遊戯王デッキ紹介#001 「シンクロ召喚」
どうも。最近何時間寝ても眠くて悩んでいるsaharaです。
記念すべきデッキ紹介シリーズ第一回は遊戯王から、「シンクロ召喚」です。
リスト
デッキ名からどんなデッキかだいたい予想できるとは思いますが、とりあえずリストをドン。
はい。こんな感じになっています。デッキのコンセプトは、「固定ルートで大型シンクロ」です。
カードがよく見えない、何のカードかよくわからん!という方のためにテキスト形式のリストも記事の最後に載せておきます。
デッキ誕生の経緯
このデッキを組む前、私はあるデッキを組みました。そのデッキとは、「ジャンクドッペル」です。遊戯王初心者の5D'sキッズだった僕は、シンクロ召喚に憧れ、ジャンクドッペルを組みました。レシピは載せませんが、Twitterでジャンクドッペルのリストを探し、まるまるコピーして一人回しをしました。
ただ、ご存じの通りジャンクドッペルには決まったルートというものが存在せず、基本的にアドリブで回すデッキです。ある程度目指すべき型はありますが、そこに至るまでに様々な道のりが存在します。もちろん、遊戯王初心者の僕には使いこなせませんでした。頑張って回すと盤面がチューナーまみれになってしまう。なんで?
しかし、5D'sキッズの私は、どうしてもコズミックが使いたかった。そこで、決まったルートでコズミックを立てるべくデッキを練り始めました。そのデッキの現状がこのデッキ、というわけです。
デッキ解説
このデッキは、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》と《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》という2体の大エースが存在しています。そして、それぞれ出すのに固定のルートが存在しています。わかりやすいですね。
これから解説するルートは、ちょっと珍しい(?)星4×3《コズミック》です。《アーデク》+《サベージ》や、ランク4エクシーズといった応用もできます。自分で作ったにしてはなかなか使いやすいので、最近組んだ僕のデッキにはたいていこのギミックが搭載されていたりします。
そんな訳で《コズミック》のルートをどうぞ。
条件
《ハリファイバー》と《ジェット・シンクロン》の為の手札コスト
ルート
①《ハリファイバー》成立、《ブンボーグ001》をリクルート
②《ハリ》と《001》で《幻獣機アウローラドン》
③幻獣機トークン3体特殊召喚、それに反応して《001》蘇生
④トークン1体と《アウローラドン》リリース、《幻獣機オライオン》リクルート
⑤トークン1体と《オライオン》でシンクロ、《源竜星ーボウテンコウ》
⑥《オライオン》効果で幻獣機トークン
⑦《ボウテンコウ》効果で《水竜星ービシキ》を墓地送り、レベル2に。
⑧トークンと《ボウテンコウ》でシンクロ、《アクセル・シンクロン》
⑨《ボウテンコウ》効果、《地竜星ーヘイカン》リクルート
⑩《アクセル・シンクロン》効果で《ジェット・シンクロン》墓地送り、レベル4に。
⑪《ジェット》効果蘇生、そのまま《ヘイカン》とシンクロ、《虹光の宣告者》(アーク・デクレアラー)。
⑫《001》とトークンでシンクロ、《アームズ・エイド》
⑬《アクセロン》、《宣告者》、《アームズ・エイド》でシンクロ、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
こんな感じですね。《ハリファイバー》1枚から《コズミック》に到達できて、とても満足しています。《ハリファイバー》を立てる方法としては、《サイキック・リフレクター》が主でしょうか。
ただ、一点ほどあれ?となる部分があったかなと思います。⑤~⑨の《ボウテンコウ》絡みの部分ですね。《ボウテンコウ》使う意味ある?と。
《ボウテンコウ》出さずに直接《アクセロン》を出しても場の合計レベル、チューナーの数は変わっていませんからね。
なぜ経由しているのか?その答えは簡単です。「墓地にレベル2の非チューナーが欲しかった」からです。《ボウテンコウ》無しで展開すると、墓地に非チューナーのレベル2が落ちないんですよね。
墓地に《ジャンク・シンクロン》と召喚権が余っていれば《ボウテンコウ》後に《ライブラ》を立てて4ドローすることもできますし、何より次のターン以降の《ジャンク・シンクロン》からの展開がやり易くなります。
続いて、《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》ルートです。
条件
《ジャンク・スピーダー》の成立
ルート
①《スピーダー》効果で《ジェット・シンクロン》、《サテライト・シンクロン》、《スチーム・シンクロン》リクルート。
②《スピーダー》と《ジェット》で《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
③《スターダスト・チャージ・ウォリアー》効果で1ドロー
④《ジェット》蘇生
⑤《スターダスト・チャージ・ウォリアー》に《ジェット》、《サテライト》、《スチーム》をトリプルチューニング、《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》
こんな感じです。《ジャンク・コンバーター》や、《ブンボーグ001》などでレベル1チューナーを確保できる場合、《ジェット》の蘇生をサーチに回すことができます。コズミックルートを行った後の場合は、《001》が墓地にあるため、《ジェット》蘇生は必要ありませんね。
ここで《コンバーター》をサーチできた場合は、次のターン《ジャンクロン》から8シンクロまで到達することができます。
カード解説
主要なカードの採用理由などをサラッと説明します。
まずはメインデッキから。
《スチーム・シンクロン》×1
《スピーダー》から出せるので1枚。引いてしまっても《ジャンクロン》をリクルートすれば問題なく動ける。
相手ターンに《スーパーノヴァ》をシンクロすると1度《無限泡影》ケアになったりする。ただ、一滴とかの裏目もあるので過信は禁物。
《スピーダー》リクルート組の《ジェット》、《サテライト》とそろって機械族なので、《001》を起動できる。
《サイキック・リフレクター》×1
初動。《ワン・フォー・ワン》や《緊急テレポート》などでリクルートでき、そのまま《ハリファイバー》にたどり着け、《ジェット》の手札コストも確保できる。ほかのカードからリクルートでき、2枚目以降腐るので1枚。
《ブンボーグ001》×1
基本的《ハリファイバー》からリクルートするので1枚。
《アウローラドン》のトークンに反応して出てくるので再利用ができる。
《ジャンク・コンバーター》×3
「シンクロン」をサーチしながら非チューナーレベル2である自身を墓地に落とせる。「ジャンク」なので《ジェット》からサーチすることもできる。
《水竜星ービシキ》×1
《ボウテンコウ》で墓地に落として《ジャンク・シンクロン》を使いやすくするカード。引いてしまっても《ボウテンコウ》を絡めなければ良いので1枚。
《地竜星ーヘイカン》×1
同じく、《ボウテンコウ》絡みのカード。このカードのおかげで《ボウテンコウ》に幻獣機トークンを使っても盤面のレベルが変動しない。《ビシキ》と同様引いてしまっても《ボウテンコウ》を絡めなければ良いので1枚の採用。
《古聖戴サウラヴィス》×1
《アーデク》でサーチするので1枚。
《スーパーノヴァ》とかへの魔法に対して切ったりできる。
続いて、EXデッキのカード。
こちらは全部紹介します。
《水晶機巧ーハリファイバー》
ご存知最強リンクモンスター。《001》に触りながら《アウローラドン》にアクセスできる。とてもつよい。
《幻獣機アウローラドン》
非チューナーを3体も供給でき、さらに《オライオン》をリクルートできるつよつよカード。トークン3体同時に出せるので、《001》を起動することもできる。
《源竜星ーボウテンコウ》
何故か3つの効果を持っている超便利なシンクロチューナー。このデッキでは墓地に落としてレベルを変動する効果と、離れたときにリクルートする効果を使用します。
《竜星の輝跡》を採用していないのは、墓地に《ビシキ》を落としたかったためですね。
書いてる内に採用したほうが良い気がしてきました。今度買ってきます。
《アクセル・シンクロン》
デッキから「シンクロン」を落としてレベルを上げ下げできるシンクロチューナー。このデッキでは、《ジェット》を落として4にしながらチューナーの数を稼ぎます。
《虹光の宣告者》
アーデクさんです。4シンクロなのに妨害を構えられるうえ、サーチも行える。便利。このデッキでは《サウラヴィス》を持ってきます。
《アームズ・エイド》
4シンクロの2枠目です。《アーデク》の2枚目でなくこのカードを採用しているのは、《サベージ》で《アウローラドン》を装備しつつ、このカードを装備すると攻撃力が5050になり、《ライトニング》ラインを越えられるからですね。
《コズミック》だと、4000を超える打点を一度通してしまうと対処ができないのですが、5000を超えればそんなこともそうそうないでしょう。特に先述した《ライトニング》なんかは《コズミック》で攻撃を止めることすらできませんので、その対策として入っています。
《ジャンク・スピーダー》
新ルールの申し子。まあこのデッキでの展開はリンク縛りがあっても問題なく行えるのですが。基本的に《ジェット》、《サテライト》、《スチーム》をリクルートして《スーパーノヴァ》へ繋げます。
《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
基本的に《ジェット》を墓地に送りながら手札コストも確保するためのカードです。相手モンスター全員に攻撃できる効果も地味につよい。
《TG ハイパー・ライブラリアン》
シンクロ召喚最強ドローソースです。展開するだけで何故か手札が増えている。このデッキではルートに組み込めず、上振れ札のような感じに。組み込みながら展開できるかちょっと考えてるけど思いつかない。
《ガーデン・ローズ・メイデン》
《ブラック・ガーデン》をサーチする効果と、墓地から除外してドラゴン族シンクロを蘇生する効果を持つ。このデッキでは《スーパーノヴァ》とか蘇生できたらいいな、といった感じ。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
汎用8シンクロとは思えない制圧力を持ったシンクロ。《アームズ・エイド》の欄でも書いたように打点にもなれる。
このデッキでは、展開ルートで《アウローラドン》が墓地に落ちるので1050の打点上昇ができる。それだけでも4050打点なのはとてもえらい。
《PSYフレームロード・Ω》
除外触る効果と、ハンデスをする効果が目立っているが、墓地のカードをデッキに戻すこともできるとても器用なカード。《ジェット》や、《メイデン》を再利用したり、《スーパーノヴァ》ルートに挟んでリソース回復をすることもできる。
《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
墓地を肥やしながら闇か光を回収できる。《ジャンクロン》や《ニビル》を回収できるので入れている。正直この枠は他と比べて採用理由が薄い。自由枠といったところか。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
《スーパーノヴァ》と双璧をなすこのデッキのエースモンスター。
デルタ・アクセル・シンクロモンスターです。かっこいい。
簡単に説明すると、半永久的な万能1妨害ができるモンスターです。コストで除外を行うので、効果無効になっても逃げることができるので、「壊獣」のようなもの以外は大抵逃げられます。
このカードを使う上で注意が必要なカードは、先述した「壊獣」系列や、《禁じられた一滴》です。怪獣はどうしようもないですが、《一滴》の場合、2000打点以上のモンスターの攻撃宣言時にモンスターをコストに発動されるとそのまま殴り負けてしまいます。ご注意を。
《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》
《コズミック》と双璧をなすこのデッキのエースモンスター。
このカードは主に打点としての役割が大きいです。《コズミック》ルートの後に出すと、攻撃力が9000前後になります。力こそパワー。しかもしっかり全体除外効果まで備えています。この1枚で詰むデッキも少なくないんじゃないでしょうか。
デッキの歴史
歴史といっても去年末に組んだデッキなので、新ルール前と後ぐらいの変遷しかありませんがとりあえず。
~2020/3/31
新マスタールール(リンク先に出す方)では、イヴを経由して相手ターンにコズミックをシンクロするデッキでした。リストはこんな感じ。
ジャンクドッペル組んでしまったよね pic.twitter.com/Odwr9Nb405
— サハラビット (@milkysahararara) November 25, 2019
ルートとしては、
①《ジャンク・コンバーター》効果で《ジャンク・シンクロン》をサーチ
②《ジャンクロン》効果で《コンバーター》を蘇生
③《星杯の巫女 イヴ》S召喚、《イヴ》で《星遺物を継ぐもの》、《コンバータ》で《ジャンクロン》蘇生
④《イヴ》+《ジャンクロン》で《ハリファイバー》、《ハリ》で《ジェット》、《イヴ》で《星杯に誘われし者》リクルート
⑤《誘われし者》+《ジェット》で《TG ライブラリアン》S召喚
⑥《ジェット》蘇生、《継ぐもの》で《誘われし者》蘇生
⑦《ジェット》と《継ぐもの》で《ライブラ》2体目
この時点で、盤面は《ハリファイバー》と《ライブラ》が2体です。
後の展開は相手ターンに。
⑧《ハリファイバー》効果で《フォーミュラ・シンクロン》をS召喚
⑨《ライブラ》効果と合わせて3ドロー
⑩《フォーミュラ》効果でシンクロ、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》成立
という感じですね。
このデッキを組んでからは、安定してコズミックを立てることができていたので、とても満足していました。
2020/4/1~6/29
新ルールになり、リンク先に縛られなくなりましたが、その代償に《イヴ》の全身とと《ライブラ》の片足を持っていかれていしまいました。等価交換です。真理の扉を開いたおかげで《ハリファイバー》一枚でコズミックに到達できました。
この時のリストは下に
ルートに関しては、今のリストと大差無いです。《ボウテンコウ》が居ないくらいですね。
おわりに
いかがだったでしょうか。ルートを書き始めたあたりから、「最初に手を出すデッキじゃねえ」と思いながら書いていました。ルートを文章に起こすのはとても難しいですね。わかりにくいと思うので、しばらく執筆を続けて慣れてきたらまた記事を書き直したいなと思っています。
誤字脱字はもちろん、わかりにくいぞ!とか、ここの展開はこうしたほうがスマートじゃないか?とかご指摘があればどんどんコメントくださるとありがたいです。それでは。
以下、デッキリスト
メインデッキ
《ジェット・シンクロン》×3
《サテライト・シンクロン》×1
《スチーム・シンクロン》×1
《ジャンク・シンクロン》×3
《サイキック・リフレクター》×1
《ブンボーグ001》×1
《幻獣機オライオン》×2
《ジャンク・コンバーター》×3
《バスター・ビースト》×1
《水竜星ービシキ》×1
《地竜星ーヘイカン》×1
《エフェクト・ヴェーラー》×1
《灰流うらら》×3
《原子生命体ニビル》×1
《古聖戴サウラヴィス》×1
《増殖するG》×3
《増援》×1
《死者蘇生》×1
《おろかな埋葬》×1
《ワン・フォー・ワン》×2
《調律》×3
《緊急テレポート》×1
《抹殺の指名者》×3
《墓穴の指名者》×3
《バスター・モード》×1
《無限泡影》×1
以上、44枚
EXデッキ
《水晶機巧ーハリファイバー》
《幻獣機アウローラドン》
《源竜星ーボウテンコウ》
《アクセル・シンクロン》
《虹光の宣告者》
《アームズ・エイド》
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
《ジャンク・スピーダー》
《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》
《TG ハイパー・ライブラリアン》
《ガーデン・ローズ・メイデン》
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
《PSYフレームロード・Ω》
《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
以上、15枚