着物を売るよ①
ずっと気になっていたのは眠っている着物のこと。母の着物。そして、母が私に買ってくれた(恐らく)高価な帯。処分したかったけど、なかなか出来なかった。なかなか出来なかったのは「着物なんて売っても二束三文だよ」と言われたから。親が大切にしていたものを売り、二束三文だったらな・・・。そう考えると、がっかりしたときの気持ちを先取りしてしまって行動できなかった。あるのに、ないことにしていた。
でも、今日思い切って着物買取に連絡してみた。来週の金曜日に査定に来てくれるらしい。どうなるのか?
これまでは、がっかりの気持ちを先取りして動けなかった。だけど、二束三文って決まった訳じゃない。もしそうだったとしても、空いたスペースには、また新しい何かがやってくるに違いない。そう考えると、物を捨てる、無くすということは同時に迎え入れることでもあるのでは?
そう考えると、ちょっとワクワクする。うん、気分良い方がいい!その考えを取り入れよう 。
ひとつ行動すると、拍車がかかるのかな。これまで手をつけなかった億劫なこともやってみた。これも億劫な理由は、先ほどと同じ。行動するときっと嫌な気分になるだろうと思い込んでいたから。
だけど、思い込みは真実ではない!やってみないと分からない。大切なことは、何もせずに「嫌だ嫌だ」と思い続けていることだもんね。ということで、今日の私は頑張ったんじゃないかな?面倒なこと、ふたつも取り組めたんだからね。