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週末のこと

土曜日
金曜日に職場に送ったはずの欠勤連絡メールが編集画面で止まっていて、送信ボタンが押せていない。この歳になって無断欠勤なんてと急いで上司に謝罪連絡を送る。
謝罪メールが送れているか、送信済ボックスを開くと、前日の日付でちゃんと欠勤連絡メールは送られていて、休日の朝からわけのわからないメールを送ってしまったことを重ねて謝罪。自分に疲れる。自分のことになると連絡ひとつまともにできない。

その後、小児科に電話。
小学校入学前に急いでワクチン1回目を打ち、学校に慣れてからと先延ばしにしていた2回目を今から打てるか確認した。問題ないとのこと。
ワクチンは、打つ派/打たない派どちらも肯定したいけど、自分と考え方がちがう側を強く批判する人とは心の距離をとるようになった。

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ここ数日、毎晩のように義母から電話がくる。
頻繁に顔を出せなくなったので妊娠のことを伝えてあり、とにかく気になって仕方がないのだと思う。
ふだんは気の良い人だけど、今日の電話は「ワクチン4回目がきても打たないでね」という内容だったので、気が重かった。
「病院はすぐ打て打てって言うけど、きちんと自分で判断してね」とのこと。私の判断は、主治医従うに尽きるので、まぁ病院でよく話を聞いてみますと流す。
安定期に入っていないうちからの過剰な期待にも、少し疲れてしまった。

娘が生まれた直後、実母から「子どもが生まれたら他人のアドバイスは話半分に聞け。大半は聞き流せ」と言われたことを思い出す。
あれがいいと言う人もいれば、あれはダメだと言う人もいる。私の言うことだってむかしの育児だから、きっとあなたの知識の方が新しい、と。
他人のアドバイスは半分にというアドバイスが、子育てにおいて一番役に立ったアドバイスかもしれない。

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エッセイが好きでよく読む。
最近noteを再開して、むかしは自分もエッセイを書きたいと思っていたことを思い出した。
おいしい料理や丁寧な暮らしのエッセイが好きで、自分もそうありたいと思うはずなのに、植本一子、金原ひとみの心のうちをさらけ出し胃の底まで吐き出す覚悟のかたまりのようなエッセイに嫉妬してしまう。

私のASCは天秤座24度、ザビアンシンボルは「蝶の左側にある3番目の羽」で、これは星詠みyujiさんと同じ度数、おそらく私は勘がいい。
自分は自分の身体でしか生きたことがないので、他人の勘と比較することはできないけど、セッション・リーディングを受ける度に言われてきたことなので、勘はいいのだろう。
金曜日のリーディングでは、リーディング・セッションをする側にもなれるけど、その能力を家庭内でしか使っていない。いい悪いではなく、家庭を守ることに100%の能力を使っていると言われた。
私自身、誰かに対してセッション・リーディングをする側になることはないと思っているし、自分の周りに注いでいるエネルギーを外界に対して使うことは考えられないが、ものを書いてそれを外に出すことによって世界を癒す、誰かに届けることは向いているらしいので、地道に言葉を発信していこうと思う。
発信のきっかけになったデジ近note部は、跳び箱の踏切板のような存在で、参加して本当によかった。

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日曜日
また娘と夫がケンカをした。
三人で暮らすようになって、娘の喜怒哀楽が全方向にパワフルになり、こうして真っ向から怒ったり文句を言うことも増えた。
二人で目を見て謝り合って、夫と娘二人で自転車二人乗りでスーパーに出かける。
妊娠がわかってから自転車に乗っていなかったので、娘は「久しぶりの自転車は風が気持ちよかった」と言いながら帰ってきた。
そんな週末。

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