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#8学校の先生とは?

1年間自分なりにフルスロットルで駆け抜けた講師活動。
評価してくれる先生や支持してくれる生徒もでき、
自分もそれなりにやれたという自負もあります。
改めて先生という仕事を振り返ってみます。

講師を始めるにあたりどこかで、他人に講師として評価されたいと思ってました。学園祭でも自分が評価されることを第1に考えていましたから。

しかし実習や学園祭を通して考えかたも変わりました。
先生という仕事はむしろ評価されない方が最大の評価なのではないかと。

例えるならスポーツで言うところの裏方なんですよね。

グラウンドをきちんと整備し、道具の管理やメンテナンスをして、選手が良い成績を残すのが裏方の役目ですよね?

かといってチームが優勝したところで表向きに裏方が評価される訳ではなく、選手のみが賞賛されます。

しかし選手や一部の人には間違いなく評価や感謝されるはずです。
先生も同様に表立って評価されるわけではないような気がします。

如何に学生が楽しく、真剣に学べる環境を整えてあげることが
先生の役割ではないでしょうか?

学園祭を通して特に先生とういう存在は裏方なんだと私は思いました。

改めて今年の高校1年生の実習を担当させていただいております。
1年間の経験もあり昨年以上に自信をもって挑みましたが、
思ったようには行きません。

学生が変わればこちらの対応も柔軟に変化していかないと
上手くいきません。

まだまだ未熟ということを痛感いたしました。

誰かに評価されるというのはあくまでも結果であり、
評価を目的にしてしまってはいけません。

ただ誠実に学生と向き合い、よい実習になるように努めていけば
自然とよい評価はいただけると思いますし、仮に評価されなくても
自分が納得できる実習ができればそれでいいはずです。

ですが、少々自信も無くし悩んでいました。 
どうしたらスムーズな実習ができるのだろうか?
どうしたらもっと楽しく学ぶ場所が提供できるのだろうか?

そんななか、昨年私が実習を担当した学生達が、私の勤務しているレストランに食事に来てくれてました。  

昨年の実習が、とても楽しくて料理に興味を持ってくれたそうです。

本当に嬉しかったです。
朝3時に起きて豊洲にイカを買いに行ったことも、
なれないパソコンをつかってまる2日かけてつくった筆記試験問題も、
実習前に書いたつなないホワイトボードも、
いろいろ大変だったけど、講師の仕事をやっていてよかったと思いました。

そして今悩んでいるけれどもがんばるしかないなと。

どこまでできるかわからないけど、できることは最大限やっていこうと、
あらためて思いました。

来週はオムレツの実習です。
これから、練習します。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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