畑違いの業種でも売上が上がった理由
いま現在、弊社はブランド買取ショップのアドバイザーもしています。
弊社(というより私)は、製造業を多く携わってきて、ここ数年で化粧品や店舗チェーンの社長としてV字回復を達成してきましたが、ブランド買取屋には全く縁がありませんでした。自分自身が引っ越した時に少し利用した程度で。
いわゆる業界のプロどころか事情通でもなんでもありませんでした。
ブランド買取ショップって、この数年でものすごい増えていますよね? ちょっと調べればわかるのですが、それにはちゃんと理由があるのです。
最初に相談された時には、当然そんな事情も知らず、そもそもどうやって事業が成り立つのかということについても全くピンと来ていませんでした。
慌てて、オーナーさんとの最初の面談までの数日に本を買い集めて通り一辺倒の情報を頭になんとなく入れて臨んだ状態です。
ですが、そんな状態から関わって1年で、気が付いてみればショップの売上は1.5倍ほどになっていました。慢性赤字だった状態から予想よりも早期に黒字化を果たしていました。
1つ前のブログでも書いていますが、あくまでも弊社代表は本業がありますので、関わっている時間は毎週1-2時間程度です。
もちろん最初は店舗スタッフは「なんですかあなた?」状態ですので、そこを解きほぐす1-2か月はもうちょっと時間は使っていました。それ以降はリモート会議で定期的に打合せをして、指示出しをしているのみです。
どうしてそんなことができるのか?
たぶん、私は時間を使っていませんが、働く人たちが濃い時間の使い方をしてくださるようになったからに尽きていると思います。がむしゃらにやみくもに、ではなく、1つ1つに目的をもつことと反省をして軌道修正をすることの細かい繰り返しです。
そこに向かってもらうために様々な仕掛けをしたりコミュニケーションを取ったりするやり方が、弊社代表はきっと上手なんだと思います。本人もよくわかってはいませんが…。
そうしたエッセンスが通用するから、業種による違いはあまりなく結果が出せるのだと思います。