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生まれ変わったキャンドル

6月5日(水)
朝、目が覚める。カカオが足元で眠っている。至福の2度寝。目が覚めるとカカオはいなかった。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
カカオがやってきた。今日はトンボたちがたくさん飛んでいる。羽がキラキラ光ってきれい。カッコーが鳴いている。いい声。うっとりする。

カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
ウーちゃんとルーちゃんがエサを ぱくっと食べるとき、絵文字みたいな顔になる。すごく可愛い。

「おいしい?」と聞く。

「みるみる〜おいしいよ〜。」と言った。ような気がした。

タニクちゃんたちに水をあげる。
先日、ごはんさんが観葉植物グローバルグリーンの枝が伸びたところを水につけていた。その枝から根っこが出ていた。私も真似した。ほんのちょっと根っこらしきものが出ている。

ごはんさんのポトスエンジョイはすごく元気だ。どんどん増えている。葉っぱもたくさんついている。去年、そのうちの3つを分けてもらったのだけれど、わが家に来たら葉っぱも少なくなって小さくなってしまった。うーん。何がちがうんだろう。

注文分の絵本を梱包する。

遠賀信用金庫の Nさんと Iさんと やり取り。電話で。メールで。

食事の支度をする。

小松菜スムージーを作る。小松菜を冷凍すると、まろやかな味になるような気がする。冷凍しないと青っぽさがある。それぞれのおいしさがある。

午後、ごはんさんがキャンドルをきれいにしてくれた。
そのアクアブルーのキャンドルは直径が95mmある。20年以上前のものだ。使うたびに内側だけ どんどん溶けていき、ちょっといびつな形になっていた。内側が黒くなっていて、芯も 頼りない感じだった。

溶けてゆがんでいる部分を熱とノコギリできれいに切ってくれた。そして、中を掃除してくれた。すると、なぜかお線香のかけらがたくさん出てきた。

「なんでお線香が入っているんだろうね。」

「香りづけかな?」と話しながら、もくもくときれいにしてくれた。お掃除しながら

「あれ、これ 2色みたい。」と、ごはんさんが言った。

覗いてみると驚いたことに、ずっとアクアブルーのキャンドルだと思っていたら、内側が白色の 2色のキャンドルだった。

すっかりピカピカになった。芯もしっかり出ている。うれしい。切り落としてくれた蝋はジップロックに入れた。また使えるということ。

生まれ変わったキャンドル。あ。以前の写真を撮り忘れた。

3月に、友人 KAさんが手作りの それはそれは美しいキャンドルをプレゼントしてくれた。お花や果物が入っている。あまりに美しいのでもったいなくて使えない。でも、使うとどんなふうに とろけてゆくんだろう。と、見てみたい気もする。

お風呂の電気を消して湯船に浸かりながらそのキャンドルに火を灯すとロマンティックで素晴らしいかもしれない。と想像する。しかし、わが家の昔の浴槽ジャブロンはステンレスでできている。ので、アレルギーのある私は浸かれない。しばらく使わずに眺めて楽しむことにする。

クローバー畑と花壇に水を撒く。小さな虹こんにちは。

家に入ると修一郎が起きてきた。
食事の用意をする。

くるみをローストしてスコーンを焼く。

梱包した絵本をポストに出しに行く。そして、お散歩をする。
てくてく たくさん歩いた。さわやかな風が心地いい。

家に帰り庭仕事をする。今日は裏庭ジャングルに取りかかる。
バナナさんもお庭に出ていた。

カッコーのこととか、気温のこととか、おしゃべりしながら庭仕事。

少しすっきりした。

絵の注文をいただいた Sさんとやりとりをする。
いつも完全にお任せされて描く。数年前に描いた続編となる。今月中完成をメドにがんばりたい。

夕食の支度をする。
私用のいつもの除去食をチャーハン風にしてみた。小さく切った椎茸、ズッキーニ、蓮根と卵。味付けはオリーブオイルと岩塩だけ。おいしかった。塩味だけに慣れてしまったのだろう。

夜、庭に出る。
青墨色の空にぽつりぽつりと星が瞬いている。星の瞬きは空のまばたきのようだ。街灯がお向かいの Iさんの車に反射してキラキラ輝いている。きれい。Iさんの車に星が降りてきたみたいだ。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオは遊びに出かけている。

今日もいい一日だった。

*ヘッダー画像はアクアブルーが生まれ変わったキャンドルで、白がKAさん手作りのボタニカルキャンドル。

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