見出し画像

「デザイン」とは何か…

デザインとは何か。を一言で定義するのは
非常に難しい。

デザインには名詞と動詞の二つの意味がある。

名詞:装飾を施した模様、図案。

動詞:装飾を施した模様や図案を計画する。

また、デザインは「設計」
という意味も持っている。


だから「デザイン」という言葉は
とても広い意味で使用されている。

洋服のデザイン、お店のデザイン
家具のデザイン

人生をデザインする。なんて使われ方もする。


今回の講義を受けて

非常に広い意味で使用されている
デザインという言葉を

「コミュニケーションのインフラ」
として捉える事で

グッと身近な存在に置き換えることができた。


例えば、ペットボトルのお水を買いたい
と考えたときに

コンビニも、レストランも、洋服屋さんも

全てのお店の外観が同じだった場合

3つの選択肢から
「ペットボトルのお水が買える店」を
瞬間的に選ぶ事は難しい。


今の私たちが、お店の外観を見て

コンビニなのか、レストランなのか、
洋服屋さんなのか

がすぐに分かるのは「外観のデザイン」
が行われているから

だということである。


この様に「デザイン」があることで

私たちは、スムーズな生活を送ることが
できている。


ドアノブは、人間が最も力の入りやすい場所に取り付けられていたり

改札機のSuicaをタッチする場所の角度が13.5℃で、一番タッチしやすい角度に
なっていたりするなど


私たちが生活している至る所に

デザインは存在している為
決して難しいものではない。


では、「良いデザイン」とは
どういうことなのだろうか。

世の中で評価されている
デザイン性の高いものというのは沢山あるが
それが「良い」と決定する要因は
なんなのだろう。


それは「目的」と深く関係してくる。


例えば、和食を食べたいと思っている人に
来店して欲しい

と考えている飲食店の看板が、漢字だった場合

「良いデザイン」だと評価される。


しかし、フレンチを食べたいと思っている人に
来て欲しい

と考えている飲食店の看板が
漢字だったとしたら

たとえ、超有名書道家が書いた字だとしても「良いデザイン」

とはならない。という事である。


この様にデザインは、目的や、シーンと
ピッタリハマったときに

「良いデザイン」と評価されるのである。


この世の中に存在する、全てのものは
「デザイン」されていて

それらは、周囲の環境や、目的に応じて
作成されている。

1つのものが、どの様な環境や目的を
イメージして作成されたのか
注意深く観察していきたい。

https://schoo.jp/class/5858





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?