271|青戸さんの発想法をChatGPTで実験してみた(若干アレンジ)
青戸さんの発想法がすごいので早速実践
まずは、青戸さんの発想法の解説ですが、
表:感情は非物質である。
裏:物質化した感情
表:宇宙は宇宙船の外にある。
裏:内部に宇宙を持った宇宙船
のように、M(大切なことを得る方法):「ある物事が持つ要素や性質の逆を考える」と考えられます。
今回は、これにアレンジを加えて、表として悪い部分を、同時にその反対の改善案をChatGPTに考えさせてみます。
例えば、表:「お菓子は健康に悪い」、裏:「健康に良いお菓子」のように、表として悪い部分を挙げ、その裏を考えてください。テーマは「メタバース」でお願いします。
(10/100点満点)
!PVMのM(大切なことを得る方法)に相当する「どうやって?」ですが、以前に試したところ、あまり良い回答が得られなかったので、今回は質問しませんでした。
ChatGPTの間違え方はWikipediaと似ている
「ChatGPTはWikipediaのデータを学習させている」と書かれていましたが、そう言えば、今回の回答も間違え方がWikipediaと似ていますね。笑
イノベーションはどうやって旧製品を駆逐したか?
以前から、「イノベーションは新しい技術で古い技術を否定することで起きる」と説明していますが、その具体的な構造については説明していませんでしたね。
プロットグラフ法でこれらを説明するとしたら、一見、「簡単で安価に大量生産」、「ポータビリティ(携帯性)」かと思えるかもしれませんが、例えば、「洗濯をしなくて良い汚れない服」だったらまだしも、洗濯機を持ち歩けるようにしたからと言って、イノベーションは起きないことから、一貫性としては「駆逐性」が正解だと考えられます。
なので、那由他もそうですが、本当にイノベーションの素質があるアイデアは、ある意味、人間から嫌がられてしまうところがあると思います。
よく「AIフレンドリー」を安易に勧めている方がいますが、各分野のトップらが「危機感が欠けている」と指摘していることには一理あります。
その苦労して書いたブログをChatGPTは10秒で書き上げられる、つまり、自分たちを駆逐しかねない能力を持っているわけですから。笑