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“手の抜きどころ"を知ること。余裕を持つこと。

メンバーシップを始めるとき、noteさんにアドバイスをいただきました。

「コミュニティは頑張りすぎると大変なことになるので頑張っちゃダメですよ!」って。

で、最近わたしはメンバーシップに限らず、がんばることでうまくいかないこともあるんじゃないかと思いつつあります。

たとえばnote。マジでがんばってやろうとするとnote開くの嫌になっちゃう。連続投稿途絶えると泣きたくなっちゃう。

たとえばイベント。メンバーが言うこと聞いてくれないと喧嘩になっちゃう。一致団結させようと思えば思うほど空回りしちゃう。

たとえば友だちとの遊び。準備すればするほど予定崩れるとキーッてなっちゃう。めちゃくちゃ気を遣うと、雑に扱われたとき嫌いになっちゃう。

ひゃー、ロクなことないじゃーん。

でも力の抜きどころがわからないと、すべてに気合いを入れてしまいがち。そんなとき、ふと顔を上げて上司を見ると、業務量はあるのにちょっと余裕な雰囲気を醸し出していたりするじゃない。

当時のわたしはあの余裕の正体がわからなかったけど、あれは無駄に力が入ってなかったからなのかもしれないね。

手の抜きどころを知っているというのかな。

どんなことにも100%の力を注いでやらなきゃいけないこともあれば、肩の力を抜いて取り組めることだってある。

最近8人ぐらいを取りまとめてサウナに行くイベントを企画していたりするのだけど、「みんなが満足してくれなかったらどうしよう」とか「食料が調達できなかったらどうしよう」とか気を張ってしまうことがあった。

でも、企画慣れしてる人って、「大丈夫だよ、なんとかなるよ」って最低限だけ調べてあとはメンバーに任せていたりする。

実際、現地に向かう途中になってからみんなでリサーチをしたり、時間を見て予定を変えたり、わたしが特別気を揉まなくても何とかなっちゃう場面があった。

わたしは予約さえして時間さえ決めておくだけでよかったのかぁ。あとはみんなでやればいいのかぁ。とほっとした。

仕事も似たようなもので、自分がやるべき仕事さえちゃんとおわっていれば、あとはちょいちょいサポートするだけで意外とまわったりする。大事なのは最終的にどんなものが出てくるか。

「書き起こしはものすごく丁寧にやったんですよ」と言われても最終的な原稿がボロボロだと書き起こしを丁寧にやった意味がないじゃない。そこで手を抜いちゃダメじゃない。

いい感じの手の抜きどころを知って、大事なところでがんばれる余力を残しておく。大事にしていきたい。

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