僕が宇宙に行った理由
お正月休み最終日、この映画を観た。
僕が宇宙に行った理由公式サイト
<映画概要>公式サイトより
初っ端から、下世話な話になりますが、映画を観ながら思っていたことは「費用はいくらくらいなんだろう?何千万だろう?1億くらい?3かな?」だった。
が、調べてみたら・・・。60億くらいと予想されていて(一人当たり)。金銭感覚が、自分の住まいと宇宙空間ほどの差を感じた。
前澤氏が宇宙へ行ったのは、話題になっていたけど、snsなどでは「お金持ちはすごいね」レベルで書かれていることが多かったように記憶している。
私も「そうだね」と思うこともあったが、宇宙飛行士の訓練の厳しさを何かで読んだことがあり「あの訓練を前澤さんが?」と思うと、話題を集めるだけに宇宙へ行ったのではないことが想像された。
それに、私とは違う「お金持ち(というレベルを超えているけど)」の頭の中ってどうなっているんだろう?という興味から、映画のチケットを買ったのだ。(ムビチケの前売り^^)
宇宙飛行士が宇宙へ行く場合は、約3年ほどの訓練が必要だけれど、一般人なら半年ほどになるらしい。とはいえ、映画でその様子を見る限り、、、、たとえ私が前澤氏と同じ経済力があったとしても「絶対に無理」と思った。
「大変そうだね」というレベルではなかった。
お金があるからといって、簡単に宇宙へは行けそうもない。「一般人も宇宙旅行できるようになる」と耳にしたことがあるけど、いやいや・・遠い国へ旅行するのとは雲泥の差がある。ありすぎる。
それは、命をかけての旅なのだから、当然のことだ。
体力もない50半ばの私は、訓練の様子を見ているだけで肩が凝ってしまったのだけど、スクリーンの中の前澤さんは、まさに「死に物狂いの」訓練を終え「楽しかった」と話していた。
さすがのマインド!!!
これが、庶民と富豪の違いなのかも。
その「死に物狂いの」訓練を経て、ようやく宇宙へ旅立った前澤さんを含むクルーのみなさんも、ISS(国際宇宙ステーション)に到着すると和やかな雰囲気になっていた。
宇宙に到着し、眼下に見下ろす地球。暗闇の世界から、一気に眩い光の世界へ。直視できない、といった様子の前澤さんの向こうには、青い地球が広がっていた。
スクリーンいっぱいに映った地球は、ただただ美しかった。「これが、私の住む星なんだ」そう思うと、熱いものが込み上げてきた。
こんな美しい星に生まれ、そして、今ここに生きている。
なんて幸せなんだろう。
そう思わずにいられなかった。
真っ暗な宇宙の中の、真っ青な地球は、私たちの星。
私たちって、ここにいるだけで幸せなんだね。
映画は12/29に公開されたばかりなので、まだ間に合うと思います。
このドキュメンタリー映画、私的には、すごくおすすめ!
「僕が宇宙に行った理由」の劇場情報はこちら
高校生以下は500円だよ!(2024年1月8日まで)
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