「素敵な惑星に住んでる」とWが言った
9月19日(木)
朝早く目が覚める。一瞬で二度寝。目覚まし時計が鳴った。勇気を出して むくりと起き上がる。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
カーテンに映る木漏れ日の光が美しくてうっとりする。ゆらゆら揺れて光のダンスを観ているみたい。こんな素敵なショーを観ることができて幸せだ。
こういう何気ない日常のひとコマに奇跡は宿っているんだなぁ。
友人WからLINE。
昨日の日記に載せていた夕焼け空の写真を喜んでくれていた。うれしい。
「私たち、素敵な惑星に住んでる」と、W。
本当にそうだと思った。毎日のように素晴らしい空を見ることができるんだもの。恵まれている。幸せだ。
食事の支度をする。絵本のラフを描く。
午後、ごはんさんが昨晩の満月の写真を見せてくれた。とてもきれい。幻想的。輝きが強いので雲の切れ間に出ていたのかと思っていたら、雲を通しての輝きだった。なんて力強い光なんだろう。と、ちょっとびっくりした。
Wとの会話を思い出す。
シエンタの話になる。昨日の日記に、”エンブレムの痕はスクレイパーで剥がそう” と書いたのだが、ごはんさん曰くスクレイパーではボディにキズが入るらしい。なるほど。
以前、ガラス面に貼ってあったステッカーを ごはんさんがスクレイパーできれいに剥がしてくれたのでそうしようと思ったのだが、ガラス面は大丈夫なのだそう。
ということで、剥がし方を見せてくれたり、いいアイデアを教えてくれたので今度実践してみることにする。よし。
両親からメールが来ていた。
開いてみると息を呑むほど美しい朝焼けの写真が添付されていた。朝5時39分に撮影されたもの。空全体が薔薇色に輝いている。
昨日の日記を読んで朝焼けの写真を送ってくれたんだろう。と思った。
電話が鳴った。両親からだ。
なんと、昨日の日記を読む前に偶然 朝焼けの写真を送ってくれていた。びっくりした。「親子だね。」と言って笑った。
修一郎の食事をお弁当仕立てにして ふたつ作っておく。
用事で出かける。
川沿いの道を走る。川面がキラキラ光り輝いて本当にきれい。道沿いのススキも輝いてきれい。きれいなものっていっぱいあるなぁ。と、うっとりする。
用事を済ませて、大きなイオンに寄る。りんごを買う。モロゾフのプリンを買おうとして迷子になる。やっと辿り着くとプリンは売り切れていた。甘いヨーグルトを買う。
外に出ると駐車場が広すぎてどこに車を停めたのか分からなくなった。車はどこか異次元に吸い込まれたのでは…。と本気で思う。なんとか車を見つけ出した。異次元に吸い込まれていなくて ほっとする。帰路に着く。
家に帰り着いて りんごを食べる。ヨーグルトを食べる。どちらもとてもおいしい。「おいしいなぁ!」と、10回くらい言いながら食べた。
せっせせっせと絵本のラフを描く。
夜、庭に出る。
今日もまだ まんまるのお月さま。力強くそして優しく輝いていた。両手を振る。飛行機が3機チカチカ光りながら飛んでいる。きれい。
夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。
今日もいい一日だった。
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