すごいタイミング
11月4日(土)
朝起きてウーちゃんとルーちゃんにエサをあげて水を換える。
カカオにご飯をあげる。
りんごの木の様子を見る。
もう収穫できそうな実がふたつある。ちぎろうかな。と思いつつ、紅い実が可愛いので、もう少しそのままにして眺めて楽しむことにする。
家に入り、ご飯を炊く。
今日、ごはんさんは暗い頃に家を出て、夜暗くなってから帰ってくる予定。
なので、私が ごはんさんのお庭にいるメダカと金魚たちにエサをあげることにしていた。
玄関の前にエサとスプーンが置いてある。
赤ちゃんメダカのエサ。大人のメダカのエサ。金魚のエサ。
「ご飯ですよ〜。」と言いながら、少しずつスプーンですくって桶に入れてゆく。
メダカも金魚も水面に上がってきて口をパクパクさせている。可愛い。
水草がたくさん浮いている桶は、そーっと水草を動かしてエサを入れる。
生き物に食べ物をあげるのって本当に楽しいな。カフェをしている人ってこういうきもちなのかな。と毎回思う。
家に帰ると、ピンポーンとチャイムが鳴った。
「は〜い!」と出ると、佐川急便さんだった。
「なんかきたよ〜。」と、ドライバーさん。
「あっハガキだ!」と言って、受けとる。
仕事部屋に持っていって開封する。
今回のメチャくん絵本の印刷完成が、予定より遅れることを書いたお知らせハガキだ。いい色が出ている。やった!
遠賀信用金庫さんが、2024年のメチャくん卓上カレンダーを作られた。それをたくさんいただいたので、そのカレンダーといっしょにお知らせハガキを送ろうと思っている。
先週、空模様の封筒にカレンダーを入れて宛名ラベルも貼った。あとは、このお知らせハガキを入れて糊付けするだけだ。糊付けがちょっと時間がかかる。
いつも封入作業は まりこりんが手伝ってくれていた。今回はハガキだけを送る予定にしていたので、まりこりんに「封入作業ないから大丈だよ。」と言っていた。
そのとき、
ピンポーン。とチャイムが鳴った。
「は〜い!」と言って玄関の引き戸を開けると、なんと、まりこりんが立っていた。すごくびっくりした。すごいタイミング。
私が食べれるお芋やレンコンやりんごなどなどを袋に入れて持ってきてくれた。すごくうれしかった。
仕事部屋に入ってもらう。届いたばかりのハガキを見せる。そして、カレンダーも送ることにしたと説明をする。
「封入しましょう。」と言ってくれた。
さすがだ。助かる。
いっしょに封入して糊付けしてゆく。ふたりですると、あっという間に終わった。
「それにしても、すごいタイミングだね〜。神様が まりこりんを送ってくれたみたい〜。」と、私。
「そうですよ〜。私、今日はすぐ帰るつもりだったんだけど。今、みるさん忙しいし、私も庭仕事あるし、でもなんでかあがっちゃったし。」
と、まりこりんが言って、ふたりで笑った。
しばらくおしゃべり。
しいたけ農園を見せる。
もうずいぶん椎茸っぽくなってきている。
「可愛い〜可愛い〜。」といっしょに眺める。
帰りにりんごの木をいっしょに見る。
「可愛い〜可愛い〜。いつまでも見てられる〜。」
「花も楽しみですね〜。」
「ね〜。」と、笑顔。
帰るまりこりんを見送る。ありがたいなぁ。
まりこりんが帰ったあと、修一郎が起きてきた。
しいたけ農園を見せる。
「マタンゴみたい。」と言った。
「マタンゴってなに?」と聞く。
マタンゴというのは、昔あった映画の題名だという。
どんな映画なのかというと、「きのこを食べて、きのこになる。」という話らしい。
コメディがファンタジーなのかなと思っていると、ホラーだということだ。修一郎が子供のとき、マタンゴを見て怖くて眠れなかったそうだ。
「きのこ」の歌をうたう。
♪き、き、きのこ き、き、きのこ♪
修一郎の食事の用意をする。
食事をしたらまた寝た。
仕事をする。
夕方、散歩に行く。坂道の途中にすごく大きなカマキリがいた。
「こんにちは。」とあいさつをする。
じっとこっちを見ているので、しゃがんで何回も「こんにちは。」と言う。
ふと顔をあげると、知らないおじいさんがこっちを見ていた。
おじいさんにも「こんにちは。」と言うと、「こんにちは。」と言って階段を上っていった。
夕食の用意をする。
ごはんさんのメダカと金魚が、ちゃんとエサを食べたかどうか見に行く。
完食だった。やった!
にりんさんが車をきれいにしていた。何か切ったり貼ったりしている。おしゃべりする。
家に帰ると修一郎はまだ寝ていたので、夕食をお弁当仕立てにして ふたつ作っておく。起きたときに食べる分と、夜中か朝方食べる分。
カカオはずっと椅子で寝ている。
ウーちゃんとルーちゃんを眺めながらりんごを食べていると、ウーちゃんがあくびをした。ものすごく可愛かった。笑っているみたい。2回した。「可愛い〜!」と叫んで、水槽にしがみつく。
夜、庭に出る。
空全体を雲が覆っている。いつもの大きな星がひとつ、ベールの向こうで輝いているように見える。それもきれい。神秘的。
noteを書いていると修一郎が起きてきた。
用意しておいたお弁当仕立ての夕食を もぐもぐ食べている。
これから夜中まで仕事をしよう。
夜中になったら手を止めて、オタマトーンで「星に願いを」を奏でよう。
そして、眠ろう。
今日もいい一日だった。
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