レンダリングするとピクセルがピクピクしちゃう
なんのことかさっぱりわかんないと思うんですが、解決しても未だによくわかんない現象です。ついでに言うと再現性もなさそうだし、状況の説明も難しい内容で、もし本記事に似たような症状が発生したときに、こちらの対処法を覚えてたらラッキーくらいのレベルかと思います。
よくわからない内容
Exrでレンダリングしたところ、どういうわけかアルファの境界部分がピクッ…ピクッ…と微妙に数ピクセル動いて(正確には半透明部分が1fだけ正規化したような振る舞いに見え)ました。
何度レンダリングしても様々な場所でピクピクが発生し、原因不明すぎて絶望しながら半日ほど対処して、ようやく強引な解決に至りました。
レンダリングしたものはexrマルチレイヤーで
・ビューティー
・深度
・ノーマル
程度だったんですが、とりあえずblenderでの書き出しにプリマルチとか無いっぽいので、いっそ強引にストレートアルファ化してしまえ!という感じで、最初にレンダリングしたexrのアルファはそのままに、新たにアルファパスを追加します。
そしてそのマルチレイヤーexr連番をblenderに読み込み、アルファなしのシングルレイヤーexrとして出力します。
davinciにてシングルレイヤー側のマスクに、最初にレンダリングしたマルチレイヤーのほうのアルファパスをあてる…というノリで解決しました。
なんかもっとスマートな方法あるはずなんですが、疲れからかロクに思いつきませんでした。
以下解決までの、ものすごく分かりにくい道のり…
まず、davinciでの表示と、blenderでレンダー画像を読み込んだときの表示で明らかに違って見えました。
davinciではピクピクするものの、blenderではピクピクしていません。
この時点でおよそプリマルチとかのなんかが微妙に違ってるんだろうな〜程度のアタリはついていたんですが、何度再レンダリングしても、微妙に変化はするものの、ピクピク自体は変わらないんですよね。
アルファのパスを新たに追加出力して確認してみた所、パスそのものはdavinciでもピクピクしておらず、こいつぁ久々にホネのあるやつが来たぜ…と打ちひしがれていました。
blender側にexrをストレートアルファにする〜みたいな設定が見当たらないため、泣きながら設定を見ていたんですが、そういえばシングルレイヤーはRGBAとかRGBとか選べたな〜と思い至ったところで、最初の強引ストレート化計画を思いついた次第です。