一冊最後まで読み終えた事がない私が実践した1日30分読書の時間
恥ずかしながら子どもの頃から読書をしてこなかった。
だから読書の習慣がない。
社会人になって、"この本は読んだ方が良い"と聞くと買うくせに数ページ読んでそのまま放置。
買うだけで満足していた。
集中力が持たなかった。
海外旅行に行く度に飛行機の中で暇だから読書をしよう!っと本を持参しても毎回読まずに持ち帰っていた。
リゾート地のプールサイドで読書をしよう!っと本を持参しても毎回1ページも開かずに持ち帰っていた。
読書をしたほうが良いのはわかっていたがどうしても興味が湧かず集中力ももたなかった。
読書中、他の事を考えてしまう。
だけど今まで読書をしてこなくても不便だと感じる事はなかった。
っというよりも気づかなかっただけ。
私が読書をしてこなかったから、読解力、文章力、語彙力がないことにも気づかなかった。42歳まで。
42歳、アメリカで専業主婦。子どももいない。
必要に迫られることは何一つない緩い生活を送っている。
だけど今になって、会話をすると語彙力のなさ、何かを読むと読解力のなさ、手紙やブログ、SNS等何か文章を書くと文章力のなさに気づき焦りを感じ始めた。
私の国語力は学生時代で止まっているのかも。と。
今、アメリカに住んでいるので当然英語力の向上は必要不可欠。
英語の勉強は社会人になっても独学でずっと続けてきた。
日本語の分からないアメリカ人夫との生活に不自由しないくらいの英語力があってもそれでも日々英語の勉強は欠かせない。
故郷の日本からも離れ、ここでは日本語を使う機会は皆無。
日本語を使う時といったら、日本の家族、友人、親戚達とLINE通話やメッセージで話すときくらい。
だけど、ふと自分の日本語力の低さに日本人として恥ずかしいなと思うようになってきた。
このままではいけない。日本人であることに誇りを持てるように、アメリカ在住日本人として恥ずかしくないように自分の日本語力を向上させたいと思うようになった。
そこで、2025年の私の目標の一つに
『月に1冊本を読む』ことにした。
目的は読書習慣を身に着け、語彙力向上のため。
毎年色々な目標を立てているがこの目標を立てたのは人生で初めて。
いきなり、月に1冊本を読む!っと掲げても読書習慣が全くない私が実践するにはハードルが高すぎてすぐに挫折しそうだったので、目標をもっと細分化してみた。
それは、『1日30分読書の時間を設ける!』
スマホ、PCは手の届かないところに置き30分アラームをセットする。
これが意外にも私に合ったやり方みたいで今週一週間毎日続けられた。
本日時点で5日連続続けられた!
とりあえず3日坊主はクリア!
今月の本は”堀井憲一郎さん”の『いますぐ書け、の文章法』
この1日30分読書の時間を設けるを実践して気付いた変化があった。
1日目は30分アラームをセットをして読書を始めても頭の中に雑念がわいてきて集中できた時間は14分だった。
勿論それでも30分なんとか読書した。
2日目集中した時間は15分。
3日目16分。
4日目16分。
5日目は19分になった。
5日目にはアラームが鳴った後もまだ続きが読みたいと思い、読書を止められなかったくらい!
これは人生初めて!
そしてなんともうすぐで一冊読み終わりそう。
明日には読み終わるかな。
そう、人生で本を一冊、最後まで読み終えた事が一度もなかったのです。
こんな事とても人には言えません。
この方法で1年間続けたら、今まで見たことがない世界が見える気がしてワクワクしています。
継続は力なり。