時間が味方してくれているみたい
11月22日(水)
今日も朝起きて、ウーちゃんとルーちゃんの水槽にくっついて「おはよう。」と言う。
「あっ、みるみるだ!おはよう〜!」と、言いながら近づいてくる。ような気がする。
まずカカオにご飯をあげて、次にウーちゃんとルーちゃんにエサをあげて水を換える。
ゴミを出しにゆく。
戻るとき、カサカサッカサカサッと大きな落ち葉があとをついてくる。
「みるみる〜待って〜!」と言いながら一生懸命ついてきているみたいで可愛い。
わが家の駐車場のはじっこで止まった。
りんごの木の様子を見る。
紅い小さな実に朝露がきらめいてとてもきれい。
うっとり。
きゅうりさんと、ほんの少しおしゃべり。
家に戻り仕事をする。2点め。集中する。もくもく。
オーブンに、さつまいもを みっつ入れる。今日も焼き芋にする。
いつも両親が送ってくれる なると金時は、ほくほくしていて優しい甘さの素朴なものだ。今回は、ちがう種類のお芋を送ってくれた。少しねっとりして甘い。どちらもそれぞれ とてもおいしい。
今年は、このねっとりしていて甘い方がおいしい気がする。
部屋中に甘いお芋の香りが充満する。幸せ。
修一郎が起きてくる。
食事を用意する。
お芋が焼きあがった。ごはんさんにも ひとつお裾分けすることにしよう。あつあつなので、アルミホイルとキッチンペーパーで包んで持ってゆく。
ごはんさんに焼き芋を渡すと、「ありがとう。」と受けとって、
「はい、これ。」と言って、私が食べれる大好きなプリンを ふたつくれた。びっくりして、すごくうれしかった。
「この前買ったの、もう食べたかなと思って。」と、ごはんさんが言った。
物々交換のようだ。
家に戻り仕事をする。すごくはかどっている。
夕方、友人のRさんからメールが来た。
私が3時ごろ眠りについた日、Rさんも3時ごろ眠ったという。
こういう偶然って、なんかうれしい。
珍しい時間帯で同じころ眠りについたと聞くと、離れているんだけど、ぐっと距離が近づいて いっしょにいた感じがする。
以前、北カリフォルニアで暮らすモラー直子さんとZOOMで話していたとき、
「昨日の夕食、天ぷらにしたのよ。」と直子さんが言った。
私もその日の夕食は天ぷらだった。
そういう、日常の中の ささやかな偶然ってとても楽しい。
夕食の支度をする。
修一郎は寝ているので下ごしらえをしておいて、起きてきたら仕上げることにする。
私は先にウーちゃんとルーちゃんを眺めながら食べる。
仕事をする。
2点め、間にあいそうだ。びっくりだ。時間がゆっくり進んで味方してくれているみたい。
修一郎が起きてきたので、夕食の仕上げをする。夜食用のお弁当も用意する。
仕事をする。
夜、庭に出る。寒くない。
月が少しずつふくらんできている。月の光のグラデーションがきれい。
今日もオリオン座が ぴかぴか輝いている。小さな星たちも ぴかぴか瞬いている。みんなきれい。
夜空にむかって「もうひとがんばりするよ〜!」と両手を振る。
カカオはいつもの椅子の上。
さぁ、仕事をしよう。
今日もいい一日だった。