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読解力を高めるApB
それでは、第8回「読解力を高めるApB」の講演会を始めます。
発想法、成長論ApB代表の那由他でございます。
復習:ApB{C1、C2、C3、、、}とは
A(テーマ)はpを第一に考えるとき、そのコツ、核心はBである、そのとき(例えば)、C1、C2、C3、、、と発想できるが、Cは統一場的にくくれる、同じ意味(ApB)である。
プロジェクトのメンバーゅさんの特性”海月楼(ゆりかご)”
改めて紹介しますが、プロジェクトのメンバーでママさんイラストレーター/データサンプリング班相談役のゅさんです。
ゅさんと知り合った当時、僕はクラウドワークスで100人ほどにからくり矢理論を用いてインタビューをしていたんですが、ゅさんはそのインタビューを最初に受けてくれた方で、そのインタビューをした100人の中でほぼ唯一、僕の話を理解してくれたのでその後もプロジェクトのメンバーとして残ってもらい、現在まで約2年以上もの間、毎月2回のインタビューに応じていただいています。
以前にゅさんの特性”海月楼(ゆりかご)”は、インタビューとからくり矢理論により「思いやりを大切にして相手の要求を聞き取る能力、要求定義能力」と説明しました。
そして、その後のインタビューからゅさんが特に力(理解力)を発揮するのが、「自分のスキル(イラストレーター)の需要を見出せたとき(※1)」であることがわかりました。
実はそこに読解力を高めるヒントがあったんですが、次にそれをApB公式で説明します。
「自分のスキル(イラストレーター)の需要を見出せたとき」をp(第一)で考えると、そのままで「自分のスキルの需要を第一に考える」ですが、それは言い換えると「自分にとっての有用性を見出せたから」、「自分にとっての有用性を第一に考える」になります。
例えば、僕も勉強をしてすぐに理解できた知識には「自分にとって何らかの有用性を見出せたから」という共通の理由があります。
なのであっさり答えが出てしまいましたが、活動計画にも書いた「僕のプロジェクトを理解してもらう」ためには、プロジェクトをp:有用性を第一に考えてもらうだけです。
※1 「自分のスキル(イラストレーター)の需要を見出せたとき」…これも”思いやり”で説明できます。
復習:”考える”とは何かを大切にすること
”俯瞰”とは「目的を把握すること」
よく「物事を俯瞰すると全体の流れが手に取るようにわかる」と言いますが、その世界に登場する人物の目的を把握すると全体像を簡単に俯瞰できます。
同じように人を読解するときは、からくり矢理論、ApB公式に基づいて、p({第一、大切にしていること、目的})を読み解けばうまくいきます。
復習:{大切にしていること、目的}は統一場的にくくれる、同じ意味と考えられる。
【フィールドワーク#4】兵頭佐紀さん
後日に「自己紹介」でもおすすめNoterとして紹介しますが、兵頭佐紀さんは僕が現在知っているNoterの中でもかなり優れた個性の持ち主です。
兵頭佐紀さんの先日のエントリー:応援される人はどんな人なのか🍀
じゃあ、このエントリーを読解するにはどうしたらいいかと言うと、ApB公式に基づいてタイトルをApBに変換して本文を統一場的にくくって同じ意味(ApB)と考えるだけです。
先に答えを言ってしまうと、今回の例でpは、
p:スポーツマンシップ、アンチ0
ApB:「A:成功のコツはp:スポーツマンシップを第一に考えるとき、B:応援されること(アンチ0)である」
になります。
まず、タイトルを究極の答え、(テーマ)とは(言い換え、コツ)であるの形、「成功する人は応援される人である」に変換します。
単純に「応援される人はどんな人か?」をAI的に考えると「応援を返してくれやすい人のパラメタの統計」になりますが、人間の場合、目的が「成功」であっても「どう成功するか?」というビジョン(像)、条件がついていることがよくあります。
兵頭佐紀さんの例では、その条件が「アンチ0で(応援される人)」なんですが、これをp:スポーツマンシップと解釈するにはプロフィールにある「バレーボールのクラブチームで活動していた経験」から読み解きます。
ではここでもう一度、先ほどの兵頭佐紀さんのエントリーを読み直してみると、一貫性としてp:「スポーツマンシップ、アンチ0」で違和感がないことがわかります。(※1)
※1…全ての言動を説明できる。
実はこの時点でエントリーを5件拝読していたんですが、まだトリックは解読していませんでした。
ですが、後日改めて最新のNoteを拝見させていただくと、やはり兵頭佐紀さんのNoteから感じる「爽やかさ、清々しさ」はp(第一):「スポーツマンシップ」と考えて間違いないようです。
知能、概念とはp(第一)を中心に構成する語彙塊
この兵頭佐紀さんのフィールドワークから言える「知能、概念とは何か?」の答えは、p:「スポーツマンシップ、アンチ0」を中心に構成される語彙塊と説明できます。
また、それが口寄せの仕組みになっていて、ApBでC(発想)は統一場的にくくれる、同じ意味と言っているのは、発想がこのp(第一)の語彙塊による例文だからです。
よく「永遠に発想し続けるとしたら、そういう”もう想”をした方がいい」と言っていますが、(大切にしていること)の例をもう想すればこの語彙は広がります。
人間の”理解”
先日、ゅさんにもこの話を聞いてもらって、「自分でもpがズレている(p’)と思う」との回答をいただきました。
兵頭佐紀さんのp:「スポーツマンシップ、アンチ0」も、{在り方、p’(特別)、、、}などと言い換えられ、それを他人に伝わる言葉で表したものなんですが、これを”成功する人”として展開するとその文字数(約1,100字)になるのに、人間の”理解”はそれをたった一言で言い表せます。
後日に「Excel、JavaScriptで日々の作業をアシスト、自動化、思考ツール開発研究会」というサークルをオープンしますが、そちらではそれをExcel上に構築する方法を説明します。
【コラム】シンギュラリティーについて僕が思うこと
ここ数日でシンギュラリティー(※2)を話題にしたNoteを数件みかけましたが、僕が思うのは「それを悲観したり、指をくわえて眺めていても仕方がない」ということです。
歴史的に考えても、そうやって”傍観”をきめこんでいたら日本だって”科学後進国”になり下がりかねないからです。
なので厳しいことを言うようですが、個人の研究家でも「自分が何とかしてやるぞ」くらいの意気込みでいるべきです。
※2 シンギュラリティー…2045年にコンピューターが到達すると言われている技術的特異点のこと、人間が予測も制御もできない”超知能”をAI、コンピューターが手に入れると予測されている。
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