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本音で話し合う

初対面の方とセミナーやカウンセリングを行い、「こんなに重たいテーマだったけど、今日は話しやすかった」と言っていただけることがあります。

一方で、対話の核心をうまく深ぼることができず、1時間程度お話しても、相談者の満足度を上げられないどころか下げてしまうこともあり、深く反省することもあります。

この違いは何か。
都度自分メモに書き留めているのですが、同じようなお悩みをもった方からの相談に乗ることも多いので、一部ご紹介します。

・心理的安全性
何を話しても咎められない、何を話しても本当に大丈夫なんだ、という安心感が作れるか。
長年知っている仲間であれば、培ってきた信頼関係で「この人は自分を守ってくれる」という安心感があれば、本音で話し合えます。
第三者のキャリアコンサルタントであれば、この後の評価などで不利益を被ることはない、わずらわしい問題に発展しない、などお互いにフラットな関係だから話し合って良いんだということを伝えると良いでしょう。

そのために、守秘義務の徹底、相手の話を真剣に聴き、重要性を理解していることを態度でも示し、否定せず受容すること、ヒアリングの基本姿勢と技術が求められます。

・コミュニケーションタイプ、思考タイプ
これもヒアリング技術の1つではありますが、相手のタイプに応じたリアクションができるか、これもとても大事です。
研究家タイプで、「事実何があったか・どう思ったか・どうしたかったのか」など複数の質問に抵抗ない人もいれば、
過去の振り返りに価値を感じていない未来志向のタイプは、「深堀られること自体に大きな抵抗」を示します。

また、ハイテンションに表現する人に淡々と受け答えすると、盛り下がります。逆に、そもそも盛り上りを期待しないタイプは、当然淡々と話し合う方が好まれます。こうして相手に合わせられるかも大事です。

・ゴールの明確化
今回のセッションで何をゴールにしたいのか、を把握できていないと、当然ですが「これを話したかったわけじゃない」と最後の最後に、本題を持ってこられ、時間もなく消化不良でセッションが終わるため、満足度が下がります。
「内定がでない」という相談に対して、「面接対策」をしてほしいのか、「求人選び」を手伝ってほしいのか、「就職意欲」を上げたいのか、、、やることはたくさんありますが、今日は特に、この限られた時間で何をどこまでやったら良いのか、消化不良で終わらないようにセッションの構成を正しく企画しましょう。

他にもたくさんありますので、また続きを書きます!

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HP:株式会社インフィニティ キャリアコンサルタント


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みるふぃーゆ
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