マガジンのカバー画像

ゆぴの10分日記

443
帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

お金のない大学生、時間のない社会人

大学生はお金がなくて、社会人は時間がない。 それは自分が大学生のころからなんとなく知っていて、社会人から「今のうちに遊べよ!」とか「今のうちにたくさん旅行に行けよ!」とよく言われていた。 ゆうて金がないと遊ぶことも旅行に行くこともできないので、「そんなアドバイスするなら寄付してくれよ!」と心のなかで毒づいていた。 でも、いざ社会人になってみると、社会人のほうがお金があるぶん、おいしいものが食べられたり、いい旅館に泊まれたりするので、「なぁんだ、社会人だって遊ぼうと思えば

自分を変えたいと思うとき、わたしたちは本を手に取る

ある日、わたしの化石化しているInstagram(投稿数 : 13)に取材依頼が舞い込んだ。 なんと日経WOMANさんである。四度見した。スパムかと思った。 というのも、わたしは社会人になってから今に至るまで、折に触れて日経WOMANを手に取ってきたからだ。 はじめて買ったのは社会人1年目のとき。ファッション誌や文芸・コミック雑誌以外を手に取ることは珍しいので、さまざまなビジネスウーマンたちが出ていることにドキドキしたのを覚えている。 そして、彼女たちのタイムスケジュ

今日、わたしは世界と繋がれなかった

たまにあるんです。 誰にも連絡をしたくない。SNSを開きたくない。っていうか繋がりたくない。そう思ってしまう日が。 「どこにいても連絡が取れる」というのは素晴らしい一方で、誰からの連絡を気にすることもなかったころを懐かしく思ってしまう。とはいえ10歳から携帯を持たされていたので、本当にはるか昔のことだけれど。 以前この記事を読んだときに、「メールとチャットアプリ〔LINEなど〕の着信通知は必ずオフにする」というハックを見て衝撃を受けた。 メールとLINEとSlackと

自由な国だからわたしが選ぶよ

やりたいことがあるのにうじうじとして一歩が踏み出せなかったり、今いる会社の不満を並べていたり、付き合っている彼氏の悪口を言っていたり。 そんなことはあまり珍しいことではないけれど、わたしはいつも「えっと、何と戦ってんの?」と思ってしまう。 というのもたぶん、わたし自身がこれまでに不自由さを感じることが多かったからだ。 親と喧嘩して家を飛び出して電車に乗ってピュンとどこかに行きたくても、カリフォルニア州のすみっこに電車は通っていなかったし、バスといえばスクールバスくらいし

「自分のための日記」は「誰かのため」になるのです

3年前からわたしの日記を読んでいるという古参の方からnoteという名のお手紙をもらった。 書いたものをすぐに公開できるようになったのって、割と最近の話である。 じゃあそれまで文章を書く人たちはどこで何をしてきたのかというと、やっぱりひとりで文章を書いていたのだろう。 今日は広島県生口島の瀬戸田にある平山郁夫美術館に行ってきた。 そこには日本の画家である平山郁夫さんが夏休みや冬休みのたびに描いていた絵日記が展示されていた。クレヨンで鮮やかに描かれた日々の記録。 まさか

“経験”こそが最高のエビデンスになる

ライターという職業柄、エビデンスを探す癖がついている。 何かを論ずるとき、主観の入ったオピニオン記事ではなく、「根拠となる一次情報を探す」のはライターの仕事のひとつだ。 でも、最近思うのが「すべてのものにエビデンスがあるわけではない」し、「エビデンスが取れるわけではない」ということだ。 実際にこの世にあるコンテンツのすべてにエビデンスがあるのかといえば全然そんなことはない。どちらかといえばでたらめである。 試しに書店に並んでいる本を手に取ってみてほしいのだけど、割と言