夜に呑まれる時、プールの底に沈んでいくんだ

朝が来て、ODと闘いながらなんとか起き、学校が始まり、部活も初日からGW後まで休みなしで頑張って、帰って、夜を迎える

全部すごい体力いるけど1番は夜になった後。
夜特有のオーラというか、心がさざめく感じの様な
そんな時 小学校まで習ってたプールを思い出す。一応二級までとってリタイアしたが思い出すのは泳いでる時ではなく沈んでいる時。

当時足がギリギリついて顔が少しだけしか出ない様なプールに少しだけの恐怖感があったが夜になって鬱タイムに入るとその恐怖感が湧き出るのだ。

どんどん水の奥底に沈んでスロープや縁が小さくなっていくけど誰も助けてくれない。泳げるはずなのに背中に見えない不安が付いて引っ張っていく。不思議と息は苦しくない。

誰かがここでビート板やら浮き輪やら投げてくれてももう助かる見込みはない。光の届かない底に沈むか水がゆっくり抜けるのを待つしかない。そんな感覚に夜は浸かるのだ。

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