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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2019年12月の記事一覧

人生ではじめて幸せを感じたのですが

ベタで申し訳ないし本当に今更ながら『嫌われる勇気』を読んだ。 せいぜい「他人に嫌われても良いじゃん!周りの目なんか気にせず楽しく生きようぜイェーイ」くらいの内容だと思っていたら全然違った。(ごめんなさい) そこには、幸せについてが書かれていた。 自分のダメなところも、劣等感を抱いていることも、客観的事実ではなく主観的解釈なのだと。 だから、「自分はダメダメだなぁ」というのは自分で自分をそう定義しちゃってるだけで、そんなことはない。ぜんぶ捉え方次第なの。 そのうえで、

頼らないことは、寂しいこと

基本的に1人で何とかしようとするクセがある。 わたしの場合、器用貧乏なので何か事件が起きても「あーー写真が必要…いいや、自分で撮っちゃえ!」とか、「新しい修正が…PSD自分でいじるか…」とか、誰かに頼むよりも自分でやってしまいがちだ。 悩みなどもそうで、あまり打ち明けることはない。転職も、親にも誰にも言わずに勝手にやったくらいだ。 その裏には、「人に頼るのが申し訳ないから」という気持ちがある。 時間を奪ってしまうのが申し訳ない。 迷惑をかけてしまうのが申し訳ない。

「そのままの自分」を好きになってもらうこと

いつもどこかで苦しさを抱えていた。 それはたぶん、無駄にがんばりすぎちゃうからだ。 別にいつも笑っている必要なんてないのに、「いつも笑顔で元気よく」みたいな小学校のポスターを鵜呑みにした。 そうしないと友だちができないんじゃないかと思っていた。思い込みって怖い。 誰かに「合わせる」のが当たり前だと思っていて、知らない話題はすぐに吸収するようにした。怒っていたら合わせて怒った。おなかすいてなくてもごはんを食べた。 そうしないとなんかいけない気がした。家での自分はとても

自分のnoteを読み返したら泣いてた話

意味がわからない。 夜中、なんだか眠れなくてTwitterを開いたら、ありがたいことにわたしのnoteへの感想ツイートを発見して、ふとリンクを踏んでみた。 こんなこと書いたなぁ。これはあのイベントに参加したときのだな。うおー、めっちゃ悩んでるなー。こんな内容も書いてたかぁ。 といろいろ読んでいたら、2時間くらい経っていた。 気付いたら、泣いていた。 なんだこれは。なんで自分の書いたnoteに心を打たれているんだわたしは。 と一瞬我に返ってしまったが、なんかこう、「

上に昇りたくない人もいる

フリーランスをしばらくしていると「そろそろ次のステップに行ったほうがいいんじゃないか」と思うことが時々ある。 たとえば、ライターなら編集者に、ブロガーならディレクターに、そしてチームを作って法人化、といった具合に。 実際、わたしの周りにいる友人はみんなそんなふうにしてステップアップしている。 最初はひとりでライティングをしていたものを、チームを作って下に振るようにしたり。デザインなどで貯まったお金を元手に新しい事業を立ち上げたり。 それが、わかりやすく「進む」というこ

できることなら敬いたい。

嫉妬と尊敬って似ている。 その人が手の届きそうなところにいると嫉妬してしまうし、圧倒的に距離を離されていれば尊敬で終わる。 あるいは、自分とは全然かぶりもしないジャンルで成果を出しているのなら、それは嫉妬よりも尊敬になるのかもしれない。 だって、自分を脅かすような存在じゃないから。 自分に近しければ嫉妬、遠ければ尊敬になる。 尊敬は、ちょっぴり諦めでもある。この人には敵わないなぁ、っていう。 嫉妬にすら値しない力の前では、ただ平伏すしかない。 それでいくと、でき

お金にまつわる発信がなーんかイヤな理由

これはとってもポイズンなのだが、「月収◯万円」という言葉がなーんか好きじゃない。 わたしもフリーランスになったとき、「パトロンでもいるの?」と知り合いに言われてカチーン!と来て大人気なく月収を公開したことがある。 普通に頑張って働いてるし人並みに稼いでいるのにフリーランスのことを蔑まれたみたいでものすごく悔しかった。 は?? 自分のチカラで生きてますよ!!! と半分ヤケクソで月収を公開した。 でも、若干後悔している。 だって、月収とかお金目当てで増えるフォロワー

自分に嘘をついたら”本当”が奪われる

しょーーーもないことで嘘をつく癖がある。 それは本当にしょーーーもないことで、「これ知ってるー?」と言われたら、よくわかんないけど「あー、見たことあるかもー!」と答えちゃう類の。 別に知らなくてもいいんだろうけど、なんか反射的に「あー」って言っちゃうわけですよ。 たぶん、「相手に説明させるのも申し訳ない」って気持ちから来てると思うんだけど。 でも、そんな小さな嘘の積み重ねがいつしか「本当」を奪っていくのだと気付いてゾッとした。 たとえば「声」は、目上の人や気に入ら

自分もまた、誰かに羨ましがられている

すんごい嬉しいけどすんごい複雑なことがあったので話させて。 最近勉強のためにいろいろ演技のレッスンを受けているんだけど、先日そのレッスンで初めて褒められて! 根性ありそうって言われて!エンターテイナーって言われて!とにかくめちゃくちゃ嬉しかったわけだが、それまでがマジで地獄だった。 途中から参加したうえ、引っ込み思案なのでうまく馴染めない、その場特有のルールがわからない、純粋に下手!という三重苦。 そのなかで「みんなうまいなぁ…それに比べてワイは…」みたいなブルーな気