
地域を支え未来を創る 子育てすまいる☺プロジェクト「まちかど保健室」
現在、宮城県東松島市内にある複合施設で、
子育て支援事業に携わりながら 地域の主任児童委員さん方とともに
子育て支援の取り組みをされている、若井祐子さん。
今回、ビジネスプランコンテストに応募され、
1次選考を通過された祐子さんから、
普段のお仕事、ビジネスプランの内容や背景についてお話を伺いました。

今回エントリーされた事業プランの概要についてお聞かせください。
私は2年前まで、養護教諭として23年間、
学校で子どもたちの健康と成長を見守り、支え続けてきました。
しかし、コロナ禍で父の介護を3年間続け、
見送ったことを機に人生を振り返り、早期退職を決意しました。
そして、生涯現役で人と人が関わる仕事がしたいと考え、
父が残してくれた実家を改装し、
おやき(大判焼き)を通じた「まちかど保健室」をつくることにしました。
「まちかど保健室 すまいる」は、多世代が関われる「おやき(大判焼き)」をツールとしたコミュニティスペースです。
子育て支援、相談・交流、シニアの活躍の場を通じて、
地域全体で子どもを見守ります。
孤立しがちな親子を支え、収益はおやき販売、イベント運営、
助成金を活用し、温かい地域コミュニティを持続的に運営していきます。
「まちかど保健室」のコンセプト
🟢 おやきを通じた地域交流
母との思い出のソウルフード「おやき」をツールに、
世代を超えた人々が気軽に集まれる場を提供します。
🟢 子育てママの支援
ママたちが安心して子育てできるよう、相談や交流ができる環境を整えます。
🟢 シニアや多世代の活躍の場
子どもの成長を応援したいシニアや、
得意を活かしたい人が関われる仕組みをつくります。
🟢 「ほっとできる居場所」
子どもからお年寄りまで、誰もが安心して集まり、
笑顔になれる拠点を目指します。
「おやきを焼く香りと温かさの中で、子どもたちを見守り、地域がつながる。」
そんな空間を創り、この街を“安心して子どもを産み育てられる街”にしていきたいと考えています。
事業プランに込めた想いについて、お聞かせください。
この事業プランを立ち上げた理由は、
自分自身の子育てを通じて、親子が気軽に交流し、
相談できる場所の必要性を強く感じたからです。
私自身、子育てをするまで自分の街の不便さに気づきませんでした。
しかし、30年前に実際に子育てをする中で、
親子が気軽に交流できる場所や相談できる拠点がないことに
疑問を持ちました。
そこで、地域の主任児童委員の後押しを受けながら
子育てサークルを立ち上げ、
行政と連携し子育て支援センターの設立に関わることができました。
また、父の介護や、母の双極性障害を支える家族としての経験を通じて、
人が支え合いながら安心して暮らせる地域づくりの大切さを実感しました。
震災から14年が経ち、少子化はますます加速しています。
このままでは、子どもたちの笑顔が消えてしまうかもしれません。
しかし、地域の元気の源は「子どもたちの笑顔」にあります。
だからこそ、安心して子どもを産み育てられる街づくりが必要なのではないでしょうか。
昨年12月、私は初孫という小さな天使と出会いました。
その笑顔を守りたい――そして、我が孫だけでなく、
すべての子どもたちの笑顔を守ることが、
私の使命なのではないかと考えるようになりました。
「まちかど保健室 すまいる」は、子どもたちの笑顔を守るために、
親子が孤立せず、支え合いながら暮らせる地域社会を築くことを目指します。
今後のビジョンについてお聞かせください
「まちかど保健室 すまいる」は、単なる支援拠点ではなく、
子ども・親・高齢者など、
すべての世代が笑顔になれる地域のプラットフォームを目指します。
本市にとどまらず、社会全体に子育てに優しい街づくりを広げ、
安心して子どもを産み育てられる環境の実現を推進していきます。
若井祐子さん ありがとうございました!
みりすビジネスコンテストとは
「ママでもできる。ママだからこそできる。ビジネスは子育てよりも簡単です。」
というスローガンのもと、今乃世護代表の知識、経験を実践ベースで提供し、ママ、女性が「起業」から「経営」できる力をつけることができる
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