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#映画感想文「あの日、欲望の大地で」"The burinign plain"。21グラム、バベルの脚本家 ギジェルモ・アリアガ監督作
前にやっていて、観たいと思っていたんですが新宿と銀座でしか上映してなかったかも。
そんなこんなで見損なった映画ですが、wowowでみました。
PG12の指定でなにがいけないかなと思いつつ、シャリーズ・セローンの惜しみない裸体などが話題になってましたが、それは関係ないです。
ある意味、タブーな親殺しがテーマになっているので問題になったのかもしれません。
タペスリーのような映画の作り方が、本当に頭がよくないと書けないのとみているひともそれなりに理解できないとついてこれないかも。
最初からぐいぐいいきます。まったく関係のない人間の描きが3つの時代で交差するので、とても、わかりづらいです。
でも俳優の力でみせていきます。
すごく良くできてると思った。
風邪ひいて具合悪いなか、観てたけど、まったく気にならないくらいひきこまれた。
シャリーズ・セロンの若い頃をジェニファー・ローレンスが演じているのですが、本当にうまいです。彼女は、高校生も演じれるし、年増の40の女もまったく違和感なくえんじます。とても美人です。
そして、シャリーズ・セロンの母を演じるキム・べーシンガーの美人で色気があること。このひと、最高に格好いいです。チェロッキー・インディアンの血をひくジョージア出身の美人です。そして美人なだけじゃない知的なプロです。
この映画はいろいろなことを感じる。
自分がどうしてもあらがえない運命みたいなものに導かれて不幸になるとわかってもとめることができない。
憎しみがとんでもない方向に走って悪魔のような行動にでて、それがとんでもない悲劇を産む。
そんな自分の人生をどう生きたらいいのか、わからなくなって、どんどん追い込まれていくヒロインをジェニファー・ローレンスとシャリーズ・セロンが見事に演じてます。
俳優陣が素晴らしいし、この作品に制作で名をつらねているシャリーズがすごいなと思った。彼女にはタブーがない。美しく強いハリウッドスターです。
彼女の裸に強い意志を感じた。
とても美しい女性です。