たばこ販売店での売上UP策(前半)
お店を回すために人を揃えることに苦労したエピソードは前回ご紹介しました。
今回は、そのうえで何を考えてどんな(細かい…)ことをしていったのかについて紹介していきたいと思います。
ただ、読み進めていただけたらすぐに気付くと思いますが、どれもこれもウルトラCでもなんでもありません。聞いてしまえばごく当たり前のことです。
「関わった会社はすべて利益改善してきた」ということを色々な場で話すのですが、その時に「大したことやってないじゃないか。他に秘訣があるのではないか? ないならたまたまなのではないか?」などのマウントを受ける?こともよくあります。そうした時には歯向かうことなく笑顔で受けられ続けますが…。
しかし実際のところ、当たり前のことを当たり前にやれる会社というのは、少なくとも中小企業の世界ではごく一握りなのではないかと思っています。弊社が接するような業績が悪い会社の領域に関しては、もっと少ないです。
同じ環境にいると、変なことをしていたり、やるべきことをやっていなくても、誰も気づかなかったりもします。それが一番多いと感じます。
次に多いのが、頭では「そうするべきだ」とわかっていても、何らかの事情があってやれなかったりものすごく腰が重かったり、他人事なので無視していることです。
ただそれらは、会社というもは人間の集団に過ぎないことを考えると、十分起こりうることだとも思います。
少し大げさな前振りですが、たばこ販売店でも色々と不思議なことを、ノーマルに取るべき行動に変えていっただけでした。それを記憶にある限り挙げていきます。
前半は「当たり前のことを当たり前に」で、後半は「なぜもっと早く気付かなかったのか!」シリーズです。今回は前半です。
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