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Ryan Goslingの凄さを思う 「幸せの行方」 All Good Things

あらすじ
親の反対を押し切り結婚した一般家庭出身のケイティ(キルステン・ダンスト)とニューヨークの不動産王の御曹司デイビット(ライアン・ゴズリング)。しかしケイティの妊娠が判明した時から、幸せだった二人の歯車が狂い始めてゆく…。

よくありがちな、金持ちと結婚して幸せになる予定が、相手の家族が変で大変なことになるという米国版「ずっと君が好きだった」みたいな映画です。
この御曹司を演じたライアン・ゴスリングがすごくうまくて感心。白い手編みのセーターをきているのがこわい。。NYCの不動産王と思ったら、とんでもない闇の不動産で怪しい集金係をしているライアン・ゴスリング。お父さんがフランク・アンジェラなんだけれど、見た目はかっこいいけど、激しくケチ。よくありますね。お金持ちって、ケチですよね。だからお金がたまるのでしょうが、、、
ということでキルスティン・ダンストが意味もなくヌードになって、話題になったらしいですが、、本当にこのキルスティン・ダンストはスタイルのよさ以外は田舎っぽいださい女で化粧をすれば場末な感じだし、日本人にはまったく彼女のよさはわかりません。昔、ソニーの宣伝の男のひとが日本人の感覚ではブスといっていたのを再認識です。

これは現実にあった話を下敷きに描いているので、米国人には、かなりセンセーショナルな話なのかもしれませんが、まったくヒットしませんでした。ライアン・ゴスリングが評価されない理由はヒット作が少なすぎるということなんだと思います。
ドライブはどれくらいヒットしたのか、たぶん、全然、だめだったと思う。「ブルーバレンタイン」もR指定になって、だめだったらしいし、、、うーん。彼の躍進をのぞむ私としては、かなり、悲しい。
この映画も彼の凄さを思ういい映画でした。
見入ってしまう。ライアン・ゴスリングは、なんとなく、なじんでない人間の悲しさみたいなものを演じるのがうまい。背も高いし、鼻梁の細さと、やさしい感じが昔のジミー・スチュワートを思わせるのですが、映画は本当にとんがっています。

まだ、若いからこれからかなと思うけど。。
これだけ女装が似合うひともめずらしかったけどね。