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2022/10/30麻雀HOLIC杯 配信卓振り返り

みなさんはじめまして、みるふぃです。
本当はYOUTUBEで振り返り配信でもしようかなとか思っていたのですが、しゃべるより文字にする方が気が楽なのではじめてのnote投稿してみます。

まあ今更感もありますが何事も経験ということで早速行きましょう。


東一局

配牌からダブドラの赤⑤があるものの圧倒的ターツ不足の手牌から一枚目の自風北をポン。

この時点で遠すぎる仕掛けと言われてもおかしくない

今見返しても恐ろしい鳴きだったと思うがさすがにダブドラじゃなければ一枚目はスルーしていたと思う。しかしこの手を鳴かないともったいなさすぎるので字牌を切りながらくっつきを待つ。一半荘に赤が何回も来てくれるとは限らないからね…

そして選択の時がきた8巡目。
道中二枚切れの白が重なって安全がそこそこ保障されてきたが未だ赤⑤にくっつかない今日この頃。

上家がドラそば⑥ツモ切りから三と7の手出しで相当速度がありそうで、対面も③手出しで整ってきてそう。親は全く分からないけど⑨が出てきたことで親への安牌はどうにでもなるでしょう。

赤⑤にどうしてもくっつけるならば萬子筒子索子でそれぞれ一面子にするとして、完全安牌の白を残して⑨を切ろうと最初は考えた。
しかし萬子も形が不安定で道中赤5を引いて満貫が見えてしまったことでアガリたい欲がかなり出てきてしまった。

よってここで目いっぱいの白対子落としを選択した。
改めて形を見てみるとかなり愚形からの目いっぱいにしてしまった気がする。
⑨切りでも次の対面の手番でリーチと言われなければ対子落としは間に合うし、リーチと言われたら実質3シャンテンからだとさすがにオリる場面だったと思う。

結果二軒リーチに挟まれ切り損ねてた⑨で放銃。打点こそ5200で済んだが、先切りの選択肢があっただけにかなりの痛手になってしまった。


東二局 一本場

親に4000オールをツモられた次局、再び配牌でドラドラの手が入る。

これもドラドラとはいえ形はかなり悪いがラス目で降りてなんかいられない、できる限りアガリを目指していく。

しかし当然先制できるわけもなく6巡目に上家からのリーチが入る。
しかも一発目にトップの親がかなり通りそうではあるが無筋の1をプッシュ。
困ってる可能性もあるが一段目に字牌を切りまくってることからそれなりにいい手が入ってることも十分にあるだろう。そして自分の手がこれ。

一応2シャンテンといえなくはないが絶望的に悪い、でも簡単に退いてたら1DAY大会で優勝できるわけもなし。対面の親には気を付けながら粘らせていただきましょう。

11巡目になりリーチ者から⑥のチーした時がこの形。

タンヤオドラドラの聴牌が取れるのでチーしたが、親がトップ目なのにションパイの白と無筋の4を切ってきた。明らかにリーチ者よりヤバイと感じていたが聴牌するなら仕方ない、ドラ四と7のシャンポンにしてみたが上がれる気はまったくしていなかった。

というのもリーチが3ツモ切りからの8切りリーチなので索子の上目で一面子作っているのが明白なため7がまず一枚使われてそう。
そしてリーチに押している親はドラや赤を複数使っていると考えれば、山には残っていて1・2枚という読みだ。これじゃあ最後までは押しにくい。

親リーが入るまでは頑張ろうと思ってこの後ドラ表示の三萬は押してみたがその後すぐ親が放銃して横移動する。

この局は盤面がよく見えていたし読みもかなりあっていたのでかなり満足している。でもドラが最初山二枚とは思わなかったなぁ。


東三局

配牌はいまいちだったが赤⑤を引いてピンフ赤の1シャンテンになるも親リーが入り、まわりまわって14巡目。

③⑥が切れればカン6の役なし聴牌が取れる手牌。
④がワンチャンスとはいえ唯一筒子で無筋の③⑥は待ちの濃度はかなり濃いと感じていた。この時私はリーチの中筋の打5を選択したのだがちょっと待ってほしい。

前順に下家が9索を切っているではないか。中筋とはいえわざわざションパイの5索を切るより9索の対子落としをして6索が出たらチーしてノベタンの形式聴牌を取る構えにしなければいけないし、なにより8索のワンチャンスでも無筋の9索を切ってきた下家に警戒するべきじゃないか?

対局中に気づくことはなかったし解説でもあまり触れられなかったがこれは明らかな見落としをしてしまっていた。
前局の読みが合ってたからと言って油断してちゃいかんでしょ…

結果は親の2000オールツモ。開かれた手牌を見て勝手に「③⑥入り目でしょ、切らなくてよかったぁ。」とか思ってた気がする。そういうとこやぞ。


東三局 一本場

正直この時点で2着を取れればラッキーだくらいの感覚でいたが再び勝負手になりそうな手が入る。

ドラが浮いているが123と234の両方が見れる状態で引いてきた1索。
跳満ツモれば瞬間2着でトップも見えるかもしれないのでここは打点にこだわりたい。
ネックになるのはカン⑤なのでまだドラの7索も切りたくない、ツモ切るか二萬を先切りするかの選択。

一萬と2索が一枚ずつ見えてはいるがやはりカン⑤を引いた時の123の三色を消したくなくて二萬切りを選択した。解説では赤があるから手なりに打った方がいいといわれてたしそう思う自分もいるけど、点差が付いたトップを追いかけるために打点を作らずにはいられないのです。
まあ次にすぐ1索切るんですけどね、知ってた知ってた。

しかも親の先制リーチが来るんですよ、その河でそれはちょっと聞いてないんですが?

当然安牌などあるはずもなくオリることなど到底できないので何から切っていくか。ぱっと見は端牌で二枚もってる①を切るのが一般的だろうか?
ただ一応親の捨て牌に發 一萬 發 となっている、しかも手出しで。

發が対子落としなのか一萬のところで發引き直したのかは分からなかったが、もし二五のリャンメンに当たるのなら一三四發or一三四發發から發を切ってるとなると前者はちょっと変な感じがする程度だが後者は絶対にありえないといっていいと思う。

対局中はここまで具体的ではなく頭でイメージしたものをある程度言語化する程度なので正確な読みをしていたわけではないが二萬の方が通りやすいだろうと思ってツモ切り。でも押し切れるとは思えませんねぇこれねぇ…

しかし頑張っても聴牌しなければ何の意味もない、234の三色でチーして聴牌取るもこんな上がれなさそうなカン8索じゃ上がれないよね。
しかも下家も聴牌入れて流局の三人聴牌。勝負手とはいったい…ウゴゴゴ


東三局 二本場

正直手はかなり入っているほうなのにアガリまでが少し遠い展開が続いている中で最高の聴牌形が入ってくれる。

前巡に⑥⑨を引いてカン六萬を落とした瞬間に赤5索を引いて三面張聴牌。もともと上家は索子をほぼ持ってなさそうで、下家は9索二枚切っていて258索がかなりよく見えていたのもありこのリーチがアガれなかった日にはもうどうしてくれんねんとか思ってましたね、さすがにアガれて一安心。
でも倒牌ミスってますよ、この人。


東四局 一本場

0本場はただひたすらにリーチを目指してリーのみ2000点を上がっただけなので割愛。
配牌にドラの發が対子であるも残りの形はまたもや苦しい手牌。

今日はホントにドラは入るもののアガリの形までもっていくのが難しすぎる。そして鳴いたりして聴牌までいっても先制リーチされると押し引きを求められて頭も使うし精神力が試されるしとっても疲れるんですわ…

なんとかアガリの形ができてきたのが8巡目、カンチャン3つの6ブロックから5ブロックに切り替えようというところ。

なんとか發以外にも123の三色ドラドラルートが作れたものの、アガリにはまだ遠い上に萬子の下は場に高いし2索は一枚切れている。
さらには対面もトップ目から⑦を一枚目からカンチャンチーしてるてことでさすがに鳴かないと対面に流されると感じていたのでこの時点で一萬ポン以外は全部鳴くつもりでいた。

結局二萬はチーできるもテンパる前に先制リーチ食らうというね、これで索子押すとか絶対無理やで…

通ってない筋がまだかなりあるとはいえ残り5巡だし發とかほぼ出ないしド無筋57索切らないと上がれなさそうだし無理無理の無理じゃないっすかね、諦めて筒子切って降りましょうね…。

と思ったらツモられずに横移動で済むというめちゃくちゃ嬉しい展開に。
多分ツモられてラス落ちしてたらトップ諦めて一着順でも上に行けるようにシフトチェンジしてたと思う。


南一局

点数状況的には親が落ちただけで二着と四着が入れ替わっただけ。
一応残り時間がかなり少なくなってきてることを考えると満貫ツモか跳満をアガれるとトップをまだ目指せるというところからとにかく打点を作りたい、いつも打点狙ってるけど。そこでまた超勝負手が入ってくれる。

配信外含めても今日1の配牌

いやほんと配牌にドラめっちゃ来るし今回はドラ面子二つできてるし手は入ってるのよ、ここでアガらないと上は目指せないという覚悟で手を進めていく。

しかし早くも5巡目に運命の選択をする時が来てしまった。

何を切るのが一番アガリに繋がるだろうか。
最短ならば赤5索を切って完全イーシャンテンを取るし赤にくっつけるなら四萬切っていったんのリャンメン固定するのがいいと思う。ここでペン七萬落としはやりすぎだろう。

対面が八九萬を切っていて少しは七萬が山に残ってることが多いか、しかし絶対跳満にするなら赤5索を使いたい、でも時間はない。

出した結論は…

赤を切る。

他家のアガリを許してはいけないということも加味してここでくっつくかも分からない赤を残してシャンポンの4枚を逃してなるものか、最短でリーチを目指して他家の手を押さえないとダメだと考えた。

普段の雀魂とかならのんびり四萬切っていると思う。
でも今日は大会でなおかつここまでいい手を空振りし続けて焦りすぎていたのかもしれない。結果は…

2巡後に6索を引いていた、正直ここで半分心が折れていたといってもいい。それほどこの裏目は痛すぎる。

そしてペン七萬の即リーにたどり着くも赤が一枚見えてるからか親の3副露をくらい放銃こそしなかったものの、親の1500の連荘に。

あからさまなミスではないとは思うし自信をもって選択したつもりだった。
だがなによりこの手もアガれなかったというのが本当に悔しかった。
これだけの手をもらっておいて三着ということに相当メンタルがやられていた。
でも二着はすぐそこ、やらねば。


南一局 一本場

現状二着との点差が4200点・トップとは14500点・ラスとは4300点差という状況。
一撃高打点決められればトップあるとはいえまずは二着を捲らないと話にならないでしょう。

その配牌がこれ、勝負手とはいかずともアガリには向かえそうな手が来てくれて今日はホントにツイてたと思う。直近のHOLIC杯では一度勝負手を逃したら次のチャンスが来ないまま終わっていたのでまだなんとか歯を食いしばって戦えそうだ。

そして5巡目に早くも聴牌、この局の初めに残り5分のコールがかかっていたため長引けばこの局が最終局になるであろう。
聴牌を外している余裕はない、二枚見えのカン六萬で黙聴にする余裕もない。
ツモか直撃で二着だし五萬切ってもろひっかけのリーチせざるを得ない。

これがまさか一発でアガれるとは思わなかった。
他家の手牌を見てみたら八萬は山にないし親は索子にかなり染まってるし一発で打たれた八萬も本来一発目には出なかったであろう牌だったので、ただのラッキーでしかない。

だがここのラッキーで二着浮上に浮かれてる場合ではない。
次こそさすがに最終局だと思い気を引き締めて点数状況を確認しなければ。


南二局(オーラス)

トップとは9000点差・三着とは1300点差・ラスとは15300点差。
ラス目に満貫直撃されなければラス転落はない、ならばここは満貫が見えるなら攻める・見えなければなんとしても二着死守するという局テーマで行く。

最後の最後までほんとに好配牌に恵まれていた。この半荘は終始苦しい展開が続くも手だけは入り続けてくれたのが本当にありがたい。
現状だと3900だと直撃でもトップは捲れない、三着目がアガるのも阻止するため絶対に自分でアガリに行く。

たった3巡でこんな手になりドラまで引いてくる、なんてツイてるんだ。
これで満貫ツモを狙わないやつはいないだろう。
しかし選択はすぐに訪れる。

単純そうに見えてかなり難しい。
ここでタンヤオに向かって中の対子を落とすと明らかに周りに警戒されすぎてしまうだろう、かといって2索ツモ切りは満貫からは遠ざかってしまう。

選んだのは打2索。
上家もできるだけ高打点でアガろうとするならば3索が泣けるわけないと考え、遠回りしてでもトップを目指すという覚悟でここでついに遠回りを選択した。

これと同じ選択が二局前にできてたらと考えても仕方がない。
頼むから聴牌までは行かせてくれ…!

中のポン聴など取るわけがない。

トップ目に白ポンされてしまったが、絶好の④筒チーからの三面張聴牌ッ!

こうなったら最後まで押し切らせてもらいましょう…!

途中対面が發の対子落としで降りたのを一応確認してからの…

赤五萬も引き海底のドラをツモりあげ、まさかまさかの大逆転跳満ツモ

こんなことある?過去の放送対局で天和チャンスが来たこともあったが、それと同じくらい手が震えていたとおもう。
(天和チャンスの回はやる気があれば覚えている限りで別noteにするかも)


最後に

結果的にはトップだったし反省点はあまりなかったと村上さんは言っていたが、恵まれた配牌を生かしきれなかった場面はたくさんあったと思う。

3連勝したのに総合成績3位だったのは配信卓内外でもいい手材料を生かしきれなかったのが原因なのかもしれない。
まあ初めてトップ3に入れたのだから気持ちよく麻雀が打てたのは間違いない、同卓者の皆様対局ありがとうございました!

もし少しでもこのnoteを見てくれる人がいるのなら過去の配信対局も振り返りしていきたいと思います!

初めてのnoteでした!!

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