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不真面目or反骨精神は手元に飼っておくことにした

先日下記のような記事を壁打ち的に書きました。その後、「不真面目」という言葉にも色々語弊があるなと思い、この記事のタイトルには反骨精神を並べてみました。

どちらの言葉も、他者から流れてくるプラスチックを丸呑みしないための護身術という意味合い。不真面目、でも自分としては嫌いではないです。反骨言うほど戦闘力高くないので、きっぱりNoと言える強さ、ぐらいだと不真面目が適当かなと。

「真面目」という言葉に私の地雷があるから敢えて使いたいのかもしれません。子供時代から「真面目だよね」と弄られることが多かったのが多分、トラウマになっている。

真摯という意味合いでの真面目と言われたら特に拒絶はしない、一方なんでも受け止めようとするという意味で言われるのは、搾取の気配がして嫌でした。それもだいぶ昔の話で、現職のジャングルに揉まれ続けた今となっては、選択的な不真面目が板についてしまった感があります。

さて、前置きが長くなりましたが、カルティエ クラッシュのリング(PG)を購入しました。来る50代の階段とともに、向こう数年をかけて、普段の装いをランクアップさせるジュエリーを揃える、その一つ目としてです。

選択基準は、一点豪華より普段使いできる良きもの、きちんとした場にも着けられるもの、健康寿命ぐらいまで使い倒したら娘に譲るなりする、なので、地金とダイヤ中心に、予算はある程度確保するつもりで。

リングの試着には何度も通っていて、サイズ感は把握しており、半世紀記念で買いたいものリストがあちこち迷走する中、昇華はされずに、不動のポジションを築きつつありました。

特別なものというより、前から持ってたような親近感。繊細な細工、トゲトゲとPGの組み合わせが肌に馴染み、適度に存在感もある。これは私の中では「かわいい」に属します。

最初に気になったのは実は同じラインの片耳ピアスでした。トゲトゲの雫みたいな見た目に一目惚れし、実物を持たせてもらったら、これ耳にぶら下げんの?ピアス穴伸びない?と不安になる重量感、普段使いしたいのにこれではオケージョン用になってしまう。と昇華(軽量設計ならば買っていたと思う)。

リングに話を戻しますが、PG/WG, SM/MMと色々試着し、PGのSMが主張しすぎずちょうどよく、単品でもミックス使いでもいけそうで(結婚指輪と毎日付けてるピアスはPGで揃えられる)、初めて試着した時からフラグは多分立ってたのですが、、

そもそもリングにするのか、節目だし地金のみでなく石付きも見たいかも、などぐるぐるし始め、他ジュエラーも巡ってみたり、同じラインの両耳ピアスにも目移り。また、ラインで揃えてセットにするなら、とハードルを自ら追加して更に悶々と無限ループに嵌まりそうに。

セットなんて言い始めたら多分永遠に決断できない、と一旦考えるのを放棄していた7月。上記の記事を書いていて、ふと、遠回しにぐだぐだ言い訳しているけどそれって好きってことだよね!?と腹落ちしまして。好きな漫画のこの台詞を思い出したりしました。

個人的にこの漫画2番目に笑える台詞

そんな折に、盆前ぐらいに仕事の一部、メンタル的に割と負荷の大きかった担当に予期せず配置転換の内示があり、ライフイベントほどではないにしても、節目と言っていいのではと思い始め、、外堀が埋まってきた感が出てきたため、えいやっでこの日に買いたい、とまでは決めました(不真面目言うわりにゲン担ぎは意識するめんどくさい人)。

さて、決めたはいいが、子の夏休みの最終日に近く、前日になってみれば体調を崩したので病院に連れて行くタスクが発生し、ちょっと行ってくるとはとても言えない雰囲気。

どーしよー。。と途方に暮れたのですが、、

結果的に、Eブティックからポチりましたよ。折角だし接客を受けて買いたかったけど、エムアイカードの実績にもカウントしたかったけど(笑)、それは一旦諦めました。次の一品、となった時にご縁があれば実店舗で買えることもあるだろうし、どのように買おうとも好きなことには変わりない。

カードが通るかしらとか要らぬ心配を色々しましたがちゃんと届いたし、外箱の内側にもロゴが入ってるとか、例の蝋の封印風の包装で届けてもらえるとか、経験しないと分からないこともありましたし、オフ会にも間に合ったし、後悔はしておりません。

最後に、「不真面目」の記事に書いていた、不真面目・反骨精神のアイコンとしてぶら下げて歩きたいのか?の問いについて。そこまで全面に押し出すほど身の危険を感じてはいない昨今なので、ちょっと疲れたりしたときに手元を見て存在を思い出し、エネルギーを貰う程度にしておこうかなと、、いうことで、ひとまずこのシリーズはリングのみで。

と言いつつ、数年後にもうやってらんないと爆発してピアスとか買っているかもしれませんが、その時はその時でまた考えます。

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