ダラダラしているだけで褒められちゃう

正月が明けても相変わらずソファのうえでとろけているような毎日を送っているんだけど、最近ダラダラしていると褒められるので不思議な気持ちになっている。

「自分の欲に従うって最高やで」と言うと「刺さるわぁ…」と言われ、「ゆぴしゃんがダラダラしていると許されるような気持ちになる」と言われ、本人ダラけているだけなのにまるで怠惰の神になったような気持ちである。

つまるところ、それほどみんなストイックに生きているんだということ。

友だちのGoogleカレンダーを見たら予定とタスクがぎゅうぎゅうに詰まっていてギョッとした。

最近わたしは予定を入れないのがマイブームで、毎朝「今日は何をしようかなぁ！」と思って起きている。

あのアニメを観返したいなーと思ったら観て、Webデザイン触りたいなーと思ったら勉強して、文章書きたいなーと思ったら書く。そんな生活が気持ちいい。

ダラけることで誰かが救われるって夢がある。というか、ダラけることで救われるなら、本当に誰だって何を発信していいじゃん、と思う。

特別な才能がなくても、生き方がいいねと言ってもらえることもある。これ以上に嬉しいことってない。

今は情報ファーストで、こんな情報を取りに行こうとしたら、こんな人が見つけた、というパターンが多いと思うけど、やはり最終的にはその人の生き方や価値観、人柄に惹かれていく。

裏を返せば、有益なことを言っていても、その人の生き方に共感ができなかったら離れていく。

だから、スキルを磨くのはもちろんだけど、日々の生活のなかで自分の価値観を確立させるのはもっと大事。

自分にとってこれが何よりも大切で、踏みにじられることが許せないとか。

そんな価値観を発信していくだけでも、意味のあることなんじゃないかと思う。