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ブルネイ一人旅②

皆様こんにちは。ミルクティーです。
前回の投稿に引き続き、ブルネイに訪れたときの様子をシェアできればと思います。滞在2日目~最終日までの内容となっています。

前回の投稿で記載を忘れていましたが、このブルネイの首都は「バンダル・スリ・ブガワン」といい、ブルネイ国際空港もここに位置しています。国土が小さい分この首都もコンパクトですが、そのおかげで観光がしやすいこともブルネイの特徴です。

ちなみにXをやっておりますので、そちらもぜひよろしくお願いいたします。(Xアカウント:@milktea_travel)

スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク

ブルネイ2日目、最初に訪れたのは「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」。「オールドモスク」とも呼ばれており、ブルネイ観光について調べてみると、様々なサイトでまずこの場所が挙げられています。

実際に訪れるとその息を呑むような美しさに圧倒されました。白を基調とした外観に金色のドーム。まさしく荘厳華麗といったところでしょうか。そして周りは湖に囲まれており、そこに浮かぶ船とモスクのツーショットからは何か不思議なパワーを感じます。

モスクと湖に浮かぶ船のツーショット。

モスクの側にある芝生の広場に行くと、そこに写真撮影用のフレームがありました。ドバイフレームを彷彿とさせるこのフレームですが、ここからモスクをフレームインさせた形で写真を撮ることができます。(ちなみにドバイに行ったことはない)

ドバイフレームならぬ「ブルネイフレーム」?


世界最大の水上集落へ

続いて、世界最大の水上集落「カンポン・アイール」へ。カンポン・アイールへは対岸から船で向かうため、まずはその船乗り場へ向かいました。オールドモスクから歩いて10分~15分ほどでした。

船乗り場へ到着後、停まっている船の運転手に声をかけ、値段交渉開始。カンポン・アイールまでの相場は1ブルネイドルと聞いていたので、その前提で交渉。そして無事に1ブルネイドルで交渉成立。船自体は高速なモーターボートとなっており、カンポン・アイールまでは2分くらいで到着しました。

船でカンポン・アイールへ。モーターボートであっという間に到着。

そしてカンポン・アイールへ上陸。目の前に広がる光景はまさしく「水上集落」で、水上に住居が連なっており、住居間は木でできた通路が橋のように敷かれています。学校やモスク、消防署なども設置されており、生活の全てが揃っているその光景にひたすら驚きです。なんとトレーニングジムまでありました。インフラ関係もしっかりと整備されている様子で、陸上の生活と遜色ないように感じました。

まさしく水上集落。
木の歩道は抜け落ちているところもあり、注意が必要。
こんなカラフルな建物もありました。


カンポン・アイールの観光を終えた後は、再び船に乗って戻りました。帰りは2ドルかかりましたが、1ドル上乗せされただけなので問題なし(笑)
この後は寄り道をしながら歩いてホテルへ戻り、最終日に備えてゆっくり休みました。


ブルネイ最終日

ついにブルネイ滞在最終日。最高の天気に恵まれました。
この日のプランは「ロイヤル・レガリア博物館」と、通称ニューモスクと呼ばれる「ジャミ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク」に行くことだけ決まっており、それ以外はノープランでした。

ホテルからの眺め。最高の天気。

ホテルチェックアウト後、まずは歩いて中心地へ。すると市場(朝市?)が開催されていました。前日に訪れた船乗り場のあたりを起点に開催されており、食事や雑貨、洋服などのお店が立ち並んでいました。せっかくなのでここで朝食を済ませ、ロイヤルレガリア博物館へ向かいました。

偶然見つけた市場。


歩いている途中の市内の様子は平和そのもの。人通り、車通りともに少なく、首都とは思えない光景です。

市内中心地の様子。首都とは思えない、、


そして目的のロイヤル・レガリア博物館に到着。ここでは世界で最も裕福なブルネイ王室に関連した展示物の見学ができるほか、ブルネイという国の歴史を学ぶことができます。

ロイヤル・レガリア博物館の外観。

展示物はまさに豪華絢爛といった感じで、ブルネイ王室、そしてブルネイの豊かさを肌で感じることができました。どこまで写真を撮っていいかわからなかったので展示物の写真は全く撮りませんでしたが、入館していきなり目の前に展示されていた金色の乗り物など、とにかく圧倒されました。


徒歩で空港へ向かう!

博物館の見学が終わり、ここで一つ問題が発生。それは帰りの飛行機までかなり時間を持て余してしまう、ということです。この時点で昼の12:00頃。帰りの飛行機が0:35発でしたので、それまで12時間以上も残っていました。

ということで時間を潰すためにも、ここからは空港に向かって歩きつつ、ニューモスクなどを巡ることにしました。炎天下の中、重いリュックを背負っていざ出陣です(笑)

ジャミ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク

歩き始めて1時間もかからず、お目当てのニューモスクに到着しました。正式名称は「ジャミ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク」。2日目に訪れたオールドモスクと並んで、ブルネイではマストで行くべき観光地の一つに挙げられています。

白を基調とした外観に金色のドームという部分はオールドモスクと同じですが、側にある噴水や周りにある木々が落ち着いた雰囲気を作り出しており、良い天気も相まってとても清々しい気分になれました。皆様もぜひ、晴れた青空の日に訪れてみてほしいです。

ニューモスク外観。落ち着いた荘厳な雰囲気。
ニューモスクといえばの写真。ネット上でよく見かける角度。


空港へ向かって再び歩き出す!

ニューモスク見学後、徒歩の旅を再開。少しするとザ・モールというショッピングモールが見えてきたので寄り道してみました。いわゆる大型ショッピングモールとなっており、必要なものは全て揃うような感じでした。お土産もここのスーパーマーケットで購入しました。

ザ・モール内部。よくあるショッピングモールといった感じ。

敷地面積も結構広く、ショッピングセンター以外にも多くのお店が立ち並んでいました。そして、ここのマクドナルドで一旦昼食休憩。店内は冷房が効きすぎて寒いくらいでした(笑)

ザ・モールの敷地内の光景。駐車場もかなりの広さでした。


休憩を終えて徒歩の旅を再開。炎天下の中、ひたすら空港を目指して歩きます。途中で中東、インド感のあるショッピングエリアや、ブルネイ国防省?の建物も見かけました。

中東、インドの雰囲気を感じるショッピングエリア。
恐らく国防省?の建物。立派な佇まい。


しばらく歩くと、やっと空港が見えてきました。空港の近くまで来ると歩道がなくなり、車道を歩く羽目になりました(笑)

歩道が消滅。車道を歩く。


そしてついに空港に到着!休み休み歩いていたら、合計で6時間くらいかかりましたが、無事に辿り着けて何よりです。やはりブルネイは治安もよく、インフラ関係も整っているので、正直歩いていて怖い思いというのは一切感じませんでした。いやー疲れた(笑)

ついにブルネイ国際空港へ到着。夕暮れ時でした。
ブルネイ国際空港の出発フロア。


ブルネイ旅の感想

このブルネイに訪れたことは、間違いなくとても貴重な経験となりました。海外旅行の醍醐味として、その国の文化や価値観に触れることがよく挙げられると思いますが、ブルネイはそれが強烈に感じられました。厳格なイスラム教国という特徴がもたらす、まさしく「異文化体験」でした。

正直私も訪れるまでは少し構えているところもありましたが、実際に訪れてみると、とにかく治安の良い平和な国でした。そして今回ご紹介したニューモスク、オールドモスクは圧巻です。これを見るだけでもブルネイに訪れる価値は十分にあると思います。交通機関が発達していなかったり、アルコール飲料が売っていなかったりという側面はありますが、それもブルネイの文化であると受け入れて、皆さんもぜひ訪れてみてください。

ブルネイ一人旅編はこれで終了です。ここまで閲覧頂き、ありがとうございました。また別の国に訪れた様子を投稿できればと思いますので、そちらもぜひ見て頂けると嬉しいです。



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