ASUS G14 - GA401IV 1はファンの冷却性能が活かせてない
実機(GA401IV )で調べたところ、ファンのスピードは、80% - 90% の設定 で 回転数が 7000 RPM程度になります。
Armoury Create のプリセット(PerformanceやTurboなど)では 2000 RPM~3500 RPM でした。
プリセットの「Turbo」相当では、GPUのメモリークロックが 5501 + 120 になりますが、それでも 3500 RPM程度です。
つまり、通常の設定ではファンは 50%程度しか回ってないことになります。
Armoury Crateの「カスタム」から、ファンの回転数を上げ、もっと冷やすことができます。(ただし、ファンの音はうるさくなります。)
デフォルトのプリセット(Silent, Performance や Turbo)では、3DゲームやVRを高負荷な設定で遊ぶと、温度が90℃を超える場合があります。
Armoury Create の「カスタム」タブで、だいたい 温度 とファンのスピードを同じくらいにすると、結果として温度が70℃近辺で落ち着きます。(例:50℃で 50%、 70℃で 70%)
つまり「カスタム」のタブを使ってデフォルトやプリセットの設定よりも「より冷える設定」にできます。
ファンの音が気になる場合には、回転数が伸び続けている際に最もうるさく感じると思うので、(人に寄るかもしれませんが)一定の温度になったら、ある程度まで回転数を上げ、それを維持するといったような階段のように設定すると耳が慣れるので気になりにくくなると思います。
(例:~40℃まで 20%、50℃から 70%、80℃以上で 90%)
ちなみに下記の画像では Clock Offset を上げていますが各自の責任で調整してください。
ただし、この冷えにくい設定のメーカーの意図は知りませんが、省エネ・ハイパフォーマンス・静穏を両立させるための工夫であるようにも思えます。
また、耐久性への配慮かもしれないので、その辺のバランスは各自でご判断ください。自分もファンの回転数が 100% にはならないようにしています。
しかしながら、画像のように設定しても、だいたい室温30℃程度でも70℃くらいで落ち着くので、ファンの回転数が100%にいたることは1年を通して自分の環境ではないです。
むしろ100℃になるような状態になってしまったのであれば、ファンを100%回してでも冷やそうとするべきだと思うので100%の設定にしてもいい気はします。
例
CPU
GPU
もっと冷やす例(かなりうるさいがよく冷える。ファンの負担になるかも)
諸々を考慮してたどり着いた現在の設定(2024年更新)
(自分はCPUもGPUも似た設定にしてます。温度を見る限りそれでよさそうです)
最終形態として、下記の4つの クロックと回転数の組み合わせでプリセットを作って保存し、用途に応じて切り替えて使ってます。
(高負荷なゲームをしない時はデフォルトのプリセットにしてます)
Low Performance / Mid RPM
Midium Performance / Mid RPM
Midium Performance / High RPM
High Performance / High RPM
以上です。
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