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変身物語
変身といえばカフカの虫の話だし、中島敦の山月記が想起される。変身物語と変身は同じものだとなんとなく思っていたのだけれども、このたび、ギリシア神話の一つであることを認識いたしました。
『変身物語』は、 ギリシアがローマ帝政期だったときに、詩人オウィディウス(紀元前43年 - 紀元17年)によって書かれた作品。動植物や星へ人が変身する物語。物語の最後で、カエサルがほうき星になり、子供のアウグスティヌスが、将来星になるという話で終わるローマ神話である。でてくる神様はローマ神話の名前になっている。
星座をきめた人が活躍した時代もその時代なので、だいたい星の名前は、ローマ神話の神様の名前がつけられている。ゼウスの活躍も変身物語にかかれているらしい。
ただ、昨日見たように、星座の神話は、アトラスの「現象」にゆずらなければならない。
一番最初に読んだギリシア神話は、アポロドーロス(紀元1世紀頃)の 『ビブリオテーケー(ギリシア神話)』 だったようだ。たくさんの神様が次々と出てきて、たいへんだなあとおもって、今日まで放置することになった。最初に読む本ではなかったようだ。