搾取体質の人との距離のとり方問題⑤(情報収集が目的で記者のような人)

Fさんは目的意識が高く、何事にも一生懸命で人当たりが良く、友達も多いです。定期的に声をかけてくれます。

特徴は以下とのおり。

・何か私の近況に進展があると声がかかる

・質問が明確でこっちに話させるというより聞きたいことを話させられる感じの会話が多い

・一通り聞き終わるとわかりやすくクロージングに入る

・人の近況にも詳しいので聞けば教えてもらえる

お互い近況の近況や人の近況についてすごく興味があって、時間を割いただけの収穫があったという満足感を得たい人なら相性がいいかもしれないですが、

なにか助けられることがあったり、自分が迷惑をかけていたりしなければ、そこまで人に興味のない私には相手にすると少々荷が重く、

心情や状況を深掘りされていろいろ聞かれるのがしんどいときもあるので、よっぽど元気なときでないと会う気になりません。

人間関係も会う時間もFさんの中でのコスパを最大化するように無意識にしてしまうのだと思うのです。

一度相手を満足させるまでがんばって話をしたら、心が傷だらけになり、しばらく誰とも話ができなくなったことがありました。

こちらの意図が正しく伝わればいいのですが、基本向こうの質問に答えるスタイルなので、向こうが私をあてはめたいストーリーがあって、そこに当てはまる答えを聞き出そうとしているのが伝わってくるのもつらいところです。
(ここが記者みたいと表現した部分です)

解決策としては、良い話や自分が話したい話があるときにこちらから声をかけておくこと(こういう人は報告をしないだけで関係がこじれることもあるため)

さらに、他の人の近況をその人に話してもいいという承諾をもらった上で用意しておくことです。(自分の話ばかりしなくてすむため)

こういう人は興味がない人には声をかけないので、声がかかるのは自分の近況に誰かが価値を感じてくれているということなので、光栄なことかもしれませんが、私の中では記者会見をひらくような緊張感があります。

適度な距離感を保ちたいものです。

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