日本出国してインドネシア入国までの面倒なあれこれ

約2ヶ月の日本滞在で再びバリへ戻ります。

この2ヶ月間で、VISAなしで入国可能になったり(正式にはVOAビザ代約4,000円支払い必要)、隔離不要と状況が好転していきました。

が、あまりにコロコロ変わるのと、提示された条件と現状が違ったり、情報が命の日々。。。

特に日本からバリまでの直行便がいつ出るのか、ギリギリまで待って待って、諦めた翌日に出たりして、航空会社も大変だろうけど、最後まで振り回されての渡航になりました。

インドネシア入国に必要な書類は公的には色々あります。

⚫︎ワクチン証明書
⚫︎PCR陰性証明書
⚫︎海外渡航保険の加入
⚫︎1泊以上の宿泊予約
⚫︎帰国便の予約

これを見ただけでもまだまだ二の足踏む内容。
果たして実際はどうだったか⁉︎

まず、一番ハードルの高いワクチン証明書ですが、国によって回数や製薬会社の指定などあります。

ヨーロッパのようにもう全く必要ない国もあれば、ワクチン普及率が高いアメリカやオセアニアではmustの国もあり。

インドネシアは2回接種済みか、アレルギー証明書のいずれかあれば隔離なしで入国が可能。

なので、今現在は医学的な理由もなくワクチンを接種してない場合は入国できないことになっています。

ワクチン無しでも一定期間隔離すれば入国出来る国もあったり、それも急速なスピードで緩和されているので、それぞれの国の行政機関で調べる必要があります。

私はワクチンを打ってません。
が、ある機関に相談させていただいて、アレルギー証明書を取得しました。

接種も考えたのですが、色々なアレルギーを持っていると恐怖が先に立ち、それを理解してくださる先生がいらっしゃったことに感謝します。

これに関しては言及を避けようかとも思ったのですが、決して悪いことをしているわけではないし、医師も真摯、でも正しいことがまともに認められる世の中ではなくなってきてることで躊躇してしまうのです。

細いことは割愛して、ここでは渡航で体験したことだけをお伝えします。

インドネシア入国の条件では『国立病院発行』とのことなのですが、日本の国立病院を調べたら聞いたことがないような病院ばかりで、何故そこを重要視する?という疑問でした。

きっとインドネシアにとっての国営と日本のとでは価値の感覚が違うので、大手銀行も国営であるインドネシアの価値に合わせての条件だと思います。

なので、国立以外の病院が発行する証明書でも入国出来てる事例を聞いたので、私は小さなクリニック発行の証明書を提出してチェックインをしました。

入国時よりもここが難関と思ったので、何人にも尋ねましたが、何も問題なかったとの答え。

しかし、私はそうはいかなかったのです。

インドネシアの検疫(保健機構)に確認して許可が出るまで30分カウンターで待たされ、やっとOKをいただきました。

よく考えてみると、スムーズにいったのは成田発のバリ直行便の人達。
またはシンガポール経由の他の航空会社利用者。

羽田発のジャカルタ行きでは初めての例だったのかもしれません。
なので、もしかしたら今後はスムーズにいくのかも⁉︎

オリンピックに合わせたのか最新機種に!
でも普通にアナログでチェックインでしたが😅


待ってる間に責任者らしき男性が『私もワクチン済ませてないんです』と話かけてくれて雑談しました。

へぇ〜 意外!

直接接客しているスタッフは全員接種が義務のようですが、管轄の組織が違うので自由な意思を持てるのだろうか。

さすが外資系!

『私は絶対に打ちません』と言われてましたが、賛否両論きちんと自分の意思を主張できるのは外資系の良いところだと思います。

そして1週間前になっていきなりバリ直行便が出ることが決まったことに触れると、頭を抱えて自社の不甲斐なさを嘆いていました。

話はズレますが
今は貨物に合わせて就航便が急に決まるので、座席はガラガラ状態というのが現状です。

もっと前に直行便が決まってたら、他社で予約した人も獲得できるのに、、と老婆心ながら思ってしまいます。

話を戻しますが
次に頭を悩ませたのがPCR検査。

今までの渡航で2回病院で証明書を発行してもらったのですが、タイミングを考えて航空券も予約しないといけなかったのです。

出発の72時間前に検査をして翌日に医師が署名した証明書を取りに行かないといけない二度手間で、出発前は休日を避けたり、発行してくれる医院を探したりする手間がありました。

そして費用も3〜3.5万円位と非常に高かったのですが、ある情報でもっと簡易に取得することがわかりました。

でも、PCRと言っても抗原検査もあれば、鼻拭い、唾液と方法も違って、どれが適応するか一般市民にはわけわからず。

そんな時、先日渡航された方から有益な情報が!

1,900円の簡易検査で行けた。
英文で名前と陰性であることが書かれていれば方法は何でも大丈夫!
ということでした。

実際、街中にある沢山設置されてる木下グループの空港支店で受けることになったのですが、検査方法がいっぱいあり過ぎた!


素敵なショッピングモールの一角に
他にもクリニックもありました


でも経験者の言うことを信じてみようと思い、
出発前の羽田空港での予約を取って行ってみると、

日にちだけしか記載されないけど大丈夫ですか?
(時間が載ってないの48時間前というのが正解ではない場合がある)

と、いきなり不安になることを告げられる。

でも私の場合当日出発なので問題なかったのですが、検査方法に一抹の不安はあった。

インドネシアから日本に戻る時は、PCRと名が付く検査方法しか認められず、ラピット検査(抗原検査)は無効なのだ。

しかも病院の医師の署名入りの証明書とは別に、日本が指定するフォームにも記載してもらう必要があったので、こんな簡単でいいのだろうかと思いながら

時間的にPCRにチェックが入ってないフォームを承諾するしかなく、一か八かの提出になった。

検査方法は鼻拭いで、自分で細い綿棒を鼻の奥に入れてキットに移し、30分後に結果を聞いて陰性ならメールにPDFが送られてくるという仕組み。

ただそれを自身でプリントアウトしないといけないので、その後空港内のコンビニに行ってプリントしたりすることを考えたら前日にしたほうがよかったです。

検査受けてる人の半分以上が外国人で、この人達はちゃんとプリントアウトできるのだろうか?
と要らぬ心配をしてしまった。

思いっきり『鼻ぬぐい』と日本語。
しかもPCRにチェックなし。

それでもチェックイン時には、あっけなくスムーズに通ったので、名前と陰性ということが英語でわかればOKという一番簡易のもので大丈夫ではないかと思います。

(空港でお会いした日本人の方は2万円かけてPCR受けたよう)

また、国際線は72時前なのに、ジャカルタからバリは国内線なので48時間前になるので受ける時間も考えないといけなく、これまた面倒。

でも以前それを知らずタイムオーバーしてる証明書を提出したら、まぁいいやってバリでは通りましたが、日本ではどうでしょう?

あとの保険の加入証明、宿泊予約の確認はチェックインの時はされませんでした。

私は事前にカード付帯の保険の契約内容を英文で送ってもらったのがあったので、それを携帯していましたが、わざわざ入らなくてもそういう方法もあります。

ただ、帰国便の予約はしてないとチェックインできません。
しかも予約だけじゃなく発券もしてないといけないので、そこは厳しく確認されます。

もうここまでで、関西から羽田に移動して手続きして搭乗するまでヘトヘトですが、無事搭乗できたのでガラガラの機内で横たわり爆睡しました(^^;;

インドネシア(今回はジャカルタ)到着後、以前なら機内から出る前にスタッフが入ってきて仰々しいチェックが行われたのですが、隔離が無くなった今、普通に出ることができました。

まずヘルスアプリの取得の確認を終えて、確認カウンターで書類のチェック。
アレルギー証明書とPCR証明書をさらっと見て搭乗券にスタンプ押してくれて入国審査場へ。

あれだけヒヤヒヤした想いはなんだったのだろうか(笑)

今はVOAを取るかビザを見せる必要があるので、私はビザ(KITAS)を見せて問題なく入国。

人は以前より断然増えました
VOA取得に並ぶ人たち

搭乗時よりすんなり入国できました!

以前に比べたら全然スムーズで、今後はコロナ前に戻る兆しが見えてきてます。

ただ、まだ直行便も少なく、地方発の便もないので早い復旧を願うばかりです。

以上、現場からでした。

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