マイノリティを選ぶ勇気。

私の文章から何かを感じとり
あなたの何かに置きかえて
1歩踏み出す勇気に変えることができたなら
私はとても幸せです。

《その存在に気付いてあげる》

私のフォロワーさんの中に
多様性と向き合っている方がいらっしゃるので
今回は
その方へ大切な何かが伝わるといいなと思い
言葉を選んでおります。

【マイノリティ】
少ないこと。及び少数派という意味。

Weblio辞書より

群れで暮らす人間である以上
多数派の中に自分が存在していることが
一種の『安心』に繋がることは否定できません。

けれども
少数派である自分の中の何かを無視して
そこに居ようとし続けるならば
どこかで辛くなってしまいます。

「無視するのはやめよう」と思う自分の存在に
気付いてあげることが
悪いことでは無いはずです。

《表面化》

マイノリティ側の自分の存在に
気付くということは
何らかのかたちで表に出てきますよね。

それにより
肩身の狭い思いをしたことでしょう。
もしくは
違和感を感じることもあったでしょう。

少数派である「その自分」に対して
誰かに共感してもらえると安心をおぼえます。

けれども
誰にも共感してもらえなかった場合の想像が
先に巡ってしまったとしたら
『誰にも言えない』という思考になってしまい
自分の中で孤独と向き合い
もしかしたら何年も
寂しい思いをしていたかもしれませんね。

人は長い間
寂しいと感じ続けても平気なほど
強い生き物ではありません。


だから自分を救う為に
一旦、その気持ちを閉じ込めるのです。

しかし閉じ込めてきた結果
「やはり無視できない」と気付いた時
カミングアウトすることになります。
口に出せた時には
少しは回復状態にあるかもしれません。

こうして周りに知られないよう
ひとりで苦しんでいる人が
世の中にはいらっしゃいます。

症状として身体に反応がある場合は
周りの人はとても分かりやすいですね。

たとえば
学校へ行こう(行きたい)と思うのに
足が動かないとか
好きだった食べ物が喉を通らないとか
…これらは数年前の我が家の長男の症状です。

何故、例としてあげたかというと
あくまでも今の段階では
学校へ行くのはマジョリティで
学校へ行かないのはマイノリティ
だからです。

こうして表面化する頃、本人は
「その自分」を閉じこめて誤魔化していた頃に
戻れないところまで
きているのではないでしょうか。

《周りの人のフォロー》

今、この記事を読んでいるあなたは
このように苦しむ人の話を
他人事のように思うかもしれません。

でも、あなたがそうでなくても
あなたの大切な人が
誰にも言えずに苦しんでいた場合
その時点で他人事ではなくなるのです。

あなたの大切な人が
皆と同じことができなくなった時
皆と同じように思えなくなった時
立ち止まって動けなくなったなら
安心感を与えてあげましょう。

ここは安全だよと。

安全を感じられない場所で
自分の本音は出せません。

「自分を認めてもらえる」だろうと思える人には
本音を打ち明けてくれることでしょう。

もしあなたが
大切な人の本当の気持ちを聴いて寄り添いたい
と思うなら
その人を安心させてあげましょう。

最初は
こちらの意見を聞かれていないのなら
言わなくてもいいかもしれません。
「聞く」ことに徹しましょう。

信頼関係を疑っている状態では
素直に話を受けとめられないはずなので
安定した信頼関係ができてから
タイミングを見計らって
伝えるべき時に伝えることをオススメします。

《マイノリティを活かせる時代》

時代は変わり
これからもっと多様性が認められるようになれば
昔ほどマイノリティの生きづらさは無くなり
解消されつつあるかもしれません。

マイノリティ側の人が芽を出すには
好きなことをする時間を確保することが
大切なように感じます。

だって、その好きな場所好きな世界では
マイノリティ側だった自分が
マジョリティ側の人に認められることが
あるんですから。

認められるどころか
羨ましがられるかもしれません。

誰かに認められるということは
とても大きなことです。
生きている意味にも繋がります。

そうしているうちに、心に余裕が生まれ
人と違うということを楽しめるようになり
それは欠点ではなく、ただの個性となり
個性から、さらに進化して長所となり
辛かった時代が消化できるのでしょうね。

「満たされない」ことを
ただただ悔やんで生活することよりも
「満たされる」ことを選び
自分自身を受け入れてあげる

そんな生き方を選べるようになるといいですね。

《おわりに》

実は…
この記事を作成するのに
4時間くらいかかりました。

書いては消して書いては消して…。
この伝えたい気持ちを
どう綴っても正解ではない気がしたのです。

でも何も言わずにはいられないという
私の勝手な想いで書き終えました。

言葉どおりではなく
それぞれ読んだ方が自分の立場に沿って
落としこんでもらえたなら有り難く思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。

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そのお気持ちがとっても嬉しいです。 心から…ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚

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