失敗は成功への一歩
ここ最近、本当にありがたいのですが
多くのお仕事をいただくことができ
あちこちを飛び回らせていただいております。
言い訳ですが、そのためnoteも全く更新できていませんでした。
そんな中、先日ある企業研修の受講者さんから
「最近note更新されてないですよね。実は楽しみにしてるんです!」
と言われてビックリしました。
ちょうど同じ日に、別の企業の方からも
「もうnote書かないんですか?更新待ってますから!」と言われて
リアルで繋がっている方にも意外にご覧いただいていることに気付きました。ありがとうございます。
そんな言われちゃぁ、書かないと。
期待に応えられるかわかりませんが、また再開していきます!
私の4月の仕事の多くは、新入社員向けのキャリア開発セミナーで
10月前後には、入社半年フォローアップ研修がとても多いです。
そろそろそんな時期でもあり、新入社員向けのフォロー研修を企画しています。
新生活を迎えた新人さんは、不安と自分への期待も入り混じった状態。
どんな心構えで、どんな目標をもって、日々仕事に向き合っていこうか。
何も分からないのでとりあえず失敗を回避すべく
発言を控えて様子を見よう。という方も多いですね。
そのため新人研修では「失敗力」について考えるワークも多く取り入れ、
フォロー研修ではその後の様子をサポートしています。
失敗は私たちの人生やキャリアにおいて避けることのできない要素です。
新人の皆さんのみならず、失敗はつきものだと心得ることが大切で、
むしろ失敗から学べることも多く、貴重な機会です。
失敗を恐れずに挑戦する考え方をご紹介します。
1、失敗の要因を考える・・・2度繰り返さないためにも、何が悪かったのか、どうしたら上手くいったかを考えてみましょう。
失敗したこと以上に、改めて考えてもどうしたら良いかがまだ分からない場合が最も怖いですね。また同じ失敗をしてしまいますので、知見者やプロに相談してみましょう。
2、成功するまで続けてみる・・・一気に完璧にできることはありません。しんどいですが、何度も何度も練習するのみです。やり方を工夫したり、誰かに応援してもらったり、コツコツ続けていける術を考えてください。
やっていくうちに、気付けば大きな山を越えているかもしれないので、じっくり向き合えることがとても大事です。
小学校3年生であれだけ難しかった掛け算も、今や難なくできるのは、何度もやってきたからですよね。
今となれば「よく頑張ったね」とあのときの自分に声をかけてあげたいものです。
未だに九九が苦手なアイドルもテレビで拝見しますが、あのときに諦めたからなのかもしれません。
それと同じで、今努力するということは、明るい未来を選択したということ。
未来の自分が今の自分にどう言ってくるか。
「頑張ってくれて、ありがとう」なのか「なんであれで辞めちゃったんだよ」なのか。
3、ひきづらない、切り替える・・・次につなげるための「前向きな振り返り」はとても大事ですが、何日も何週間も、くよくよメソメソ行動しないままでいる状態はとてももったいないです。何よりもその期間、自分が辛いですよね。
そして、その状態が、元々成功していたものにまで悪影響を及ぼすことは避けたいですね。
たとえば「国語テストの失敗は、得意な算数テストで巻き返すぞ!」くらいの意気込みでできるか。
得意な算数も「ああ、俺はもうダメなんだ、、、」とミスを誘ってしまい総合点数まで影響を出してしまうと、その差はどんどん開いてしまいます。
4、再挑戦する、自信を取り戻す・・・失敗したことで、普段気付けなかった自分の癖や、やるべき大事なポイントに気付かされることは意外に多いです。良い経験です。失敗しないと一生過信したままでもっと酷い結果になったかもしれないし、この失敗が明日からの糧になるかもしれません。
初めてのミスは、確かにショックが大きく、再度挑戦することはとても恐怖心が増しますが、それでも「なるほどね、こうやらないと失敗するのか」と、学びの機会にして、なんとか再挑戦の機会を早めに作り、成功体験を積んでください。
まずは合格ラインを程よく低くしたり、一気に全部やろうとせずに分解して細かいものから挑戦したり、出来ることからでOK。気持ち負けしないように!
5、悔しいと思う気持ちを褒める・・・悔しいと思うってことは、それだけ真剣に挑戦したということ。大して努力してない人は、悔しいという感情すら芽生えません。だから私は、悔しいと泣いている人に対してこれまでの努力を本当に労ってあげたいし、心から応援したいんですよね。
「頑張ってきたんですね。それが伝わりますよ。」
「大丈夫。努力は無駄にならない。今日のたった1つの結果以上に、この長年のプロセスは絶対に価値がある。力はついてきていると思います。」
「挑戦しているあなたは素晴らしい!」
こんな声掛けを、自分にかけてあげましょう。
どうでしょうか。
言葉でまとめると簡単ですが、ちょっとづつ皆さんの意識と行動に変化がでてくると幸いです。
そもそも「失敗」というのも定義次第で、自分が思っているほどそれは失敗じゃないかもしれませんよ。