「B.G.M festival2025〜美少女ゲーム音楽文化圏〜」ってのを考えてみた。
こんなポストから
10年以上前にやったエロゲメーカー集めてZeep2daysで行ったB.G.M festivalですが未だにこういう風に言ってくれてる人がいて本当に嬉しい。
この方の記憶に残るライブを作れた訳なので苦労したけどやってよかった。
でもあれ30代だから出来た無茶ってのもあり、流石に今の自分には捌くのが難しいんだよね。主に体力と精神力の部分で。
当時やってた時も相当苦労して心身削って開催してたし。
ちなみに当時2day開催で600万ぐらい赤字が出て一人で被った。
アパレル売り倒して回収したけど。
今だったらクラウドファンディングとかあるからもうちょっと上手く立ち回れたかもしれないねぇ。
あと半隠居してるような俺がやるのはちょっと違うと思ってて、今の現役の連中がやりゃいいじゃんと思ってたが、現在のメーカーがそんな博打みたいなフェスに金を出すほどの体力はないし、自分トコで自分オンリーのライブをやった方が儲かるし、よほどメリットがないとやらないんじゃないかなーと思ってたが、Dangのこのコメントに「なるほど」と思った次第です。
という訳で実際にはやらんけど息を吸うかの如くオーガナイズしてきたので、企画だけギャグで立ててみる。
テーマ
俺がやってたB.G.M festivalは各メーカーが参加したお祭りをテーマにしていたが、今回は「エロゲ音楽」にスポットを当てたショーとなる。
なお公演は2day公演にする。出演者めちゃくちゃ多いからだ。
タイトルに「エロゲ」を入れないのは会場借りる時の対策だ笑
2日間共に各日程共に2024年の最新から2000年ぐらいまでのエロゲ音楽の歴史を掘り下げてく内容にする。青春回帰。俺たちいつでもエロゲバカ!
会場規模
椅子席にて1,500〜2,000キャパ。
2000年代にエロゲにハマってた連中はほぼ100%中年なので絶対に椅子席が良い。
配信は必須なので配信チームを入れるとするとその分客席潰す事になるので、豊洲PIT(2,000人規模)で椅子入れて1,500人とかそんなイメージ。
そもそもホールのほうがいいかもしれんがこの規模のホールあんまり知らないんだよね。
出演
ここら辺は妄想してくれたまえ。
ざっと考えただけで10組以上いるから考えるのダルくなった笑
トリはKOTOKOちゃんとモモーイだろうねぇ。
絶対的クイーンなヘッドライナーできるのってキャリア的にこの2名だと思う。あとこの日限定で佐藤ひろ美は復活して笑
あと最初に言っておくが俺は出ない。
鳥久を美味しく食べる係だからだ。
製作費
ざっと試算したが、まぁ2日間で1,500人〜2,000人ぐらいのキャパの会場借りて、会場はホールと仮定して音響機材や照明器具の持ち込みや舞台監督などの裏方のコストや出演者のギャラ、リハーサルの費用、JASRACなどの費用なんかざっくり出すと大体1,500万〜2,000万ありゃまぁ安心かな…レベル。
多分オーバーすると思うけど。
曲数は各日程で30曲前後で60曲換算、リハーサルは7~10日間前後、ゲネで2日間、バンドは2バンド(各日程でバンドが違う)と仮定した。
1バンドで60曲って相当大変なのとロングスパンかかるので2バンドに分けてでかいスタジオの2部屋で同時進行したほうがいいかなと。
あと演出でショーの内容的にゲームとリンクさせるのにクソでかいLEDモニターとか演出で必須だからそこそこ金かかると思う。
あと同期や譜面の作成量も半端ないし、ミュージシャンもMP必須だし相当人数いると思う。プレイヤーで参加する人もいるだろうしバンドで乗り込む人もいるだろうから想像するだけで地獄の仕切りが発生する。
問題
潰れたメーカーのゲームの画像とか使う訳にゃいかんので、そこをどうするかだよな。曲なんかはメーカー潰れたら債権になってない限り作家に著作が戻るので、作家が存命であれば許諾を取れば使えるけど。(原盤使わなきゃok)
問題はゲームですよ…。超めんどくさい。
過去に企画を立てた人もいるが、おそらくここでつまづくと思うし断念する大きな原因だと思う。債権持ってる所が流通とかならまぁ同業界なので話は早いが弁護士とか業界外の連中が権利持ってるとかだと使用許諾で金ふっかけてくるから関わりたくないんだよな。
チケット費用
チケット価格は一般販売時は8,800円だろうねぇ笑
まぁいろいろ高騰しとるので仕方ないとはいえ最近のショーのチケットは結構高いんだよね。
上記金額で仮定したとして、2,500枚以上でまぁまぁ回収できんじゃねラインかなと。実際には手数料とかそういうのかかるし。
あと学割チケット出したいよね。4,400円ぐらいの。
若い世代にも気軽に聞いてほしいから。
歴戦のおっさんエロゲーマー共は若い世代に己の原体験を公式にドヤれるようにする為に金を出せ。
最近の状況見るに2,500枚もチケット売れるとはちょっと考えずらいトコあるけど。
クラウドファンディング使った場合。
これがねー。席の配券が伴うプロジェクトって絶望的にクラウドファンディングに向いてないんだよね。プラットフォームにチケットの配券の仕組みがない限り、ここら辺のチケット関係が手作業になるので地獄になるのが目に見えてる。
「連番希望!」とかそういう細かいオーダーに応えるの超大変なんだよな。
(センチメンタルグラフティー25thの時めちゃくちゃ苦労したから。)
一番いいのは「ショーのパワーアップ系」かな。
もしくは2階席とかにエリア囲ってその座席数で返礼上限決めるタイプとかオバフェスでやったみたいにスポンサー提灯とかそういう感じになるんじゃないかなと。あと支援してくれたら配信おまけにつけるってのはできるかもね。
返礼品にもよるけど台形型の設計(鷲崎プロジェクトみたいなの)にすりゃ、最低でも1,000〜1,500万円ぐらいの支援は募れる設計ができる自信はある。
結論
まぁ開催はどのような形でも開催可能だとは思うが、
権利問題
コスト問題
回収問題
の3要素がネックになってくるので、ここをガッツと熱量と根性で乗り切るやつが現れん限り、なかなか形にするのはむずかしいとは思った。
(これショーに限らず企画を形にする時に絶対必要な3要素。)
乗っかる連中は好き放題言ってくるからな、開催するメインの連中は命がガリガリ削られるぞ!覚悟しとけ!笑
えっ?お前がやれって?
1,000万円もらっても嫌です。
ちなみにここまで20分で書いた。
勢いで書いたから穴はあるのでそこは大目に見てちょ。
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