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VRCのパブリックが好き!

特に備忘録ではない、ただの雑記です。

VRCが好きなんですが、はじめた当初から、誰かと喋るより一人でパブリックワールドにいることが多く、しかも別に誰かと喋りたいわけじゃないっていう謎の行動をずっとしていました。
最近これが好きな理由を自分の中で言語化できたので、VRCで何したらいいかわかんないという人に、ひとつの楽しみ方としてご紹介できたら幸いです。

きっかけはこちらのワールド。

夏祭りの会場から少し離れた神社、というコンセプトの素敵ワールドです。

いつものようにここのパブリックに入り、一通り探査して、見晴らしの良さそうな神社の屋根に登りました。
先客がいましたので少し間隔をあけて座り、どうもどうもって感じで軽く手を振って挨拶しつつ、花火を眺めてました。

VRCのパブリックは、魅力的なワールドほど結構な人数が入ってきます。
こちらのワールドも魅力的で、神社の境内には知らない人がいっぱいいました。
みんなお話したり花火を振り回したり打ち上げ花火を楽しんだりと、程よい治安が悪さが、なかなか本格的に夏祭りっぽい雰囲気を醸し出してました。

うっすら聞こえる祭囃子を聴きながら、境内で遊ぶひとたち

それらを眺めているときにふと気付いたんです。
これってNewの上の方にいる間だけ、こういう状況が発生するんですよね。


Small journeyという好きなワールドがあります。
ここがNewに上がったとき、あっちこっちぴょんぴょん駆け回る人がいたり、焚き火を囲んでお話してる人がいたり、みんな思い思いに過ごしてました。
私はそれを見て、なんだか凄くあったかい気持ちになった記憶があります。

でもそれは2022年の話で、現在は誰も訪れませんし、このワールドでそんな光景はきっともう見れないでしょう。

先程の神社ワールドも、一週間もしないでパブリックに人は来なくなりました。
寂しいですが、これはこれでお祭り感があって趣深いですよね。

パブリックにいる人たちは、全然無関係の人たちがほとんどです。
目的も違えば言語も違う場合も多いです。
そういう人たちが好き勝手過ごして、たまに会話したり、そのままどこかいったり。
それでまた新しく入ってきた人が走り回って、どこかにいる人と意気投合したり。
絶妙に穏やかな空気が流れたり流れなかったりします。
それはポピ横みたいな喧騒でもない、そこそこ人がいるパブリックだからこそ味わえる一過性の季節感や、ゆるやかな空気感みたいなのがあるんです。
きっと私は、バーチャルの世界なのに色んな人達が紡ぎ出す、そういう穏やかな空気が好きなんだと、神社の上で花火を眺めながら改めて実感しました。


誰もいなくなったワールド

誰かと遊んだり、イベントばかり注目されがちなVRCですが、あなたがそこに楽しみを見いだせるなら、ただキレイな景色を眺めたりするだけでも十分楽しめるゲームだと思います。

気の向くまま思うようにワールドに飛んでください。
どこかの誰かの作った美しいワールドが、あなたの小さな思い出として心のどこかに残りますように。


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