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【淹れ方】フレンチプレス
前回の記事でもおすすめしたフレンチプレス
これのメリットは何といっても手軽さと味の安定感。これと出会ってなかったら多分コーヒーがここまで続く趣味にはなってなかったと思う。
(一般的に)お湯100gに対して6〜7gの粗挽き豆を使用して、粉を入れてお湯を入れて4分経てばフィルターを下げて注ぐだけ。
専門的な言葉で言うと『浸漬法』と呼ばれる抽出方法で、紅茶のイメージが近いかも。現に自分も知るまではこのフレンチプレスの器具って紅茶のためのものと思ってたし、ホテルのカフェで頼む紅茶はこういうので出てくるイメージ笑
この方法だといわゆるドリップのような手技で味が大きく変わることもなく、ドリップによっては濾過されるような豆の油分なども全て出るので、豆そのものの味を楽しむにはむいていると思っている。これは高いお金を出して美味しい豆で飲むモチベーションにもなる。
必要な器具も写真に写っているのだけ。かさばらないしこの二つさえあればOK。別に先が細くなってるジョウロみたいなコーヒーポットも必須ではないし、ペーパーもいらない。これだけで、この手軽さで本格的な美味しいコーヒーが飲めるのは手間と継続のバランスがとても良いと思う。
味については、油分も多く含まれていることからスッキリではなくマッタリとした味わいになるので少し好みが分かれるかも。現にずっとペーパードリップで飲んでいた友人は『味が重い』『洗練された感じがない』と言ってあまり好きそうではなかった。両方飲む今となっては「なるほど、確かに!」と思う意見ではあるが、これしか知らなければ別に問題ないと思う笑
強いて欠点を言うなら、後片付けかな?抽出後のコーヒー豆は茶越しなどで回収して捨てる必要がある。ペーパードリップなら濾紙ごとポイとできるので、そこは劣るかも。(家にディスポーザーがあればそのままポイできるけど。)あとはフィルター部分の洗浄とかもちょっと手間。
自分が一番最初に使ったのはハリオのカフェプレスは入門には持ってこいだと思う。Amazonで調べたら2000円くらい。持ち手が一体型になってて、しかもフィルター部分がゴムなのでお手入れも比較的楽。ただ、全部がガラスなのでそこは注意が必要。多分最初にダメにした1番の原因が、入れたあとすぐ水道水で豆を洗い流していたこと。その時に温度差もあってガラスがペキっと割れてしまった。
実は豆に関してはいろんなところで粗挽きが推奨されているけど、その理由は豆が細かいとフィルターを通過して飲む方に微粉が入りやすくなるから、というもの。
なのでそこを気にしなければ、コーヒーの抽出と豆の挽き具合はめちゃくちゃ関係あるので、挽き具合は中挽きでも問題なし。
フレンチプレス、お勧めです!
最後に自分のフレンチプレスの入れ方を紹介
豆15gを中粗挽き
お湯280mL (深煎りの時は少し置いて温度を下げる)
1. 事前に容器とコップにお湯を入れて温めておく
2. お湯100mLほど入れて1分蒸す
3. 残りのお湯をふちに添わしながらそっと入れて3分待つ
4. フィルターをそっと下げてフィルターが出てくる直前くらいまでの量をコップに注ぐ
フレンチプレスにおいて蒸らす必要がどこまであるかは正直微妙だけど、どこかで見たレシピを真似て蒸らしている。味にか大きく関わるお湯の温度や挽き加減についてはまた今度。