生きる気力がわかない時に
昨年あたりから、なんとなく、
生きる気力が減ってきた感じがしていた。
「年だから仕方ないよね」
これは間違ってはいない。
でも。
本当はあきらめられないのに、あきらめようとしているとどんどんエネルギーがなくなっていく。
私の場合は『家』が一番のチャージ場所。
築40年近くなり
✅まだ蛍光灯の照明が半分以上ある
✅キッチンでは年に一度アリが大量に押し寄せる
✅トイレの便座の付け根が折れたまま
✅壁紙が剥がれている場所がある
✅玄関前のタイルが割れてるし滑る
…まだまだある
ちょっとした不自由が積み重なり、都度訴えても動かないダンナにあきらめかけていた。
「もう施設に行く準備をしよう」
親たちの施設入居準備を全部してきてわかったことは
『何も持っていけない』
なんだ。そうか。
今あるものは何も必要ないものなんだ。
コツコツ集めてきた食器もこんなにいらない。
コップ、茶碗、皿、箸が一セットだけいい。
…………
……
…いいのか?
来年も生きているとしてこれから1年間、
そうやって生きるのでいいのか?
蛍光灯がなくなるまで、ウォシュレット機能が壊れるまで、壁が腐るまで見ながら生きるのでいいのか?
すると
昨日やっとダンナが動きました。
なぜ動いたかは明日。
