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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2020年4月の記事一覧

「速読」に憧れるのを、やめました

「速読」というものに誰もが一度は憧れると思う。 私も例に漏れず、『1冊を5分で読む!』みたいな本を何冊か手に取ってきた。 小学生のころに読んだ本には「丹田を意識して呼吸をしながら読む」とあったので、塾に行く途中にバスのなかで一生懸命腹式呼吸の練習をしながら本を読んでいたのを憶えている。 その次に手に取った本には「眼球を鍛えろ」とあったので、眼球を8の字に動かしたり、ノートに黒い丸を書いてジグザグに追う練習をしたりした。 中学生のころには、「早口でまくしたてる音声を聴き

もしも、有り余るほどの時間があったなら

外を出歩かなくなって、お仕事がちょっと減って、時間がたっぷりと生まれた。 おそらくみんなそうだと思う。なす術もなく立ち止まって、ゆっくり、ゆっくりと時が刻まれていくのを全身で感じているんじゃないだろうか。 いつか、「もしも、有り余るほどの時間があったなら」と考えていたことがある。 朝活をして、会社に行って、移動時間は連絡とブログ執筆にあて、休日は副業をしていたとき。 まずは、アラームをセットせずに眠りこけて、二度寝もして、お昼ごはんとも朝ごはんとも言えない時間に、好き

「ムードメーカー」に課せられた謎の使命

「盛り上げないと!って思っちゃうんだよね」 頭の後ろをポリポリを掻きながら、彼女は言った。いつも明るくて天真爛漫な彼女は、飲み会でもちょこまかと席を移動する。 グラスを持ったまま固まっているメンバーに肩をまわして、「盛り上がってる?」なんて言いながらグラスをぶつけにいく。 そうして最終的に飲みすぎてフラフラになった彼女を引っ張って二次会に連れて行った。 後日、「どうして飲み過ぎるのを止めてくれなかったのー!」とプンプン怒りながらも、彼女が漏らしたのが冒頭の一言だ。

クソリプを送れる人は純粋な人だと思う

「マニュアルがあるとさ、人って考えることを放棄すんの。考えないと何も見えない、何も心に残らない。チップなんて、渡したことすら忘れちゃうけど、心からありがとうって言えるようなできごとは忘れないと思うんだよね」 「異国って『ここ』とは違うじゃない。人はみんな分かり合えるとか、人間なんだから同じはずとか、そういうのは嘘っぱちで、みんな違う。みんな違うってことに気づかないと、出会えない。マニュアルってのは、あれしなさいとか、これが常識だって説明するだけで、違うって感覚的にわかること

ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何か

「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」 これは、2004年に直木賞を受賞した、角田光代さんの『対岸の彼女』の一節だ。 ストーリーは、主人公が子どもを公園で遊ばせているシーンから始まる。公園にいる他の子どもたちに話しかけず、ひとりで砂遊びをしている子どもに、主人公はそっと昔の自分を重ねる。 その様子にまた、わたしは自分を重ねてしまう。 どうして子

「難しそう」とか、ぜんぶ妄想乙

とある資格勉強をしようと思ってテキストを取り寄せたまま、1ヶ月が過ぎていた。 テキストが思った以上に分厚くて、「難しそうだなぁ」となんだかやる気が起きないまま、本棚の奥に仕舞い込まれていたのだ。 でも、今回まとまった時期があったので、そろそろやるか、と手を付けたらめちゃくちゃ簡単で、1時間くらいでサクサク読めてしまった。 1ヶ月間、躊躇していた時間ってなんだったんだろうって。 そうやって知らず知らずのうちに自分で自分の可能性を潰しちゃっているものが、きっと世の中にはた

人は「誰かのために」がんばれる生き物なんだ

私は文章を書くのが好きだ。 それは、自分が考えていることや感じていることを早く、確実に、相手に届けられる伝達方法であり、自分という人間を表現するひとつの手段だと思っているからだ。 そうやってずっと書き続けてきたけれど、こうして表立って(これを表立ってというのかはわからないけれど)発信していくには、もうひとつ大事なものが必要だということがわかった。 それは、誰かの喜びを自分の喜びへと転嫁できることだ。 『習慣が10割』という本のなかでは、「人は自分のためよりも、誰かのた

引きこもり生活=「リセット」と考える

家に引きこもり始めて8日間が経った。 私はフリーランスだけど、いつもギチギチに予定を詰め込むタイプなので、1日家で過ごすことはほとんどない。 大抵、予定と予定の合間にカフェで作業をしているか、気合を入れるためにどこかに籠るか、友だちと一緒に作業をしたりしている。 なので、「毎日決まった時間に何かをする」というのが特になく、不規則な生活を送っていた。 それが、在宅で働いているうちに、なんとなく「在宅ワークルーティーン」みたいなものができてきた。 朝は8:00ぐらいにの

「5分マジック」で、なんでもできる

驚くことなかれ。 この2週間毎日、本を読んでいる!! だから何、という感じなのだが、だらしなく忘れっぽく習慣化が苦手なわたしにとっては快挙に近い。 最近『習慣が10割』という本を読んだが、完全にそれの影響だと思っている。 そのなかのティップスのひとつに「5分だけやる」というのがあって、これは、どんな作業でもハードルをうんと下げて「5分だけ」と思えば、「やってみるかぁ」という気になって、気付いたら2時間くらい経ってたー!という魔法のティップスなのである。 実際、最近の