【CL新潟36位】封印石ロスバレ構築解説【新潟旅行記】
【はじめに】
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
熊野真修/マシューです。
https://twitter.com/mashuk98_p
先日5/6,7にポケモンカードの大型大会であるチャンピオンズリーグ新潟2023に出場してきました。
今回noteを書く予定はなかったのですが自分の思考の整理と思い出の共有をできたらと思いキーボードを打っています。
全文無料で読めますが、最後まで読んでいただいてもし満足いただけた方はぜひお気持ち程度に投げ銭をしていただけると今後の励みになりますので何卒よろしくお願いいたします。
【CL新潟に向けて】
まず、今回のCL新潟には前回のCL宮城でDay2進出を果たしたことで優先出場権を獲得していたため、出場することができました。
そのため使用デッキをフルに時間をかけて考えることができました。
ポケカは毎月新弾が出るためその度にカードプールが増えます。
CL宮城からCL新潟にかけて新弾であるクレイバーストとスノーハザードが発売され一気にカードプールが広がりました。
去年でいうとバトルリージョンからスペースジャグラーとタイムゲイザーへのカードプールの増加と同じ時期です。
【デッキ選択の理由】
ただ個人的な所感としてはそんなに環境が大きく変わるとは考えておらず、パオジアンexとディンルーexのデッキタイプ、サーナイトexデッキに勇気のおまもり+フワンテというギミックが増える、ミュウVMAXやルギアVSTARのデッキへの対策としてミカルゲが入る、汎用カードとしてイキリンコex、すごいつりざお、そして最強ドローサポートナンジャモの登場が既存のデッキタイプの中に入っていく、それに対しての対策を考える、というのが自分にとっての課題でした。
CL宮城に出場した時のデッキリストがこちら。
このデッキを使いDay1で7-2、Day2で3-2の総合成績10-4で58位でした。
それによってCL新潟への優先権を獲得した時から新潟ではこのデッキをベースに構築を変えて出場しようと決めていました。
サーナイト、ルギア、ミュウ、ミライドンなどの既存の環境デッキを選択肢から外した理由としてはすでにずっと使っている人たちとの練度に追いつけないと思った点、それらのデッキに対して自分のデッキが有利を取れると思っていた点、他のデッキに思考を割く時間を無駄だと思った点などが挙げられます。
新規のデッキタイプとしてはディンルーexのテキストはめちゃくちゃ好きなのですが、闘エネ3枚のハードルが高すぎました。
Dレギュのカードがスタン落ち(現行のルールでは使用できなくなる)してからロストゾーンを軸としたデッキを使っていてCL宮城のロスバレにたどり着いたこともあって、2023年に入ってからは永遠にロスト軸のデッキを回していました。
同じロストゾーンのデッキタイプとしてはロストギラティナ、ロストヌメルゴン、ロストカイオーガ、かがやくリザードンの入ったロストバレットなど多々ありますが、ギラティナとヌメルゴンは先攻を取りたい中でCLで全試合先攻を取ることはほぼ不可能なことから選択肢から外れました。
アクロマの実験というロストゾーンを軸としたデッキには欠かせないサポートカードを1ターン目から使いたいため後攻を選択して強いデッキを使いたいというのも条件の一つでした。
個人的に盛り抜きでじゃんけんが強い方なのですが、それでも勝率100パーというわけではないです。
ただ、後攻なら100パーと言ってもいいほど現在の環境であれば後攻を取ることができます。実際CL新潟では全試合後攻を選択することができました。
ロストカイオーガは選択肢にずっとあったのですが、ただでさえジャッジマンやツツジがある中でナンジャモまで増えるとカイオーガでのリーサルを狙うのは流石に厳しくないか…?と思い断念しました。
ここまで候補デッキについて話をしているのですが、それぞれの使用デッキを組んで回して候補から外れていったのではなく全て頭の中で考えただけです。そんな時間は流石にありませんでした。
大雑把にはなりますが、上記の理由から封印石ロスバレを使用することを決めました。
【当日の使用デッキ】
こちらが今回のCL新潟で最終的に使用したデッキリストです。
大会の1週間前には完成していました。
宮城との異なる点として新しく入ったのが
・ザマゼンタV
・すごいつりざお
・基本鋼エネルギー
枚数が変わったのが
・ヤミラミ1枚→2枚
・ネストボール3枚→2枚
・エネルギーリサイクル2枚→1枚
・クララ2枚→1枚
・基本超エネルギー3枚→2枚
です。
すごいつりざおというカードが特に偉くて、デッキの枠を捻出するためにクララとエネルギーリサイクルをすごいつりざおに集約させて1枚ずつにしました。厳密には全然違うことを理解した上で書いてあることは大体一緒だから、と自分を騙して枠を無理やり作りました。
ザマゼンタVはDay1の配信卓での勝利者インタビューでも取り上げてもらっていましたが、本当に入れてよかったと思っています。
練習期間にはよく、非エクのザマゼンタではなくこっちを採用している理由を聞かれましたが非エクのザマゼンタは鋼エネ2枚要求であること、ザマゼンタVはHP220でサーナイトexのミラクルフォースを耐えること、ダブルターボのついたルギアVSTARのストームダイブを耐えること、サイド4〜5枚取られた後のリベンジバーストでルチャブルを合わせるとアルセウスやギラティナなどHP280ラインのVSTARまで取れること、特性おうじゃのかまえで最悪の事故を回避できること、新弾で登場したパオジアンex、セグレイブが鋼弱点であることなど優秀な点が多いためザマゼンタVを採用しました。
どっすんグースカのカビゴンを入れていない理由は、基本的にヤミラミ、ウッウ、かがゲコ以外のポケモンVたちは弱点をつく、もしくは高火力を出して相手をワンパンするため、そして森の封印石と空の封印石を貼るために採用しているのでデッキのコンセプトに合わないと判断したからです。
それに伴い基本鋼エネルギーを採用しないといけなくなったのですが、基本水エネルギーではなく基本超エネルギーの枚数を減らしたのはゲッコウガのげっこうしゅりけんを2回以上使うことを意識したからです。
そして一番悩んだのがエネルギーのレアリティです。
これまで通称アクマグエネルギーと呼ばれるエネルギーを愛用していたのですが、鋼と悪のアクマグエネルギーがこの世に存在しておらず、どのエネルギーで統一しようかをずっと悩んでいました。
ポケカをやっていない人には一ミリもわからないと思うのですが、ツイートもしてました(笑)
他にもデッキのレアリティのこだわりとしてミラーやSRなどのいわゆるハイレアリティのカードを一切採用せず、ポケモンVのカード、具体的にはドラピオンV以外は全てノーマル仕様に統一していました。
ボスの指令もミラーじゃなくノーマル仕様にしており、スタートデッキ100に収録されているカードがノーマル仕様のカードが多いので重宝しています。
そのためエネルギーカードもレジェンドエネルギーに統一することを決めました。
CL宮城では配信卓に上がれず、ななっぷるさんからの勝利者インタビューを受けることができなかったのでそれも目標の一つでした。
配信卓に上がった時にそういったデッキのレアリティのこだわりに注目されるのも醍醐味の一つだなーと思ってたのでそういった意味でも目標を達成することができてよかったです。
他のポケモンVの候補としてはアンノーンV、チャーレムVの採用を考えて実際に入れて回していましたが練習メンバーの助言により抜けていきました。
個人的にこういったいわゆるロマンカードが大好きなのでデッキに無理やり捩じ込んでいたのですが、流石に勝つことを優先して真面目に考えました。笑
デッキのコンセプトの話をしていなかったのですが、ものすごくシンプルにいうと理論上どのデッキにも勝てるデッキをコンセプトに作成しました。
ドラピオンV→ミュウVMAX、サーナイト、一撃ルギア、連撃インテウーラ
ガラルサンダーV→ミライドンex、アルセウスVSTAR系統
ザマゼンタV→パオジアンex
ライコウV→ルギアVSTAR、そらピカ
など環境に存在するデッキ全てに弱点を取れること、ヤミラミ、ウッウ、かがゲコその他全てをカバーできることで最強じゃん!と思ってました。
大会後にリストを公開した時には70枚ある?60枚ではない、全部入ってる、など様々な褒め言葉をいただきました。
もしかしたら皮肉ってる人もいるかもしれませんがマジでめちゃくちゃ嬉しかったです。
全部入ってればそりゃ強いしみんな60枚で戦ってる中で70枚入ってると錯覚するリストで戦ってればめちゃくちゃ強いですよね?
【採用理由】
ここからは上記で採用理由について触れていないそれぞれのカードの採用理由を簡単に記載します。
・キュワワー 4枚
説明不要のデッキの主軸。できれば最初に2枚並べたい。1枚はロストしても問題ないカード、はなえらびで最初にロストされていくカード。大前提デッキにピン刺しが多いので複数枚入っているカードはロストされがち。
・ヤミラミ 2枚
宮城の時は1枚だったがヤミラミ二面準備して詰み盤面に持っていくことが多いので2枚。あとは1枚はロストできることが多いので安心できる。ONCとの配信卓ではヤミラミロストはプレミだったととーしんさんに教えてもらいました。確かに。
・ウッウ 1枚
後攻1ターン目でおとぼけスピットを打つことができれば役目としては十分なので1枚採用。
・マナフィ 1枚
今の環境でベンチバリアを抜くことは不可能なので1枚。使わない対面では迷わずロスト送り。
・かがやくゲッコウガ 1枚
WTB、パルキア裏工作とバトルリージョンで登場してから常に使い続けているカード。技も特性もHPも書いてあることが全て強い。スイッチャー+コロンで奇襲で2枚取りを狙える。絶対にロストには送れないカード。
・ネオラントV 1枚
優秀な特性で確定でサポートを持ってこられる。
技でデッキに戻れるので再利用可能、クレセリアをワンパンできるのも偉いしウッウの2枚目の感覚でダメージを刻めるので結構使う。配信卓では殴れず倒されました。ごめんよネオラント…。
・ルチャブル 1枚
主にロスト対面でほぼ必ず使うカード。
ウッウもしくはネオラント辺りでサイドを2枚取ってから、残り4枚をゲッコウガとヤミラミ、もしくはヤミラミ2回で取り切るのが理想だがヤミラミのロストマインでキュワワー、マナフィに60ダメージずつ乗せてツツジ圏内に入らないようにターンを返して、その後ルチャブルの特性で残り10ダメージを乗せて2枚、その後げっこうしゅりけんで2枚取って4枚一気取りで勝つプランが理想の勝ち方。いれかえカートで回復されてずらされることも多いがそれまでの展開で相手が使っていることも多いので結構決まる。ロスト以外の対面では容赦なくロスト送り。
・ネストボール 2枚
宮城から1枚減らして2枚に。終盤、ツツジやナンジャモからアタッカーを引っ張ってくるための札、もしくは初動札だがパスを引ければほぼ入らないので2枚に減らしても問題なかった。
・ヒスイのヘビーボール 1枚
アタッカーがピン刺しのため必須の一枚。サイド落ち確認も短縮できるので基本的には使うがロスト送りになりやすい一枚。
・バトルVIPパス 4枚
説明不要の絶対4枚。最初に1枚でも見えれば安心する。最初のターン以外は何も書いてない白紙のカードのためロスト送り。
・いれかえカート 4枚
たねポケモンしか入っていないので回復できるポケモンいれかえ。最強。
盤面によってはロスト送りになりやすい。
・あなぬけのヒモ 3枚
初動ウッウで殴る時に実質ボスの指令の役割も果たす1枚。
クレッフィやエンペルト、ディンルーなどバトル場で特性を止めてくるポケモンに対しても有効。
・クロススイッチャー 2枚
グズマ。最強。無理やり4枚ぶっ込んで回してた時もあったが4枚あるなら1枚はロストしてもいいか、となりがちでそうなった場合に結局一回しか使えないので2枚採用。基本的には絶対にロストしないがかがゲコなど絶対にロストできない札が来た場合にロストして、そうなった場合もう一枚も迷いなくロストできる札。手札に揃っても基本リーサルまでは使わない。
・ミラージュゲート 4枚
このデッキの主軸カードの一つ。1枚はロストしても問題ないことが多い。キュワワーに逃げエネ、アタッカーにもう一枚、みたいな運用が多い。
・ロストスイーパー 1枚
スタジアム、封印石をロストしつつ、手札の不要札もロストできるので最強。上振れで後攻1ターン目から花選びを3回、アクロマ、スイーパーで7枚に到達できるので後1でげっこうしゅりけんやライトニングロンドを狙える。めちゃくちゃ2枚に増やしたい枠。
・キャンセルコロン 1枚
相棒。スイッチャーもしくはボスからマナフィの特性を消すのがメインだがディンルー、クレッフィ、エンペルトなどの特性を消すこともできるのと、白ルギアやロストに入っているカビゴンの特性を消してウッウで小突いた後のカビゴンにロストマインを乗せたりもできる。使わない対面では容赦無くロスト送りにできる。
・森の封印石 1枚
場面場面で欲しい札を欲しいタイミングで持ってこられる。ネオラントがいなくても他のVと森石があればアクロマに無理やり繋げることもできる。
・空の封印石 1枚
アルセウス、ルギア、ミュウ対面で主に使いたい。森石をやむを得ず使っている場合容赦無くロスト送りにできる、手札に来てしまった場合には適当に誰かにつけとくのが大事。
・ボスの指令 1枚
サポートは基本的にアクロマを撃つが、リーサルでボスが欲しい場面が多いので1枚採用。ヤミラミがマジで強いのでロストする札に迷った場合にはロストに送ってもなんとかなる。
・キバナ 1枚
ピン刺しが多いので欲しい札を持ってくるために使う、エネ加速もできる、めちゃくちゃ強い1枚。森石と合わせれば2枚持ってこられる。スターバースじゃん。
・クララ 1枚
ヤミラミ、ウッウ、ゲッコウガの再利用に主に使う。対面によってはライコウ、ガラサンで殴り合うのでその辺を回収することも多い。ロストに迷ったらつりざお、エネリサとの兼ね合いによってはロストしても問題ない。
・ツツジ 1枚
調整段階で一度抜けてたがないと拾えない試合があるため戻ってきた。
相手が2枚、こっちが6枚引けるのがマジで強い。ジャッジマンとナンジャモとの明確な差別化。非エク、ポケモンVと取られた時に最速で撃ってロストマインで回収するパターンもあり。
・ビーチコート 1枚
相手も使いたい盤面の時剥がされずに帰ってくる可能性も高いのでエネを節約しながらロストを増やすことも可能。
・頂への雪道 1枚
アルセ、ルギア対面で後1から雑に置くのが最強なパターンもあり。
サナ対面で後半雪道ツツジからまくるパターンも多々あり。
あとはロスト対面の隠し札を封じるのも強いため一枚採用。
去年の環境でずっと愛用していた裏工作パルキアでも4行リストを使っていたのですが、あれは裏工作というトレーナーズ確定サーチがあったから強かったんだよなぁと思ってましたが、ロストデッキでも最初のドロー、はなえらび、かくしふだをしっかり使えば5〜7枚くらいは1ターンにめくれるので欲しい札は大体引いてこれるよな、と考えていました。
同じような理由で、後攻1ターン目でアクロマの実験、バトルVIPパスに繋がらない確率が体感めちゃくちゃ低いと感じていたのもロスバレを使った理由でもあります。
よく他の人がロストを使わない理由としてアクロマが引けないから、と言っているのをよく聞いていたのですがマジで全く理解できませんでした。
アクロマの実験の現物4枚に加えてネオラントV、森の封印石というアクロマの実験の5枚目6枚目を入れている、ポケギアでは確定ではないため5枚目6枚目にはならないことなど、細かい確率計算なんていらない当たり前の理屈でほぼ毎試合後攻1ターン目にアクロマの実験を撃っていました。
CL新潟でアクロマかVIPパス、もしくはその両方を撃てなかった試合は1試合だけでした。
むしろそれくらいの引き、個人的には大嫌いな理論ではありますがいわゆる上振れをしないとCLという大舞台で勝ち続けることなんてできないし、引けないと思ってる時点で勝てるわけないじゃん、というポジティブ思考で臨んでいました。
ポケカプレイヤーってそういう意味ではネガティブな考え方の人が多いと思うんですがなんでなんでしょうか?笑
練習中にもほぼ全ての試合で後攻1ターン目でアクロマとパスを使っていたのでイカサマロスト、通称「イカロス」という大変ありがたい称号もいただきました。ただ神話に準えると最終的に翼をもがれて地上に堕ちてしまうので縁起悪いなとも思ってました。笑
【大会1週間前】
CL新潟までの1週間で、けんてぃー杯、ポケポケCS、という大きな大会が2回あったのも個人的にとても大きかったです。
https://twitter.com/kentoishikawa/status/1653726530395320320?s=20
けんてぃー杯では5-1でベスト4に入ることができました。
準決勝では大事故で負けたので、大会前の乱数調整で下振れを引けた、と考えてました。
この時点で実はフルでデッキリスト公開してましたが、誰が使っているかもわからないし警戒されるわけないから公開してもらいました。笑
同じくポケポケCSでは3-3で予選落ちという結果に終わりましたがこれも乱数調整でむしろ上振れまくって大勝ちしなくてよかったーと思ってました。
とはいえ負けていいわけがないのでこれは本当に単なる負け惜しみ、言い訳です。笑
とまぁ大体こんな感じで本番までの期間をフルに使って封印石ロスバレの練度を高めることに終始していました。
ありがたいことにポケカのおかげで本当に交流が広がり、いろんな練習会に呼んでいただきレベルアップすることができました。
自分はチームには一切所属していません。デッキに対する考え方が絶対に他人と合わないことを理解しているのとチームの中での考えやプレイスタイルに固執することが怖いからです。
ただ、チーム内でレシピを磨き上げてそれを共有して結果を残すことのかっこよさには本当に憧れます。
今回、そうやって一緒に練習した友達が多くCL新潟に出場することが決まっていたため、単純に新潟旅行としてもみんなで行けるのがめちゃくちゃ楽しみでした。
【新潟旅行記】
ここからは新潟での滞在期間の話をできればと思います。
新潟といえば日本海が育んだ魚、米、酒!!!
特に日本酒が楽しみでした。
5/5の夕方に新幹線で新潟入りをし、会場である朱鷺メッセ近くのホテルにチェックインをしてみんなで決起集会を兼ねて食事にいきました。
みんなで食べる飯、酒がこの世で一番美味しいと思います。
刺身もめちゃくちゃ美味しかったです。
大会前夜だったので我慢しようと一瞬だけ悩みましたが飲みました。
大変美味でした。新潟グルメの情報も載せておきます。
海鮮家 葱ぼうず
025-240-6363
https://maps.app.goo.gl/qpe3peZ5w8ahFuWD6?g_st=ic
ホテルに戻り、デッキ登録に間違いがないか確認をしながらスリーブの入れ替えをして早めにベッドに入ったのですが、マジでアドレナリンですぎて寝られませんでした。
YouTubeで普段は流さない睡眠導入のBGMを流し無理やり寝たのがおそらく3時くらい。8時に起きたので5時間くらいは寝られました。十分でした。
ノンシュガーのレッドブル、明治のブラックチョコレート、午後ティーストレート、いろはすといういつものセットを事前にコンビニで購入しておいたのでそれを持って会場である朱鷺メッセへ。
マスターリーグの参加者はグループAとBに分かれていて、グループAの方が集合時間が早いです。
友達と合流して席に座って待機していたのですが、一緒に来た友達以外にも知り合いが多く参加してたので挨拶回りをしてました。
前回大会の優勝者であるイナゲタ選手もお見かけしたのでご挨拶をさせていただいたのですが、本当に人柄の良い素敵な方でした。
YouTubeで知ってくれていたらしく、もっとONE PIECEの話もしたかったです…!
そして試合が始まり、それぞれ試合が終わるたびに集まって戦績を報告しながら一回戦ずつ進行していきました。
4回戦終了時点で少し長めの昼休憩が入りました。
これまでのCLではこの昼休憩後の5回戦で負けることが多く、マイナス方向のジンクス的なものがあったのですが、なんとここで配信卓に呼ばれました。
対戦準備を終えて開始を待っていたところで声をかけられたので、カードが混ざらないようにジャッジの方に慎重に運んでもらいました。
CLでの念願の配信卓で、緊張よりもとにかく楽しみの方が大きかったのですが、それよりも5連勝がかかった大事な試合でもありました。
概要欄からタイムスタンプで飛ぶことができるのでぜひ観てください。
相手の事故とこちらの神引きに助けられ無事5連勝。
その後、6回戦で負けてしまい5-1、そのあとは
7回戦 勝ち
8回戦 負け
9回戦 勝ち
と前回のCL宮城と同じく7-2でDay2へ進出。
前回まではDay2に進出すれば次回のCLへの優先権がもらえたのですが今回のCLが今シーズン最後のCLのためDay2に残っただけでは何もなし。
そのため今回の目指すべき最低目標としてはBEST32に入って6月に開催されるポケモンジャパンチャンピオンシップスというシーズン最後の国内最大規模の大型大会への優先権を獲得することでした。
そのため8-1もしくは9-0でDay1を抜けたかったのですが、7-2だったためDay2で5連勝するしかなくなりました。
Day1からDay2でデッキを変更することができるのですが1枚も変えずに臨みました。
サーナイトが増えると予想していたのでヤミラミを1枚抜いてあまいわなを使えるクチートを入れようか迷ったのですが、クチートでのLOプランを狙うことでプレイングがブレるのを危惧して結局変更しませんでした。
同じくDay2に進出できたのが他に2人いて、その2人も含めて一緒に新潟に来ていた友達みんなで美味い酒を飲みに行きました。
相変わらず美味い飯と美味い酒を飲んでDay2進出とみんなの健闘を讃えて乾杯。人生の最高潮。
越後の旬と地酒 えびす鯛
025-255-5522
https://maps.app.goo.gl/7GNwJBRH211nSkS79?g_st=ic
飲んだあとは締めの味噌ラーメン。人生の最高潮を更新。
吟醸味噌らーめん まごころ亭 新潟駅前店
025-278-7307
https://maps.app.goo.gl/4mRVJeNQW8a5d9a57?g_st=ic
締めまでしっかり堪能したのち、ホテルへ。
デッキ登録とスリーブを替えて就寝。
1日目の夜とは違い、流石に疲れすぎててすぐ寝られました。
ノンシュガーのレッドブルをしっかり注入し、会場へ。
マスターリーグの参加者は昨日の2,800人くらいから200人ほどに減っており、代わりにジュニアリーグ、シニアリーグの参加者たちで埋め尽くされてました。子ども可愛い。
二日目の本戦ではまず5回戦を戦い、その後の最終成績で16位以内に入れば決勝トーナメント進出。
そのためには5連勝が最低条件。
順調に白星を重ねて迎えた4回戦。
vsヤマグチヨシユキ
TCGマイスターでマッチング表を見た瞬間に配信卓を確信。
負けられない一戦をポケカ四天王と争うという大変ありがたい試練を授かりました。
その様子もこちらで確認することができますのでぜひ!
完敗でした。絶対リベンジします。
1ターン目、ヤミラミに手貼りしてひっかくを宣言したのは結果的にはプレミだったと思いますが、ONCの手札があそこまで事故っているとは思わず、クレセリアを引いてミュウやフワンテなどで返してきた時におとぼけスピットで取れるように攻撃しました。
そのまま手貼りして技宣言されるなら20点を乗せ返されても関係ないと思ったのもあります。
実際、サイドに1枚落ちていたとはいえ最初の手札、その後のアクロマで1枚も見えていなかったミラージュゲートを一枚でも引けていればげっこうしゅりけんでクレセとラルトスにダメージを与えてアドバンテージを握れていたので間違ってはいなかったと思います。
相手のナンジャモの的確な撃ち方、冷静なプレイングによってしっかりと負けました。2日連続で配信卓に上がれたことは自信に繋がりました。
そして最終戦。勝って総合成績11-3。
Day1
1,○ 6-5 後攻 ロストヌメルゴン
2,○ 6-2 後攻 ロストカイオーガ
3,○ 6-4 後攻 パオジアン
4,○ 6-4 後攻 ロストヌメルゴン
5,○ 6-2 後攻 ロストギラティナ(配信卓)
6,× 2-6 後攻 ミュウ
7,○ 6-5 後攻 ロストギラティナ
8,× 0-6 後攻 アルセウスジュラルドン
9,○ 6-3 後攻 連撃ウーラオスインテレオン
Day2
1,○ 6-3 後攻 ロストギラティナ
2,○ 6-1 後攻 白ルギア
3,○ 6-2 後攻 ロストギラティナ
4,× 2-6 後攻 サーナイト(配信卓)
5,○ 6-5 後攻 サーナイト
前回の10-4を超える成績だったことと4戦目の負けだったこと、負けた相手がONCだったことでオポ的に32位以内に入ったか…!?と思ったのですが惜しくも届かず36位でした…。
BEST64には入ることができたためプロモカードエネくじをもらって会場を後にしました。
2日間通して、コヤチャンポケカ部の動画を見てくださっていた方、コヤッキーチャンネルで考察を見てくださっている方など自分のことを知ってくれている方が声をかけてくださり、サインを書いたり写真を撮ったり交流ができました。
普段からジムバトルに出ることも多く、CLに限らずどこでももし見かけたら写真やサインはよっぽどのことがない限りは断ることはないのでぜひお気軽にお声掛けください。マジでめちゃくちゃ嬉しいです。
会場である朱鷺メッセを後にして、新潟旅行の締めは寿司だろ!となり寿司屋へ。
混雑していたため、待ち時間を潰すことになったのですが新潟でこれだけはどうしても食べたかった新潟グルメバスセンターのカレーを食べにいきました。
量も多いし、甘口かと思いきやしっかり辛くて味も濃厚。
一緒に行った人やおすすめしといた人たちの評価も高くて鼻高々でした。笑
TVで紹介されていてずっと気になっていたので食べる機会に恵まれてよかったです。
万代そば
025-246-6432
https://maps.app.goo.gl/QY8ibW9UHGzqvd3g6?g_st=ic
そして時間が来たので寿司屋へ。
カレー食べた後でも関係なく美味い寿司はいくらでも食べられました。
鯛、ぶり、サーモン、トロ、のどぐろ、赤貝、マジで全ネタ美味しかったです。
廻転寿司 佐渡弁慶 万代シテイ店
025-256-8616
https://maps.app.goo.gl/akyEcHaqyv7apCKE8?g_st=ic
そして新幹線で東京へ。
車内でCL新潟の決勝戦を観戦していました。
魂の配信卓で敗北したヤマグチヨシユキ選手がそのまま優勝。
ヤマグチヨシユキ選手は前日の0-2から超絶怒涛の16連勝でそのまま優勝、そしてこれによりポケカ四天王全員が世界大会であるWCSへの出場権利を獲得というドラマティックな展開で幕を閉じました。
ポケカにのめり込むきっかけとなったCL新潟2019の決勝戦、シマダダイチ選手vsヤマグチヨシユキ選手の試合からリベンジを果たして初のCL優勝というドラマもありました。
ありがたいことにONCとは交流もあったのでその感動は一入でした。
【最後に】
次の大型大会はPJCS。
6/10,11に行われるのですが、優先権を獲得できなかったため抽選で当選しないと出場することはできません。
8月に日本国内、横浜で初開催となる世界大会に出場するためにはこのPJCSに出場して勝つしかありません。
ということは抽選で受かるしかないので受かります。
当たればいいな、ではなく当てます。そして勝ちます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
最初にも書きましたが、よければ今後の応援の意味も込めてnoteの購入をお願いいたします。
本業である、俳優業、YouTube業、そしてポケモンカード、全てに全力を注いで生きていきます。
応援よろしくお願いします!!!
熊野真修/マシュー
https://twitter.com/mashuk98_p
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