ローン持ち当たり前?
こんにちは。
インテリアコーディネーターでライフオーガナイザーのmegumiです。
先日はM-1グランプリ面白かったですね。
私は数年前の優勝者、霜降り明星のせいやさんが、優勝の賞金を手にした時におっしゃっていた言葉がとても印象的で、今でも覚えています。
この賞金は何に使いますか?の問いに
コレで奨学金が返せます!
と言っていたのです。
この人、高学歴で芸人目指した人なんだなー。とその時初めて知りました。
この様な方は珍しくないことです。
私の様な仕事をしているとお客様の様々な懐事情を知ることになります。
最近とても目立つのが、せいやさんのように、
奨学金を抱えながら一生懸命働く方。
私が社会に出たばかりの時には、車は地方で必需品なのですが、程度の良い中古で数年我慢し、少し自由に使えるお金ができた頃新車を考えるという人が多かった様に思います。
でも、最近の方はローンを組むことにあまり抵抗がない様で好きな新車をザンクレで買って数年乗る。そしてその後また新しい車に乗り換えて…を繰り返します。
ザンクレで買うとなかなか抜け出せないんですよね。常にローンを持ち続ける事になるんですよね。途中で買い取る資金が無いとなると。
こういった方が本当に多い。
前述のせいやさんのように、奨学金を持ちながら住宅を考える方が最近はよく相談に見えています。
奨学金+車のローン+住宅ローン+何らかの分割払いなど…
そしてそんな方が少なく無い。しかも夫婦で奨学金持ちも少なく無い。
まだ私が独身だった頃、先輩に冗談半分でこんなことを言われたことがありました。
もし、いま付き合ってる人と結婚を考えているなら、ちゃんとローン組める人か確認したほうがいいよ?家を建てる建てないに関わらず、自分の人生も変わってくるからね。
確かに。知らないところでギャンブルにハマっているとか、ブラックリストに入っているとか。
相手を知るにはどうしたら?と先輩に聞いたら、クレジットカードちゃんと持ててるかとかちょくちょく車やケータイ買い替えてないかとか見てみたら?というアドバイスでした。
パートナーをチェックしたい方はご参考までに。
今後、大学無償化と言う案も浮上しそうなので、
私の子供が家を建てる時代にはだいぶ解消されそうですが、トリプルローンが若い働き世代に重くのしかかっています。
昼間のTVで、年金世代の方の生活圧迫が問題視されていましたが、20代、30代、40代もだいぶ辛いんです。夫婦2人でフルタイムで働かないと子供はおろか、自分の足跡も消す事は難しいのです。
このままでは自分の家を持てる人はいなくなるでしょう。
風の時代というのが身に染みて感じる今日この頃です。