日(金)
昨晩、眠りにつく前にもう一度庭に出た。屋根の向こうの空が明るい。もしかして。と思い、道路に出た。まんまるの月が煌々と輝いていた。月輪も大きく輝いていた。とても美しかった。うっとりと眺めた。お月さまに手をふって「おやすみ。」と言って中に入った。
調べてみると、5月の満月はフラワームーンというそうだ。素敵。先日、友人Rさんと月と花のメールをやりとりしたばかりだ。
夕方気がついたのだが、Rさんから昨晩メールが来ていた。
Rさんも ふっと顔を出した満月を見ていたそうだ。そして、調べてみるとフラワームーンだったとメールに書かれていた。
同じ頃、同じ月を見ていたんだなぁ、そして5月の満月はフラワームーンと呼ばれていることも同じようにして知ったんだなぁ。と思い、とてもうれしくなった。
朝、目が覚める。むくりと起きあがる。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。小鳥たちが歌っている。白い蝶々が ひらひら飛んでいる。うっとり。
カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
カゴの中のママミィの様子を見る。ちゅ〜るにお薬を混ぜて食べさせる。ささっと支度をしてママミィを こもれびの森に連れて行く。
到着すると、ミケちゃんがすぐやってきた。ママミィをカゴから出す。一目散に走って行った。元気そうでよかった。
家に帰る途中、役場広報課のKさんから電話。おんがっぴーの新しいグッズができたので持ってきてくれるということ。なんだろう。楽しみだ。
家に帰り着く。メールが来ていた。
新しいお仕事のZOOMミーティングは月曜日の午前中になった。
役場のKさんがやってきた。新しいグッズを渡してくれた。
それは、おんがっぴーがプリントされたリサイクルコットンのマルシェバッグだった。
マルシェバッグって初めて聞いた。まるみを帯びたトートバッグのことらしい。うすい生地で出来ていて、くるくる丸めて紐で留めれるエコバッグ。という感じだ。静かな色合いが可愛い。
見送りに外に出る。恒例のクローバー畑を見ながらおしゃべり。
ごはんさんと少しおしゃべり。
コープさん、グリーンコープさんがやってくる。
OKさんからメッセージが来た。
遠賀町の広報誌 6月号を見たということ。
「特に 6Pの写真は笑顔が素敵ですね ^_^」と、書かれていた。なんのことだろう。と、思う。どうやら先日の式典で賞状をもらっているところが載っていたらしい。
遠賀町民の私がまだ見ていないのに東京のOKさんがもう見ているなんてすごい。
ネパールのキャロルから久しぶりにメッセージが来た。外国人観光客向けのホテルを経営しているキャロルの家族。元気そうでよかった。
仕事をする。
お散歩に行く。
夕方、とうもろこしを食べていると、ピンポーンとチャイムが鳴った。
「は〜い!」と言って玄関に出ると、チャイさん、ぷりんさん、トゥインクルちゃん、バンブーさん、Kくんがいた。勢揃いだ。
日が長くなってきたから、またみんなで夕方の散歩を始めたのかな。
クローバー畑を見ながらおしゃべり。Kくんが白い花の中に混ざった、ほんのり頬を染めたようなピンク色の花を見つけて摘んでいる。
「ピンク、ピンク。」と言って見せてくれる。
みんなで わいわいチャイさんのお家に行く。
6月号の広報誌が届いていた。みんなで見る。
Kくんとお店屋さんごっこをする。架空の食べ物をみんなで食べる。もぐもぐ。
今度はKくんがマットレスの上で踊り始めた。歌い始めた。ノリノリだ。かなり上手だ。手拍子して応援する。チャイさんがおもちゃのマイクを出してきた。スイッチを入れると本物のマイクみたいに声が響いてエコーもかかる。
そのマイクを持ってチャイさんとKくんが自分たちで作った即興のラップを大声で歌い始めた。踊りはかっこいいけれど歌詞がヘンテコだ。おもしろくて笑い転げる。
今度はふたりで相撲を始めた。私が行司になった。「のこったのこった!のこったのこった!」と声をかける。
Kくんの勝ちぃ〜!
ぷりんさんが小さなミシンを持ってきた。どうやらボビンの糸が絡まって上手く動かないようだ。ふたりで一生懸命直そうとする。難しい。
「ごはんさんがいたら直してくれるのにねぇ。なんでも直しちゃうよ。」と話す。
そこに一度帰ったバンブーさんとライラックさんがやってきた。チャイさんたちとバンブーさんたちは隣同士。バンブーさんの手にはKくんのご飯。
バンブーさんに
「ミシン…。」と言うと、
「あー、オレ分からんかった。」と言った。
ライラックさんに
「ミシン…。」と言うと、
「どれどれ…。」と言ってトライしてくれた。そして、
「無理やね。」と言った。
チャイさんが
「夜、オレが直してみる。」と言ってボビンの糸をブチっとちぎった。あ。
「直らんかったらミシン屋さんやね。」と、ライラックさん。するとチャイさんが
「これ、安かったから新しい良いミシンを買ってあげる。」と言った。
ぷりんさんがうれしそうにしている。一同
「おぉ〜。」と言った。
トゥインクルちゃんが今日着ている可愛いワンピースは ぷりんさんの手作り。この小さなミシンで作ったそうだ。とても上手。愛情いっぱいのワンピースだ。
わいわいおしゃべりしながら、ふと時計を見ると20時だった。あ。修一郎の夕食を忘れていた。慌てて帰ることにする。みんなが玄関まで見送ってくれる。
Kくんが投げキッスをしてくれた。可愛すぎる。私もキスを投げ返した。楽しい時間はあっという間に過ぎる。ほのぼのと楽しいきもちを抱いて、暗い中 てくてく歩いて帰る。
チャイさんとバンブーさんはお隣同士で家族のようにお付き合いしている。わが家と ごはんさんもお隣同士で家族のようだ。とても恵まれているなぁとしみじみ思う。
家に帰ると修一郎が起きていた。急いでお蕎麦を茹でる。あれこれおかずを作る。
クリシュナさんの奥さまウルちゃんからメッセージ。
正式に小学校の先生になって、山の上の貧しい村の学校に派遣されたそうだ。そこで子どもたちにメチャくん絵本を渡して授業でお絵描きをしたということ。活用してくれていてよかった。
夜、庭に出る。まんまるのお月さまがカナリア色に輝いていた。きれい。しばらく眺める。そして手を振る。ぽつりぽつりと星も瞬いている。植物たちは眠っているようだ。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。
カカオが走り込んで帰ってきた。ちゅ〜るをあげる。目を閉じておいしそうに食べている。可愛い。
これから眠くなるまで仕事をしよう。
今日もいい一日だった。
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ちょっと くしゃくしゃだけど…