テレビ番組について思うこと
かつてはテレビっ子だった私も、今ではYouTubeばかりで、すっかりテレビを見る機会がなくなってしまいました。
でも、たまにテレビのチャンネルをザッピングすることがあって、その都度思うことがあります。
馬鹿の一つ覚えのように、
「東大生」と「クイズ番組」の組み合わせばかり、ということ。
出てる東大生もだいたい同じ。メンタリストDaiGoさんの弟さんとか、井沢さんとか。ちょっと前までは芸能界クイズ王的な番組で、ロザンの宇治原さん、宮崎美子さん、伊集院光さん、カズレーザーさんなど。クイズ番組はだいたいこのタレントさんたちで回しているような印象です。
チャンネルを変えても変えても同じような番組が出てくるので、うちのテレビが壊れたのかと思うほどです。どうしてこんなにもコンテンツが横並びになってしまうのでしょうか。
昔の話をするのは年をとった証拠なので控えたいところなのですが、私が子供の頃は『クイズダービー』、『クイズ100人にききました』、『なるほど・ザ・ワールド』、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』、『マジカル頭脳パワー!!』など、個性的なクイズ番組が多く、対象年齢もしぼっていてクイズ番組のすみ分けができていたように思います。『クイズダービー』なんか、競馬ですもんね。父親が観ていたので私も一緒に観ていたのですが、倍率ドンとか、何故はらたいらと竹下景子は倍率が低くて、井森美幸の倍率が高いのか意味が全然わかりませんでした(今思えばあーそういうことね、となるけど)。
ここ最近は、クイズ番組つくって、東大生だしときゃ数字取れんだろ、的な作り手の意識が垣間見えるんですよね。
路線バスの旅が流行れば、どのチャンネルでも路線バスの旅をやっていたし。作り手側はプロとしてプライドもってやってるのでしょうか。
個性もない、横並びのコンテンツばかりを垂れ流して。
こんなんじゃ、テレビ観る人が減るのも無理ないなぁと思っています。
では、また~。