アイドルのお話・前編

なんと、2021年がおわりました!!!!!
あっという間!!!!!

2021年は、長年アイドルを応援してきた自分にとってめちゃくちゃに大変革な一年で、それだけに、あまりにもあっという間だった気がします…… 

というのも、アイドルに関していえば、これまで追っていたのは初期のモーニング娘。に始まり、その後は専らジャニーズ事務所の面々ばかり。
事務所担として安定したアイドルの供給を楽しんでおりました。
ジャニーズカウントダウンがないと年越せないし、ジャニーズカウントダウンを見たらいつでも年が越せるよね(何言ってんの)!!!!!!!


それが、生まれて初めての、KPOP沼へ!!!!!

全ての始まりはチェミノ氏という絶対勝利顔面に出会ったこと。用法用量を確実に守りながらとろける黄金フェイスを拝み紫色の通知を今か今かと待つ生活。
脳内のKinKi Kidsが歌い続けるよね、もう君以外愛せない!!!!!!!!!!!!
ありがとうSHINee!!!!!!ありがとう2021年!!!!!!!!もう、なぁんにも思い残すところはないね!!!!!!!

……と、思っていた11月某日、まさかのジャニーズ事務所以外に所属する日本のアイドルにドボンする。

沼の底で浮かれて踊ってたら足元にさらに落とし穴あって落ちるとか誰が予想できようか!!!ね!!!!全くもう!!!!!!!

立ちあがろうと思ったのになぜか出口が見当たらなくて、おかしいなぁと思っていたら2021年が終わってて、キラキラ輝く穴の中で2022年が待ってたからもうこのままでいいやってハッピーに迎えている今の私がいますね。INIっていうんですけど、もう私は穴の住民になることを決めた⭐︎とっくに11月中にFCもプラメも登録してるお前が今言うなという話⭐︎

沼底のさらに穴の中っていうわけわからん楽園で迎えた2022年、絶対レベチが違う楽しさに違いないね⭐︎

さて、ちょっとここから2つのアイドル像について、ちょっと真面目に書いていきたいなと思います。長くなりそうなので、今回は前編・SHINeeのお話を。



SHINeeを好きになったことで、私は韓国語の勉強を再開しました。大学生のころ、試験のために勉強していたのとは違って、好きな人の言葉を理解できるようになることが、本当に嬉しかった。

それでも、まだ簡単な単語や会話を聴き取れる程度で、彼らの歌詞も、コメントも、メッセージも、そのほとんどが、日本語というフィルターを通してでしか受け取れない。

私は、アイドルたちのパフォーマンスももちろん大好きですが、彼ら・彼女らの言葉にたくさんの勇気や感動をもらうし、だから、アイドル側から発せられる言葉にもすごくこだわりを持って受け取ってしまいます。


もちろん、それはファンに向けてある程度「作られたもの」かもしれないけれど、言葉には少なからず、その人の人となりとか、人生とか、考え方とか、そういうものが滲み出てくると思うし、
例え「作っている」ものがあったにしても、その時にそう伝えようとしてくれてそういう言葉を選んでくれたということは、事実だからです。

その言葉を、そのニュアンスで伝えてくれたこと。100%見せかけなんてことは、ないと思うんです。

だから初めて、相手の言語がわからないまま海外のアーティストをこんなにも好きになって、彼らの言葉を彼らの言葉のままで受け取ることができないことが、すこしつらかった。

どうしても普段、ジェスチャーや表情、声の調子は、あくまでも言葉での表現をサポートするものとして捉えてしまう。

でもその「言葉」が、訳を通してしかわからない、場合によっては、リアルタイムでは全く訳をみることができないということもあって。

そんなとき、ジェスチャーや表情、声の調子といったノンバーバルなものこそ、私が受け取れる生の彼らの「言葉」でした。

だから、これまでのどのアイドルに対してよりもきっと、彼らの目を、目の奥を、仕草を、声を、真っ直ぐ見つめていた。



そんな中で、私はいつもミノくんの全身から、
「この道で生きていていたから、こうしてみんなに会えて本当に幸せ」
というメッセージを感じていました。


昨年末、久しぶりに開催されたファンミーティングでもそうでした。

その日、その時間が来るまで、待ちきれない思いを込めたbubbleを何度も何度も送ってくれたミノくんは、客席を見つめながら一気に目をうるませていました。

ステージを全力で走り回るミノくん(これは結局ミッションのひとつでしたが、嬉しさを隠しきれないといった様子で元気に走るミノくんの姿は、ほんとうに眩しかった)。
優しい声で歌うミノくん。
力強く踊るミノくん。
拍手に可愛く怒るミノくん。
チャンミンさんに懐くミノくん。
この時間が終わるのが名残惜しそうなミノくん。
ちゃんと挨拶出来なかったからと、苦手だったはずの家からのインスタライブをしてくれるミノくん。


どの瞬間を切り取っても、幸せそうなミノくんがそこにはいた。


色々な考えがあると思うのですが、私は、アイドル側から「この時間が幸せ」というメッセージを受け取る瞬間が幸せです。


自分たちのおかげで、そう思ってもらえているなんてそんな烏滸がましいことは全く思いませんが、
もともと、仕事に誇りを持っていて仕事を生き生きとしている人を見るのが好きなので、特別な仕事をしている彼らであっても、それは変わらないのかなぁと思います。

もちろん、勝手に自分たちが好きになって、応援しているわけで、アイドル側はパフォーマンスをすることが仕事であって、そんなことは重要でない、そんな感情を押し付けるな、そんなことを求めるなと思う方もいらっしゃるかもしれないし、それも正解だと思う。

でも、一方的にこちらが幸せをもらうだけではなく、ちゃんと彼らも、この仕事を選んだ日々の中で幸せを感じているんだなぁと思うと、勝手ながら「好きな人が幸せでよかったなぁ」と思ってしまうし、そうやって人生を輝かせている人たちを見ると、こちらまで幸せになる。


だから、アイドル側の「幸せ」とこちら側の「幸せ」が、溶け合って会場全体を優しく包むコンサートという場所が、私はたまらなく好きなんだろうなぁと思うんです。


私は、まだシャヲル歴1年未満です。
だから、SHINeeの歴史は、一つひとつ大事に遡っています。

その中で、私がミノくんの全身から感じていた「幸せ」のメッセージを、言葉にしてくれていたことがあったと知りました。


「5人がSHINeeになったことで人生の幸運を全部使ったと思う、幸運を全部使っただけにこうして皆さんに会えてこんなにも幸せな日々が送られるんだ」と。



私は、フォロワーさんに教えていただくまで、ミノくんのこんなにも素敵な言葉を知りませんでした。


でも、ミノくんは全身でいつもそれを伝えてくれていた。言葉はわからなかったけれど、確かに、まだファン歴1年の私でさえも感じられるほど、全身でそれを伝えてくれていた。

ありきたりな表現だけど、音楽は、想いは、言葉を超えるんだなぁと思った。

もちろん、きっと、プライベートだって自由ではいられないこの仕事をしていたからこそつらいこと、数えきれないほどあったと思う。

だけど、ミノくんは心からこの仕事が好きで、SHINeeのメンバーと世界中のシャヲルと出会えたことこそがかけがえのない宝物だって思ってくれていることを、
微塵も疑わないどころか、疑うことすら忘れさせてくれるくらい、ステージのミノくんは幸せをこれ以上ないくらい表現してくれる。
世界中の希望の光を集めたような、あたたかくて眩しい人。


そんなミノくんが、「キセキ」という日本の歌をうたってくれて、歌詞のことを話してくれたことがありました。

ミノくんは、いつもシャヲルのことを「僕の希望」と言ってくれます。そんな自分にとって、この曲の歌詞がまさに自分の想いそのものだと、そうミノくんは話してくれました。

大好きな詞の曲だったので、この曲を、ミノくんにとっては外国語である日本語の曲を、そんな風に味わって想いを重ねてくれていたことが、すごく嬉しかった。
そして、そんなミノくんが紡ぐ言葉は、きっとどれもすごく素敵なんだろうと思った。

想いは言葉を超える。
だけどやっぱり、私もこんなにも素敵なミノくんの紡ぐ言葉をそのままのニュアンスで受け取りたいと思った。
ミノくんが日本語の言葉を真剣に受け止めて想いを馳せてくれたように、シャヲルとして、彼らの言葉をちゃんと知りたいと思った。


毎週2回聴いていたミノくんのラジオは12月で一旦終わってしまい、ペンミも終わってしまった今、リアルタイムでミノくんには会えなくなってしまいました。

ラジオ、ミノくんの誕生日の直前で終わることが告げられたときは、
誕生日のお祝いも、クリスマスも、年越しも、
一緒に迎えられると思っていたたくさんの楽しいことが一気になくなってしまった気がして、すごく寂しかった。

でも、ラジオの最終回、ミノくんは全部やってくれました。
ロウソクを消すみたいに、「1209」のライトを吹き消していたチャーミングなミノくん。
マフラーを巻いて、全力でメリークリスマスをしてくれたミノくん。
ほんとに年を越したみたいに大盛り上がりでカウントダウンをしてくれたミノくん。
必ず戻ってくるから、最終回じゃなくてハーフタイムだって言ってくれたミノくん。

そして、サプライズのメッセージに目をうるませ、幸せそうにはにかむミノくん。

全部の瞬間が愛に溢れていて、ミノくんの「幸せ」も、そこに溢れているように見えた。

ラジオがまた始まる頃には、今よりもっと、ミノくんが伝えてくれるメッセージをそのままの形で受け取りたい。

ハーフタイム、どのくらい続くのかわからないけれど、真っ直ぐなミノくんの想いを真っ直ぐ受け取れる日が来るように、2022年はもっとたくさん韓国語を学びたい。

また毎週水曜日と金曜日、私たちの太陽・Captain Choiに会える日を楽しみに。 

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