毒親
昔は良かったの記事と矛盾のように思うが、外面良く内弁慶の家庭だった。
過干渉かと思えば突き放されたり、暴言暴力に夫婦喧嘩+八つ当たり、他人の悪口三昧の夕食…
そういう夫婦の元で育った。
母親は、片付けない溜め込み症で1円でも安いと店を梯子する。
飲み会の下ネタが下品だから嫌いだと言って参加しない。
そんな人だった。
インフルエンザで痺れて動けず、トイレに行けないとたすけを求めた小学生の私を怒鳴りつけた。
体調の悪い私にカツ丼を買って帰ってきた。
体調悪いと伝えていたし、食べられないというと今度は父親が怒り出す。
折角、母親が買ってきてくれたのにと。
しかし、外面は良いのだ。
私の友人たちからは、優しい両親で羨ましがられ、妬まれた。
毒親だと話してもだれにも信じて貰えなかった。
父親は、母親を庇う。
母さんは、苦労したんだ、貧乏性なんだ。
そんな母は、最終的にメンヘラのようだった。
もうこの世にはいない。
父親は、あれになれ、あそこへ行け、進路をあれこれ指図した。
私ができないことも知らずに(成人後に発達障害だったことがわかった)
父親には、寒い中裸足で家を追い出されたこともある。
そんな父親、今やかまってちゃんだ。
矛盾発言の連発、他人の迷惑や不快度を考えない言動行動、近頃は投げやりにもなっている。
そんな夫婦の子供の私も、夫から毒親と罵られる。
私はそうならない、優しい母親になると小学生の頃から思い描いてきた。
だけど、蓋を開けてみれば、そうはなれていない。
何故か。
発達+二次障害+既に身心崩壊しているのではないか。
夫は、広い家でのびのび育った。
私を救えるとか思ったらしい。
が、今では傲りだったと後悔する始末。
結局、私を受け止められるのも私だけなのだ。
なのに、得られなかったものを今の家族に求めてしまう。
両親の毒と似たような状態になってしまう。
こんな自分になりたくなかった。
発達障害の衝動性が邪魔をする。
辛い、しんどい。
服薬していても改善されない部分。
優しくなれなくても静かにしたい。
だけど、子供も発達障害である…子供が私を静かにはさせてくれない。
夫が私を責め続ける。
責め続けられる人生にもうんざりだ。
辛い。
何で私は、父親のエゴで高齢出産されたのか。
それが原因ではないのか。
私は変わりたいのに変われない。
加齢と共に悪化しているのは認知機能の衰えなのか、ホルモン減少なのか…
どの道こんな私に明るい未来などない。
私の人生は何だったのだろうか。
家族と話したくない。
話さなければ、問題は起きないのだ。
それはそれで、夫が許さない…夫は矛盾している。
私は、どんどん笑えなくなる。
夫は常に私を馬鹿だクズだと罵り煽る。
子供に言うのだ。
もう居場所なんてだいぶ前からないのだ。
ただ、雨風を凌ぎ、無給の家政婦をしているに過ぎないのだ。
辛い。
辛い。
辛い。