2023/8/28 もうおしまい
チェックアウトの締め切りは11時。
それまでに朝食バイキングと、朝風呂をこなして、砂浜から朝の津軽海峡を眺めた。
始まった旅行は一瞬で終わってしまう。
昼には空港に向かって、お土産を買って、両親とお別れだ。
今後、1年おきにお互いの地元に帰省するのが、金銭的にも飼っている猫のためにも、いいかもね、という話を夫氏としていたが、両親の年齢を考えると、2年に一回だと、あと何回会えることか、と思った。
祖母に少し認知症のような症状が出てきたのも心配だ。少し悲しい。
今後はもう少し帰るようにしようかな。
気づいたら自分は30歳になる年を迎えているし、時間がたつのは恐ろしいと思った。
人生は何かをするには短いというが、何もしなくても短いのかもしれない。
それはそうと、今回の帰省で自分が親元を離れたかった理由を理解できた。
両親は最近優しくなったので、否定的なことをあまり言わなくなったが、親せきのおじとおばに否定的なことを言われて、昔は両親もそんな調子だったので、ああ、これが嫌だったんだな。と思い出しつつ再認識した。
神戸に帰ってから、悲しくなって泣いてしまった。
私はおじとおばに期待しすぎたんだろう。
愛情があれば何を言ってもいいわけではない。
こういう環境で育った私にも少なからずそういう癖があるので、大切な人を傷つけないように気を付けていきたい。
愛する者ほど大切に、甘やかしていかなければ。
しかしなんとも、こういう悲しみをちょっとずつ抱えて生きるには、人生は長すぎるかもしれない。