社長とわたし
こんばんは。
風邪をひきました。
一人暮らしで風邪をひくとこんなにも心細くなってしまうのは
私だけなのでしょうか?
私がいま勤めている会社に入社を決めたのは
社長『春からうちにおいでよ』
その一言だった。
え、そんな理由で決めたの?と思う人がいると思うが、
そんな理由も立派な理由だと思う。
就活を始めたころから終わるまで、
何をしたいかとか、どう生きたいかとか、
あんまり自分でもよくわかっていなかった。
そんな私がいちばん重要だと思っていたのは人間関係だった
人として嫌だなと思う人にはなるべくかかわりたくないし、
尊敬できる人が周りにいないと自分が成長しないのは
20年間生きてきてよく知っていた。
そんな時に出会ったのがこの社長、のちの私のボスだ。
私の就職スタイルは多分一般の人と違う。
自分が気になった企業に声をかけて、
企業説明会やってませんか?とか
こんなことに興味あるのですが、新卒でもできますか?
みたく、すごい自分勝手な就活をしていた。
今になって気づいた。笑
そんな自分勝手な私にも親切に対応してくれた会社があった。
それがいま勤めている会社だ。
企業説明会とかしていますか?とTELしたところ、
してあげるから品川においでと言われ
はじめましてとあいさつを交わしたのもつかの間、
車に乗せられ、横浜に向かうからと言われたことを今でも覚えている。
社長は私の父よりも3歳年下で森のくまさんみたいな感じの人だ。
BMWの運転席が狭そうに見えたのが第一印象だった。
社長は話すのがうまく、
今までやってきたこととかを話しているうちに目的地に着いた
そこは商業施設で、なんでこんな場所に連れてこられたのか不思議に思いながら、コーヒーを受け取りテラス席に座って、社長の第一声が
社長『手短に話すと、ここが働いてもらう場所だから。』
といわれ、目が点になったのを覚えている。
私『え、いいんですか、まだなんも話してないですよ笑』
社長『いや、threemさんおもしろいからさ、春からうちにおいでよ』
みたいな感じで、会社説明会に来た私は内定をもらった。
こんな人が社長の会社ってみんな面白そう、と即決で入社を決意した。
うちの会社は中小企業で、社員も数十名しかいない会社だが、
一人一人の個性が強くてとても面白い。
そりゃあ、あんな社長のもとには面白い人たちが集まってくるよなって
ものすごい納得している。
ボスも時々、店に来てお客さんの接客をするのだが、
みんな笑顔で帰っていく
彼のようになりたいわけではない、変人だから
だけどボスように周りの人を笑顔にできるような人を目指し
頑張っているところだ。
人間関係って大切だと思いませんか?
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