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どこにいても

7月31日(水)
昨晩遅くケガをした。
びっくりして、痛くて、わんわん泣いた。
大ケガじゃないので、どうぞ心配しないでくださいね。

どうしていいか分からなかったので、しくしく泣きながら車を運転して近くの救急受付をしている病院に行った。

「大人だけど泣いています。」と言うと、

「痛いですよ〜。」と看護師さんが言ってくれた。

深夜の病院のロビーには受付の方と看護師さんと私だけ。みんな優しかった。受付奥の宿直室みたいなお部屋に置かれた小さなテレビがら映像が流れている。なんか昭和っぽい。

しゅぽしゅぽ 血圧を測ってくれた。

「血圧すごく下がってますよ!大丈夫ですか!?」と、看護師さん。

「え。大丈夫です。」と、私。

「上が82で、下が52ですよ。」と、心配そうな看護師さん。

「いつもこれくらいです。」と、私。

「え。いつも?これが普通?ずっと?生活で困ることないですか?」と、看護師さん。

「ずーっと前からです。困るのは朝早く起きれないくらいです。あとは元気です。」と、私。

当直の先生に診察と処置をしてもらう。先生も優しかった。
明日の朝かかりつけの皮膚科に行くように言われた。

家に帰ると夜中の12:00だった。
星がたくさん輝いてとてもきれいだった。ケガは痛かったけれど、星空見れてよかったなぁと思いながら、うっとり眺める。

朝、目が覚める。
朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。

う。痛い。かかりつけの病院へ行く。

診察とか検査とか処置とか、いろいろしてもらう。お薬をもらって帰る。

先生も看護師さんも薬局の人もみんな優しかった。

左足は痛いけれど、真っ青な空に白い雲がぷかぷか浮かび、緑が強い光に輝いてとてもきれいだった。うっとりする。

ケガをしたのが手や右足じゃなくてよかったなぁ。と、つくづく思った。

世界中でいちばん安全だと思われる自宅の寝室でケガをするなんて、ケガをするときはどこにいてもするし、しないときはネパールのジャングルにいてもしないんだなぁ。と、思った。

家に帰りつく。

午後、お仕事に行く前の ごはんさんと少し話す。ぴょこたん ぴょこたんしているので、とても心配してくれた。そして、可愛いキノコの料理人のおもちゃをくれた。

カカオにご飯をあげる。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
今日はルーちゃんの水を換える。

冷蔵庫の中の野菜を整理する。食事の支度をする。

夕方、Yさんが新鮮なきゅうりを2本玄関に置いていってくれた。

夜、気をつけながら少しだけ庭に出る。星がたくさん煌めいていた。きゅんきゅんする。
夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。

今日もいい一日だった。

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