見出し画像

私がド素人でグラレコを始めてお仕事になるまでの軌跡

さてさて、2020年も早いものでもう終わり…ということで、グラレコアドベントカレンダー2020に参加してみました。

(ちなみにわたしは12/8担当なのですが堂々と2日過ぎました!ゴメンナサイイ)

さて、グラレコにまつわることなら何でも良いとのことなので、せっかくなので2018年にグラレコをはじめてから今に至るまでのことについて描いてみようと思います。

ただ、「何のために可視化をするか」「何のために描くか」というのはわたしも折に触れて考えるけど、最終的には「楽しいから!」「喜んでくれるから!」というキッズのような答えしか出てきません!!!!(土下座)

そんなグラフィッカーがいても許してほしいということで、わたしがど素人でグラレコを始めてから、お仕事にするようになるまでのお話をつらつらっと書いていこうと思います。

2018年、ノートを取るような気持ちで描きまくった

グラフィックレコーディングをはじめたのは、ちょうど2年前の秋。

当時いろんなイベントに精力的に参加していたわたしは、イベントの内容を文字にしたり、ツイートするだけでは物足りず、見様見真似でグラレコをはじめてみることにしました。

イベントに参加するたびに、隣でiPadに熱心に描き込んでいる人を何人か見てきたので、グラレコの存在自体は知っていて、「やってみたいな〜」と思っていました。

もともと授業のノートを取るときも、会議の議事録を書くときも、イラストや図を交えるのが当たり前だったので、無意識にやっていたことに名前がついたような気分でした。

それから、ずっと欲しかったiPadを買って、すぐにProcreateをダウンロードして始めることに。

今見返してみると、1枚に対して情報量が少なすぎてちょっと面白い(笑)。

幸い、所属していたコミュニティ『朝渋』では毎週のようにイベントがあったので、グラレコはめきめきと上達していきました(多分)。

毎週いろんなゲストの方の話を可視化していくのは新鮮で、夢中になって描いていたなぁ。

(このあたりから点線で区切る、という技を覚えた)

当時は趣味のような感じでやっていたけれど、毎週のように同じ場所で描いていたら、いつしかお声がけいただけるようになり、イベントで描くことも増えていきました。

2019年、もっと描けるようになりたい!紙デビュー&スタイル確立

当時、まわりにあまりグラレコをしている人がいなかったので、完全自己流でやっていくなかで、何年も前からグラレコをしている先輩たちのグラレコを見て、「もっと綺麗に整理できるようになりたいという意識が芽生えたのがこのころ。

というのも、初めて描いた紙のグラレコがまぁ〜難しくて、うまくいかなかったんです。

っていうかみんなどうしてあんなに文字が読みやすいんですか。良い感じに紙いっぱいにまとまってるんですか。線が美しいんですか!!!

そこで、「紙でも描けるようになりたいなぁ」と思って友だちと一緒に協力して2人で練習を重ねていました。

(今見ると情報を何でもかんでも詰め込みすぎなんだよな)なんか知らんけど、当時は「自分の思い込みだけで情報を取捨選択しすぎるのは良くない」と、聞き取った情報はできるだけ詰めるようにしていました。

ある程度の取捨選択をしないとこうなります。ちゃんと整理しような!

サンクチュアリ出版さんの壁にドオンと飾ってもらったりも!

イベントだけではなく、本の内容を要約するような仕事や、記事の挿絵依頼なども増えてきました。グラレコの副産物ですね。

初期に比べて、だいぶイラストや図の占める割合が大きくなったのがおわかりいただけただろうか(成長)。

なんとな〜く自分のスタイルを確立したのは、このあたり。スタイルなんてエラソーな感じだけど、「ああ、なんか描きやすいな」ってしっくり来るレイアウトが見つかったイメージです。

2020年、「とにかくわかりやすく」を目指して

もともとInstagaramのことを考えて正方形で描いていたけれど、長方形のほうが見やすいことに気付いたので、最近は長方形に落ち着きました。見やすい〜!

ひらやまラジオに関しては、パーソナリティーの方に「こんなにわかりやすいの、見たことない!」と言われて涙が出るほど嬉しかったです。ウッ

さて、冒頭でもちょろっとお話したとおり、わたしは「自分の技術で誰かが喜んでくれる」というのがシンプルに一番嬉しいことだと感じているし、それが原動力で、それが2年半描いている理由なのかなと思っています。

2年半を経て、好きなことがお仕事の一部になっているってラッキーなことだな…と思います。

最初は「とりあえず描けるかわかんないけど、描きたいから描く」という動機。

その小さなスモールステップを積み重ねて、気付けばお仕事になっていました。

「好きを仕事にする」って嫌なこともあると思うんだけど、グラレコに関しては嫌だなーと思ったことが1回もない。メイン事業ではなくサブ的にやっているかもしれないけど、そんな関わり方が自分には心地よいです。

なので、こんなエラソーなことを言える立場じゃないけれど、とりあえずちいちゃくても良いから始めてみればいいんじゃないかな。あとは続けてさえいれば、なんとかなります。まじで。

この記事が少しでも「描いてみたいなー」と思っている人を後押しできたのなら幸いです。

お仕事のご相談もぜひ!一緒に描かせてもらえたら嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!

いしかわゆき(ゆぴ) #ADHDフリーランス 発売中!
サポートは牛乳ぷりん貯金しましゅ