♯12 グレートティーチャー
まさかの先生就任。
久しぶりの新チャレンジとなります。
紹介してくれた方のおかげもあり信用度も比較的高いなかやらさせてもらえることになりました。
授業の内容等もお任せしますとのこと。もちろん野放しではありませんが、ある程度自由にやって良いと言われました。
それはありがたい反面、言い訳やなどが出来ない状況でもあるのでプレッシャーもありました。
コロナになりいろいろ生活が変化したのですが、大きなところでいくと、
1 食生活を大幅に改善
2 運動と睡眠の質向上
3 勉強をする
1と2はコロナ禍で、こもりまくった結果人生最大体重を記録(164㌢ 85㌔)して、持っている服がほぼ着れなくなり、また長い人生健康でいたいと強く願い取組みました。
♯今は68㌔
3の勉強するは1番変わったことかも知れません。
そもそも取り入れようとすらしてなかったので。
総務省調べでは日本人の成人平均勉強時間は6分だそうです。ほとんどの人は0分なので。
私も料理関係のことは必要に迫られて多少やっていましたが、それ以外は興味すらなかったです。
本とかもまったく読まなかったので。
コロナ禍で家でYouTubeばかり見ていました。よくYouTube大学が面白くて見ていたんですけど、そうするとレコメンドでビジネス系YouTubeがあがってくるようになり、それらの動画を見るようになりました。
ダイエットに関してもまずは知識をつけないとと思い、健康に関する勉強をして痩せることに成功しました。
♯ダイエットのことは俺に聞け
とある人が言っていたのですが、
「子供に勉強しなさい!」と叱っている親は自分が勉強してないだろ!だから子供も勉強しないんだよ!
と激怒しておりました。
私にとっても耳が痛いお話しでした。
動画を中心ではありますが、勉強を始めました。
あまり自分の仕事には関係ない本も少しづつ読むようになりました。
その時勉強したことが学校の先生をやる上でめちゃくちゃ役に立ちました。
1年目としてはよくできたと思いますが、生徒にとっては1年目の先生だろうが、ベテラン先生だろうが関係ありません。
なので本当に一緒懸命取組みました。
もちろんミスや失敗などもありましたが、後悔はまったくありません。
授業の内容も毎回ブラッシュアップし、テストも休みの日に1日かけて何度も改稿しました。
何事も準備は大事です。先生の仕事が決まってからではとても間に合わなかったと思います。
授業のカリキュラムやテストなどはゼロから作りましたが、先生という仕事に対する考え方や生徒に伝える手法などは下地があったのでスムーズにできました。
先生の仕事はとても大変で、授業をするのは業務のごく一部であるということ。
授業内容の制作、テスト作り、採点。実技テストもありますし、材料の管理等。
私は非常勤ですが、常勤のかたは担任をもてば生徒の出席管理や生徒の人間関係も無視はできません。本当に大変だと。外から見ていて大変そうだなぁと思っていましたが、やってみると思っていたよりも大変でした。
それでも一年やってみて、数人ではありますが慕ってくれる生徒がいた時に苦労という苦い果実が完熟した果実に実ったんだと、素直に嬉しかったです。
ひとつ世の中に先生に苦言を呈したいのですが、生徒の質の良し悪しは違うと思うですよ。
例えば調理師の学校に入る時点である程度同じぐらいの生徒が入学しているはずです。
なので今年の生徒は出来が良いとか悪いとかはちょっと違うのかなと。その年の生徒達に合わせて指導することにより毎年同じような平均点を取らせるのが先生の仕事では?もちろん出来る子ややらない子もいますが、全体的なレベルは毎年同じぐらい出ないと先生の価値が無いのではと考えています。
♯初心者が生意気言ってすいません
これからも先生の仕事が続けられたらいいなと。
レストランの仕事が充実していなく、時間もあり、そこにたまたま先生というポストが空いた偶然がいくつか重なった面白い経験でした。
週に1回は朝6時00分に起きて学校に行ってました。前日は遅いと26時とかに就寝。おかげ早起きの習慣も身につきました。
そうすると午前中の時間がもったいないと考えるようになります。
レストランに早く行って何か新しいことをしてもほぼお客さんに届かず破棄に追いやられるので。
例えばカヌレを作り販売してもらってたのですがまったく売ってくれないので、賄いとして食べてもらってました。
♯テイクアウト賄い誕生
カヌレ作りも難航して試行錯誤の中いいものが作れるようになったのに売ってくれないのはモチベーションの低下にもなり、先生の仕事が充実していたので、熱量はレストラン1学校9ぐらいでした。
このままではいけないと思いつつも約束の6月迄はとポイ活マンとの共存に耐えつつゴールデンウィークを乗り越えました。
ただ新しい人を取るそぶりがまったくなく嫌な予感がします。
そして6月にとうとう事件が起こります。
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